母親は妊娠から出産後の2年間、身体に傷を負い続けている

妊娠・出産・子育て・家事…。妊娠をすると女性は180度、生活も身体も変わります。女性の身体一人でこの負担を支えられるのか、と疑問に思うほど。妊娠中と産後の身体は「全治8ヶ月の重症」と言われています。とてもじゃないけど、家事をやるには厳しい。それをあまりにも理解できない旦那さんが多いと思い今回、コラムにこのテーマを選びました。

妊娠は病気じゃない、産後は1ヶ月で動ける・・・母親を超人とでも?

妊娠は病気じゃない、産後は1ヶ月経てば動ける、良く聞きますね。

確かに妊娠は病気ではないし、産後の身体は妊娠前に戻ったから大丈夫でしょ~。

とんでもない、大間違い!
 
妊婦の身体、産後の身体がどんな状態なのか、「旦那さん」たちにご説明しますね。

そして、これから説明することは1日2日の症状ではなく、妊娠期間の10ヶ月から産後約1年間、全体で「約2年間」続く症状です。

あなたは耐えられますか?

妊娠中の女性の身体と心

  • 極度の眠気
  • 肌荒れ
  • 胸・お腹の張り
  • 便秘、下痢
  • 頻尿
  • 吐き気、嘔吐(つわり)
  • 腰痛、腹痛
  • 皮膚が伸び、亀裂が起こる(妊娠線)
  • 鼓動が早まる、息切れなどの呼吸障害
  • 胃・心臓、その他臓器の圧迫感
  • 倦怠感
  • 情緒不安定

妊娠は、卵子と精子が受精して、赤ちゃんがすくすく育って陣痛が来て誕生!だけではありません。

受精して、赤ちゃんがすくすく育つ過程で、妊婦さんの身体は想像以上に変化を遂げ、陣痛が来て誕生するまでは命をかけているのです。

産後の女性の身体と心

産後の女性の身体と心 画像:jp.pinterest.com

  • 全身筋肉痛、肩こり
  • 浮腫み、胸の張り
  • 睡眠不足
  • 頻尿、膀胱炎
  • 会陰切開・会陰裂傷の痛みによる排尿・歩行困難
  • 帝王切開後の痛み
  • 腰痛(抱っこ、骨盤の開き・歪みなど)
  • 腹痛(子宮収縮、後陣痛など)
  • 慢性疲労症候群
  • 抜け毛、肌荒れ
  • 情緒不安定、孤独感
  • 自律神経失調症
  • 育児への不安、ストレス
  • 旦那への不満、ストレス
  • 新たな病気、身体の痛みが発症する可能性

出産したらはい終わり、ではありません。

この身体の状態で子育てに家事をしなければならないのです。

「母子共に健康」ではない

「母子共に健康」ではない 画像:jp.pinterest.com

世の中の母親は自分の身を粉にして、妊娠・出産・子育てに挑んでいます。

特に私が言いたいのは「産後」。

お母さんたちの身体は「ボロボロ」です。最近は、女性推進社会になりつつあるので臨月に入るまで働いて、産後数ヶ月で復職するお母さんたちが多くなってきていますよね。

あなたの旦那さんはそんなあなたに協力してくれていますか?

妊娠中は気にしてくれる旦那さんも、産後は普通の身体に戻ったと思っていて家事も育児も難なくこなせると思っている人が多いように私は感じています。

「母子共に健康です。」というのは、退院するまでの間だけ。

退院後は、産後ハイになったと思えば夜泣きで寝不足になりイライラしたり情緒不安定が続いている上に抜け毛や肌荒れ、後陣痛、身体がボロボロなので新たな病気が発症する可能性も高い、…それを理解できない旦那さんへの不満で余計にストレスが溜まる…。

だけど、そんな事はお構い無しのように我が子はお腹が減るし、うんちをする。少しの余裕だってありません。

旦那さんやこれからパパになる方にもう一度。

「あなたはこの身体で2年間、耐えることが出来ますか?」

そしてもし、「子供が生まれてウチの奥さん変わったんだよな~」と会社の飲み会で愚痴を言っている同僚がいたら言ってあげて下さい。

「奥さんが変わったのではなく、あなたが変わるべきだ」と。

「出産後」 についてもっと詳しく知る

「トレンド・イベント」に関連する他のまとめ

カテゴリ一覧

フォローすると公式アカウントから、最新の情報をいち早くお届けしています!