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辛いつわりの時、夫は何をしてくれた?お願いのコツとしてもらって嬉しかった5つのこと

妊娠に伴って多くの妊婦さんを悩ませるつわり。本当に辛いですよね!動きたくても動けず、やる気も起きない…。なのに毎日の家事や仕事は待ったなし!つわり期間中、私が実際に夫へ依頼したことやお願いのコツ、「してもらって嬉しかったな」と思うことを、体験談を通して紹介していきたいと思います。

PIXTA

待望の妊娠!嬉しさも束の間、やってきた強敵、つわり

夫と付き合う以前、看護師として働く私は仕事を始めた頃からその仕事のハードさに生理不順となり、半年以上月経が止まってしまうこともしばしばありました。

看護師としてあるまじきことではありますが私は仕事を優先し、婦人科を受診することもなく気付けば5年以上が経過していたのです。

夫との結婚を意識し始めた頃「生理不順のまま放置していて、私は子供を産めるのだろうか…」という強い不安に襲われ、ようやく婦人科を受診。

低用量ピルによる治療を開始し、内服の効果から順調に生理が来る様になって1年が経った時、婦人科医師より「一度内服を止めてみて、しっかり月経が来るかみてみましょう」と伝えられました。

そして、夫との入籍が確定した昨年3月。私はピルの内服を止めることに多少の不安を抱えつつ、同時に妊活を開始することにしたのです。

妊娠と同時に訪れた吐きづわり

つわり PIXTA

妊活を始めたものの、これまでと変わらず仕事に明け暮れる日々。気付くと、またもや月経が遅れ始めていました。

「やっぱり駄目か…」と落胆すると同時に「もしかしたら…?」と妊娠への微かな期待が浮かびました。2015年7月、入籍日当日に人生初の妊娠検査薬を試してみると、なんと陽性!

妊娠に対する喜びと職場への報告を済ませたのも束の間…直後に私を襲ったのは、辛~い吐きづわりでした。

つわりに対する夫の態度

喧嘩 夫婦 PIXTA

妊娠5週目頃より始まったつわりは妊娠14週頃まで続きました。幸い重症化こそしなかったものの、体重は妊娠前から3キロ減。一日に5~6回繰り返し吐き続けていたため咽頭部から出血し、戻したものには血が混じりました。

それでも仕事は続け夜勤もこなしていましたが、妊娠7週目に入った頃に切迫流産の診断を受け、結果として1ヶ月程休職することになりました。

休職中は布団とトイレを行ったり来たりの繰り返しで、肉体的にも精神的にも辛かったのを覚えています。夜中便器にしがみ付き、結局そのまま朝までトイレでうつらうつらする毎日。

食べたものを全て吐いてしまう私に対する夫の態度は「金を払って吐いてるようなもの。もったいない…」と何とも散々なもの。いびきをかいて眠る夫に対し憤りを感じても、私に怒る気力はありませんでした。

つわりで動けない…夫へのお願いのコツ

悩み PIXTA

つわりは女性しか体験することのない妊娠期特有の症状。‟酷い二日酔い”や‟荒波に浮かぶ船上での船酔い”など、男性の理解を促す表現は数あれど、残念ながらわかってくれるまでには至らないことがほとんどでしょう。

そんなとき私が夫に対して伝えたことは単純でした。それは「○○をして欲しい」と具体的かつ簡潔に話すこと。「○○が出来ない」ということを、あくまでも「お願いできない?」というスタイルで依頼してみたのです。

夫は口数が少なく何を考えているのか分からないことも多い人でしたが、自分の妻の状態に対して関心が無い訳ではありませんでした。どうやら「自分が何をしたらいいのかわからない」状況だったようです。

「つわりで辛いんだから、察してちょうだいよ…」というのが本音ですが、それでは決して伝わらないのが男性。

私のお願いを受け入れてくれた夫は、先手を打って行動、とまではいかずとも自分から率先して依頼したことをしてくれるようになりました。

もちろん、妻もしてもらって当たり前の態度ではいけません。そして依頼したことが完璧でなくても、絶対に文句を言わないこと。必ず「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えることが大切であると学びました。

感謝してます!してもらって嬉しかった夫の5つのサポート

それでは私が実際に夫へ依頼したこと、してもらって嬉しかったことを紹介します。

1. 職場への送迎

職場まで自転車で通勤していた私は、妊娠を機にバス通勤に切り替えていました。しかしつわりによる吐き気と嘔吐から、たった20分のバスと徒歩での通勤に音を上げ、車通勤をしていた夫に職場への送迎を依頼してみたのです。

