『手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)』とは?

妊娠中は浮腫みが原因で、体がしびれたり足を攣ったりすることはよくあること。手のしびれを感じる妊婦さんも少なくありません。そんな「手のしびれ」ですが手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)という病気があるのをご存じでしょうか?むくみやすい妊娠中にかかる人が多いと言われています。ここでは手根管症候群についてまとめました☆

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)ってどんな病気?

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)とは、手のひらのつけ根にある手根管という管の中にある正中神経が慢性的に圧迫されることによって手の痛みやしびれ、運動障害がおこる病気です。

年齢、性別に関係なくかかる病気ですが、妊娠中は急激な体重の増加や浮腫み、冷えなどが原因でかかる確率が高くなると言われています。

発症初期からしびれや痛みが広がっていくのが特徴です。このしびれ・痛みは明け方になると強く感じることが特徴としてあります。またしびれ・痛みの程度も様々で「なんとなくしびれた感じがする」というような軽度のものから、熱湯を触っても何も感じないほど感覚が麻痺してしまう重度のものまであります。

妊娠中の手根管症候群は一時的なものなので産後3カ月ほどすると症状が消える場合がほとんどです。

妊娠中に治療は受けれる?気になる治療方法☆

画像:www.thecenterforhas.com

手根管症候群の治療は手術を行わない「保存的治療」とメスを入れる「手術療法」がありますが、妊娠中の手根管症候群の場合は産後に症状が消えることがほとんどなので「保存的治療」で症状の緩和を図ることがほとんどです。

  • 手関節(手根管周辺)を安静にする
  • 浮腫みを予防する
  • ビタミンB12の服用
  • 塗り薬や湿布
  • 手根管にステロイド・麻酔を注射する
  • 手関節背側装具を使用

また欧米では手根管症候群の妊婦さんに対して鍼治療を行い痛みを緩和する方法が広く知られています。日本の鍼灸院でも妊婦さんに対する手根管症候群の治療をしているところがたくさんあります。興味がある方は助産院で鍼治療について聞いてみるといいでしょう☆

まずは予防を。妊婦さんが心得ておきたい手根管症候群対策!

画像:naturalpractitionermag.com

妊娠中の手根管症候群の原因は主に急激な体重増加や浮腫みと考えられているため、むくみ・体重増加対策をすることが予防に繋がります。

  • 産院の指示のもと体重管理をしっかりとする
  • 浮腫みの原因となる塩分の摂り過ぎに気をつける
  • パソコンや手首を酷使しない
  • 鎮痛剤などの薬品は医師から処方されたものを服用する

母体と胎児への影響

画像:www.momjunction.com

手根管症候群は胎児に何か悪影響を与えるような病気ではありません☆また妊婦さんにとっても重篤な病気ではなく産後、しばらくすると症状が消える一時的なものがほとんどです。

しかし、薬を服用する際は産院から処方されたものを服用するようにしましょう。

手根管症候群かかりました!体験談

実際に手根管症候群にかかった先輩ママの体験はどのようなものだったのでしょうか?気になる先輩ママの体験談をご紹介します☆

体験談①:マッサージするのが良かったです

マッサージ 手

私も妊娠中期から産後数日までは手根管症候群が
とても酷かったです。
マッサージしたりこまめに動かすと
ほんのちょっとだけ痛みが和らぎましたが
いつも不快でした。

ホルモンのバランスと浮腫が原因みたいです。

私も産婦人科で相談してみたのですが
産んだら治るだろうと言われていました。

産後から数日経って
不快感や痺れが消えました。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

体重増加や浮腫みのトラブルが増える妊娠中期~後期に発症したというママが多いようです。安静にする、サポーターをする、マッサージする…人によって症状を緩和する方法は色々あるようです。自分にあった方法を試して、なるべく痛みや不快感を取り除けるといいですね。

体験談②:本当に産後、症状は消えるのか不安です

画像:www.cool-health.com

先月から右手の痺れがあり病院を受診し手根管症候群と診断されました。

出産したら2週間程で症状は消えると思うと言われましたが、実際本当に産後症状が治まってくか心配です。右手だけだったのが左手も痺れるようになり、マグカップを持ってるだけで手首の筋がピキーンとなり片手では持てないので産後赤ちゃんを抱っこできるのかも不安です(>_<)箸も痺れでうまく使えなくなってしまったため、フォークで食事をとってます。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

手根管症候群は重度も様々。箸やコップが持てない、つねっても熱湯がかかっても何も感じない、という重度の方は産後ちゃんと症状がなくなるのか不安なはず。

産後の手根管症候群はホルモンバランスと関係していると言われているため、出産直後は体の回復を図るためにもしっかりと休養を。順調な体の回復が手根管症候群からの回復にもリンクしています☆

まとめ

画像:galleryhip.com

手根管症候群は妊婦さんや赤ちゃんの命に関わるような重篤な病気ではありませんが、妊娠中の不快感を増したり、産後まで続く場合は赤ちゃんのお世話にも影響してきます。

普段の妊婦健診で指導される通り、体重管理や塩分摂取に気を付けるなど基本的な生活習慣の見直しで予防が可能です。妊婦さんになると健康面で気を付けることがたくさんですが、それも色々な病気予防に繋がっています☆頑張りましょう!

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

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