あなたの大事な我が子をいじめや犯罪から守るために本当に必要だと思うこと コラム

平和だといわれる現在の日本でも、毎日のように目にする子供が犠牲になる事件や事故。自分で身を守ることが難しい年齢の幼い子供たちをターゲットにする恐ろしい人間が、残念ながら世の中には一定数いることを思い知らされるニュースも多く目にします。専門家でも政治家でもありませんが、日本に生きる一個人として、子供達を守る方法を真剣に考えてみました。

子供が被害者となる事件

子供が犠牲になる痛ましい事件が後を断ちません。大阪の中学生2名が命を落とした拉致殺害事件、川崎で高校生が中学生の首をカッターで切りつけ、川辺に放置した事件。そして大津のいじめ自殺事件。

まだ物心もつかない幼い子供が大人の手によって命を落とす事件も毎年必ず起こります。

この世に生まれてたった数年で、恐怖と痛みと苦しみを味わい、身勝手な理由で命を奪われた幼い子供たちのことを思うと、心が痛むと同時に強烈な怒りが込み上げてきます。

しかしどんなに腹が立っても、他人の人権どころか、命まで奪った人間に私たちは何もすることができません。たとえ法が裁いても、理不尽に奪われた命と遺族の笑顔は二度と戻ってきません。

起こってしまった後には、どんな方法を使っても取り戻すことのできない痛みと悲しみが続くことを思うと、やはり起こる前に防ぐことをしなくてはいけないと改めて思うのです。

被害にあわれた無垢な命のご冥福を祈りながら、同じことを繰り返さないぞとの思いでコラムを書かせていただきます。

子供が犯罪に巻き込まれやすい理由

  • 身体が小さい
  • 声が小さい
  • 警戒心がない
  • 好奇心が強い

子供がかわいいと言われる所以が、全て犯罪の巻き込まれやすさと繋がっているのが何とも皮肉なことです。

身体や声が小さいので抵抗に合う心配が少なく、警戒心の無さや好奇心の強さを逆手に取って、いとも簡単に子供の心を掴む犯罪者は非常に多いと思います。

加害者が見えない怖さ

犯罪者が「私は悪いことを考えています」と首からプレートを下げていたり、明らかにケダモノの顔や空気を纏っていれば私たちは万全の対策を練ることができますが、悪いことを考えている人間が善人のような顔をしていることは非常に多いです。

また、酒鬼薔薇聖斗事件のように、子供が子供をターゲットにすることも今では珍しいことではないのかも知れません。イギリスでは、わずか10歳の少女が猟奇的感情で3歳や4歳の男の子を連続殺害した事件さえあります。

大人でさえ警戒できない相手を、子供が危険察知することはほぼ不可能なことのように感じます。

いじめという犯罪

いじめと犯罪は別物のように捉えがちですが、いじめも非常に質の悪い犯罪です。

子供同士の「喧嘩」は、むしろ大人が介入しない方がいい場合もありますが、一方が被害者になり、一方が加害者になる「いじめ」に発展した場合は、子供だけで解決することは本当に難しいように思います。

精神的にダメージを受けたり、あるいは命を落とすような状況に至る前に、大人が解決を図るべき問題です。

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犯罪や事故から子供を守るために

子供が成人するまで、親や関わる大人たちの一番の責任は「命」と「健康」を守ることではないかと思います。

自分で自分の身を守るにはあまりにも未熟で無垢な子供たちを、私達はどうやって守ればいいのでしょうか?

親ができること

犯罪を防ぐために「いかのおすし」を子供に教えるというのは有名ですが、自分自身の子供時代を思い返してみても、教えられたことの本質を理解して実践することはなかなか難しいです。

私自身、親や幼稚園で同じようなことを繰り返し教わったはずですが、全く記憶にありません。

小学校1年ぐらいのころのことですが、留守番中に「お父さんに栽培した野菜を渡したいけど家が分からない」と父の会社の同僚と名乗る人から電話があり、最寄りの駅まで迎えにいき、その人の車に乗って誘導したことがあります。

その人は本当に父の同僚だったわけですが、私が母や幼稚園の教えを守っていたら家を出ないはずで、子供はどんなに教えられても目の前で起こることを信じるものだと思います。自衛は難しいです。