朝にはとても弱い夫でしたが、早起きして私を職場へと送り出し、自分の仕事が早く終われば迎えにも来てくれました。これは、本当に嬉しかったです。

もうじき産休に入りますが、私が仕事へ復帰した今も送迎を続けてくれています。

2. 食事の用意

料理 男性 PIXTA

休職中は昼も夜もなく吐き続け、夫が帰宅するまで部屋の電気をつけることもなくトイレに籠っていた時期。

ある日、夫へ「食事の用意が出来なくてごめんね。自分の食事だけでも準備出来る?」と話しました。すると夫はお米を炊いたりパスタなど簡単に作れるものを、二人分用意してくれるようになったのです。

その他にもゼリーやヨーグルト、サラダ等、帰宅途中にコンビニに寄り、私がつわり中でも食べられそうなものを買ってきてくれることもありました。

3. 毎日の洗濯

洗濯 PIXTA

洗濯は、私からは何も言っておらず夫が率先して行ってくれたことです。布団から起き上がれずにいた私に文句も言わず、自分の制服や私の着替えを集めて洗濯をしてくれていました。

今でもとても感謝しており、夫を見直した部分でもあります。

4. 生活必需品の買い出し

買い物 男性 PIXTA

トイレットペーパーや洗濯用洗剤、柔軟剤などは、つわり期間中だろうと関係なく消費されていきます。これらの買い出しについても「そろそろ○○がなくなりそうで…仕事帰りにお願いできる?」と夫へお願いしていました。

しかし今はネットスーパーなどもあるので、それらを活用する方法もあったのかもしれませんね。

5. ペットのお世話

猫 PIXTA

我が家は2匹の猫と7匹のチンチラを飼っています。私にとって本当に大切な家族ではありますが、つわり期間中のケージやトイレの掃除は辛く…同じ家族である夫へ上記のことを説明し、つわり期間中だけでもお願いできないかと依頼しました。

現在はつわりも治まったのでケージ掃除も問題なく行っていますが、念のため、妊娠期間中の猫のトイレ掃除は継続して夫に行ってもらっています。

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つわり期間中の夫のサポート体験談

つわりの辛い時に夫が助けてくれると、そのありがたみが身にしみますよね。先輩ママたちの体験談も紹介します。

家事や料理をやってくれた

悪阻の時は
かなり旦那に助けられました!!
ご飯も仕事行く前に
作ってくれて、帰ってきても作ってくれて
家事も全て旦那がしてくれてました(*´∇`*)
私には、無理しないで
寝てていいよと言って凄く
助かりました(^-^)v
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妊娠してから私がにおいに敏感になってしまい、料理や洗濯をすると気分が悪くなる為、ほとんどの家事を主人がやってくれていますf^_^;
ネットで妊婦さんが食べやすい物など調べて買ってきてくれたり*
主人が料理をしてくれている間私は別室に避難して、洗い物もやってくれます。
アイロンも一生懸命やってくれていますが、とってもぎこちなくてついつい手を出したくなります(^◇^;)
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サポートされる側が「こんなに甘やかされていいの?」というくらい、よくできた旦那さんたちです。文句ひとつ言わずサポートする姿は本当に素敵ですね。

背中をさすってくれた

旦那がいるときに吐き気に襲われたときは付きっきりで背中さすってくれました\♡/
匂いにも敏感になり料理ができない時にはご飯作ってくれましたよ♩
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嘔吐しているときにしっかり背中をさすって声をかけてくれたという声。優しくて思わず涙が出そう……優しい旦那さんですね。

夫への感謝の言葉も忘れずに

うちは私が吐きづわりもあったので、辛そうだね大丈夫と、家事全般してくれていました。
旦那さんが家事を手伝ってくれている時に、横になったりテレビを見るときは、『ごめんね、ありがとう家事お手伝いしてもらってるのに、横になっててもいいかな?テレビ見ててもいい?』と声をかけてました。
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夫のサポートはありがたいものですが、してもらって当然という態度では後々の夫婦関係にしこりを残す可能性も…。つわりでつらい中、大変ではありますが、ねぎらう気持ちはなるべく伝えるようにしたいものですね。

つらい時期を乗り越えるには、夫の協力が不可欠

夫 PIXTA

ほとんどの妊婦さんに訪れるつわり。つわり真っ最中では先の見えないつらい日々も、必ず終わりが来ます。しかし、その期間を乗り越える為には夫の協力が不可欠。

男性は具体的に言葉で表現し指示してあげないと行動に移すことが難しい生き物だということを念頭に置き、自身がどんな状況に置かれているのかを上手に伝えて、たくさん甘えることが大事です!

つらいつわり期間を夫婦の絆を深める機会にかえて、さらなる愛情をもって赤ちゃんを迎えられると良いですね。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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