妊娠超初期の基礎体温グラフはどう変化する？

基礎体温とは？

基礎体温とは、朝目覚めた時に身体を動かしていない状態の体温のことを言います。

基礎体温は生理周期と密接に関係しており、生理周期により体温が二相に分かれています。生理が始まる日から排卵日までの間は低温期、排卵後から生理が始まるまでの間が高温期になります。

妊娠時の基礎体温グラフはどう変化する？

妊娠時の基礎体温グラフは、生理予定日までは特に違いはありません。

妊娠していない場合には、生理開始とともに高温期から低温期へと移行しますが、妊娠している場合には生理が始まることなく、そのまま高温期が続きます(もちろん個人差はあります)。

妊娠すると高温期が続く理由

妊娠すると排卵後に黄体ホルモンである、プロゲステロンというホルモンを出します。このプロゲステロンの影響で、基礎体温が高温期に入ります。

受精後に着床し、高温期になれば、妊娠していると考えられます。黄体ホルモンであるプロゲステロンが出ない場合は低温期に移行し、生理がくるわけです。

妊娠超初期は基礎体温の確認をしよう

赤ちゃんがほしい女性にとって、基礎体温は気になるものですよね。中でもリセット予定日の基礎体温は特に気になるものかと思います。

妊娠超初期の基礎体温というのは一般的に「高温期が続く」ということ以外に特徴がなく、基礎体温だけでは妊娠したかどうか判断できないものです。しかし、妊娠検査薬を使う時期には早すぎるため、妊娠しているかどうか判定が出ません。

いずれにせよ基礎体温を測り続けることで妊娠の兆候に気づける場合もあるので、基礎体温を測り続けておきましょう。