秋から冬にかけて注意!!季節性うつ病の症状と対策?

秋から冬にかけて発症する「季節性うつ」という病気があるのをご存知でしょうか?脳機能の障害の一種でうつのような症状があらわれる病気です。なぜ、秋から冬だけに発症するのか、その原因と予防・対策法を説明します。また、ママが「季節性うつ」になってしまった時にはどうしたらいいのかについても解説していきます☆

秋から冬にかけてうつになりやすいってホント?!季節性うつとは?

冬になると、なんだか眠くてたまらない…何にもやる気にならない…そんなことはありませんか?もしかしたら、その症状「季節性うつ」かもしれません。

秋から冬にかけて発症するのが「季節性うつ」です。春になると症状が治まってくるケースが多いため、自分でも気が付かない場合もよくある病気です。

季節性うつって何?

季節性うつは、10月から11月頃から症状があらわれ始めます。秋から冬にかけてうつ状態が続き、春になる4月頃に症状が改善されていきます。そのため、「季節性感情障害(SAD)」、「ウインターブルー(冬季うつ病)」と言われることも。

季節性うつは、脳機能障害の一種で次のような症状がみられます。

季節性うつ病の症状

悩む

  • 過眠
  • 過食(特に甘いものや炭水化物が食べたくなる)
  • 気持ちの落ち込み・気力の低下
  • 無気力・倦怠感・引きこもり
  • 集中力の低下

症状が重くなると、日常生活にも支障をきたしてしまう場合もあるので注意が必要です。

秋から冬にかけて発症しやすいのは何故?

季節性うつの発症は、冬季の日照時間の減少が原因であるといわれています。

日照時間が減ることで、脳内の「セロトニントランスポーター」というたんぱく質の量が増える場合があります。「セロトニントランスポーター」が多くなってしまうと、心を安定した状態に保つ働きのある「セロトニン」を必要以上に回収してしまい、うつ状態になってしまうのです。

また、セロトニンの減少によって睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌も減少してしまうので、睡眠障害を引き起こしてしまうのです。

季節性うつ、その対策は?

季節性うつは、原因がはっきりしているので対策や予防もしやすい病気です。次のことを心がけて生活することで、季節性うつの予防や改善に効果があるといわれています。

1.光に当たる。照明を明るくする

季節性うつは、自然の光を多く浴びることで症状が改善します。そのため、なるべく日光に当たるようにしましょう。

しかし、なかなか自然光に当たることができないケースもあります。そういった場合は、自宅や職場の照明を明るいものにすることでも効果が得られます。

治療の現場では2500ルクス以上の高照度光を照射する「高照度光療法」が多く行われます。この療法により、生体リズムが整い、季節性うつ病患者の約70%の人に何らかの効果が得られているとの報告もあります。

運動をする

運動

運動をするとセロトニンが増えるといわれています。特に一定のリズムを刻むような有酸素運動が効果的。

ウォーキングや自転車こぎなど、簡単な運動を日常生活に取り入れるようにしましょう。これらの運動を継続的に行うことが大切です。なるべく1日5分以上、毎日続けることで季節性うつの改善や予防につながります。

やることをリスト化する

気持ちが落ち込んでくると、やるべきことができず気持ちだけが焦ってしまうことも。そういった状態になると、さらに気持ちが沈んで落ち込みのスパイラルに入ってしまいます。

そんな時におススメなのが「ToDoリスト」の作成。やるべきことをリストアップすることで、一日の作業が整理され取り組みやすくなります。また、一つずつやり終えた作業にチェックを入れていくことで達成感を得ることもでき、気持ちの落ち込みから解放されやすくなります。

ママが季節性うつになってしまったらどうしたらいいの?

悲しい

ママが季節性うつになってしまうと、家庭のいろいろなところに支障が出てしまいます。自分の心や体の変化に気を配り、季節性うつが疑われる場合は、早めに先ほど触れた対策法を取るようにしましょう。

ヨーロッパでは、季節性うつの治療に自然療法も多く取り入れられています。森林浴や温泉、アロマなどたまには日常から離れて自分を癒してあげることも効果的です。

また、セロトニンの生成にはタンパク質やビタミンB6が欠かせません。毎日の食事のメニューにこれらの栄養素を含む、レバーやチーズ、ヨーグルトや卵などの食材を加えるのも効果的です。

症状が重いようなら病院へ

病院

いろいろな対策をしても、うつ症状が改善しない、また症状が重い場合は精神科に行くことをおススメします。精神科では、先ほども触れた高照度光療法の他に薬物療法を行うこともあります。

家族に理解してもらうことで、協力してもらえます☆

相談

家族にも季節性うつについてや自分の状態を説明し、理解してもらいましょう。

理解してもらうことで、育児や家事などに対して家族の協力を得やすくなりますよ。

日ごろから意識して季節性うつを予防しましょう

発症してしまうと大変辛い「季節性うつ」ですが、運動や規則正しい生活を心がけることで予防することができます。

実は季節性うつを予防するための生活習慣は、家族みんなにとって良い効果のあるものばかりです。寒くなる季節、特に「季節性うつ」になりにくい生活を意識して過ごしてくださいね。

「季節うつ」 についてもっと詳しく知る

リファレンス一覧 ※外部サイトに飛びます

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

カテゴリ一覧

フォローすると公式アカウントから、最新の情報をいち早くお届けしています!