親や大人が危険回避をしてあげることが何より重要だと思います。

いかのおすし 詳細

①危険な場所を排除

まずは危険な場所、危険な環境を避けること。

子供の行動範囲を把握し、そこに潜む危険を洗い出し、解決策を講じて欲しいと思います。当たり前のことのようですが、完璧にしようと思うとなかなか労力のいることだと思います。

痛ましい事件現場を報道などで見ると、「こんなに危険そうな場所を一人で歩いたの?」というようなこともしばしばあります。

住めば都で人は環境に慣れてしまうのが落とし穴。目を光らせて、改めて身の回りの危険を確かめ、自分自身や地域に声をかけて対策を練るのは非常に効果があると思います。

街灯をつける、視界を遮る樹木を伐採する、人通りの少ないルートや竹林や茂みなどを立ち入り禁止にする、そういったことで防げる危険は多々あるような気がします。

②異変がなかったかを確認する

親だけでは察知できない危険を、子供は危険と認識せずに記憶していることがあります。

「今日は何かあった?」と声をかけ、「誰かが車から見ていた」や「道端に虫がたくさん死んでいた」など、あれっと思うことを親の目で確認し直すことも大事なことのように思います。

保育施設や学校の先生に望むこと

いじめ

非常に当たり前のことですが、家では分からない子供の様子をしっかりと観察すること徹底して欲しいと望みます。

特に「いじめ」に関しては子供は親に隠す傾向が強いので、先生に気づいてもらえなければ悪化の一途を辿る場合が多いように思います。

また、先生が先生を監視するシステムも設け、生徒と積極的に関わらない教師や生徒に無関心な教師を見逃さず、そういう担任のクラスに問題がないかを学年ぐるみ、学校ぐるみで把握する必要もあると思います。

また、教員採用試験時にそういう「人間性」の部分も重要な評価基準となるようなシステムを構築して欲しいと願うばかりです。

地域社会に求めること

性犯罪者や凶悪犯罪者が出所した場合、その情報を地域住民に公表できないのなら、せめて自治体が徹底してその人物を監視して欲しい。

そういった方針をとるのが国の役目であり、地域の安全にとって最重要なことだと思います。

通学路の見守りや、夜回り先生など、個人でできることには限界があります。その目を掻い潜って犯罪を犯そうと企む人間に、一般市民が勝つことはできないのです。

一般に情報公開できる法律が作れないのなら、責任を持って危険な人間を「知っている」人たちに警戒してもらうしかないのです。

加害者にならないように育てることも重要

そして犯罪被害者を減らすには、犯罪者加害者を減らすのが一番の近道です。

加害者を育てない!

私たち大人がこの意識を持って子供と接することも非常に大切です。

悪いことをしたら叱り飛ばす

子供にとって親がある程度恐い存在であることは必要だと思います。愛を持った厳しさは子供の教育にとても大きく作用します。

悪いことをしたら思い切り叱り飛ばす!

法が裁く以前に親や教師が裁いて、悪いことをすれば必ず自分に返ってくることを体験として教え込むことができれば加害者への一歩は防げるのではないかと思います。

いじめも同じで、いじめ加害者が「恐い」と感じる存在が必要です。

親が子供に舐められれば、家庭は子供の帝国になってしまいます。その状況は、弱者を攻撃することに歯止めをかけられない環境になるのではないかと思います。

おいしい食事が犯罪を防ぐ

食卓

「美味しい食事さえしていれば犯罪者にはならない!」という意見、私も賛成です。

愛情のこもった温かい食事ほど心に沁みるものはありません。「美味しい」と思うこと、「お腹が満たされる」ことは、人の心に非常に良い影響を与えます。その逆は…。

実際に犯罪と食生活を研究するプロジェクトもあり、非常に興味深いです。

どんなときでも、必ず手作りの食事を家族で囲むことを心がけたいです。

少年犯罪とキレる食事 日本政策研究センターHP

子供がいない私ですが・・・

私にはまだ子供がいないので、実際に子育てをされているお母さん達からはもっとリアルな声や、具体的な案などが出てくるのではないかと思います。

私は政治家や専門家の声よりも、そういったお母さんたちの声が最も犯罪抑止に効果があると信じています。

痛ましい事件が続く現在、政府や自治体はもっとお母さんたちの声を聞く機会を設けて欲しいと思うし、それを実践するフットワークを持って欲しいと切に願うばかりです。

子供たちが皆笑顔で、皆未来に羽ばたける社会を作ることが、私たち大人が今最もやらなければいけないことだと思います。

「犯罪」「子供」 についてもっと詳しく知る

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