高齢者に手厚く子育て世代に厳しい、今の政治に一石を投じる「ドメイン制度」に一票!

「日本死ね!」でも話題になっているように、子育て世代の厳しい現実は続いていますが、一方で、低所得層の高齢者に一律3万円を支給するという新たなバラマキの検討が進んでいるそうです。「どうしてその予算を子育て世代へ割いてもらえないの?」そこには、世代の政治影響格差問題が潜んでいるのです!

今の政治は高齢者に手厚く子育て世帯に厳しい「シルバー民主主義」!

現在国会の補正予算案で審議されている「低所得層の高齢者に3万円を給付する」という議案があります。

この議案が可決されると総コストは約3600億円!この金額は、待機児童問題解決のために必要な「保育士の待遇改善」に要する予算規模とほぼ同額になるそうです。

また、この「低所得層の高齢者に3万円を給付する」ということを行うためのコールセンターなどの事務コストがなんと234億円!!このお金でいくつ保育園が作れるでしょうか?!

最近では「保育園落ちた日本死ね!!!」と題したブログが話題になったのをご存知でしょうか?保育園に入れず苦悩しているママが多い中、シルバー世代ばかりに優しい今の日本はママたちにとってとても居づらい空間ですよね。

それに一時的に3万円もらったところで、果たして低所得層の高齢者の生活は解決するのでしょうか?!絶対解決しませんよね。そういう一時的なバラマキではなく、根本的な問題解決が必要だと感じます。

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シルバー民主主義とは?

なぜ場当たり的な「高齢者支持の獲得」のために予算を当てる議論が繰り返されるのでしょうか。それは、現在の政治が高齢者の方ばかり向いている「シルバー民主主義」だからです。

実は現在、投票人口に占める65歳以上の高齢者数は65%なんです!35歳未満の子育て世帯の実に3倍です!どの政党も結局は得票数が命ですから、この実態が政治を「シルバー民主主義化」してしまっているのです。

人口においては3割程度の高齢者の影響力がここまで強くなってしまうのは、高齢者の方がより選挙に足を運ぶからなんですよね。

しかしこれは2014年時点での数字。日本がこのまま少子高齢化が進めば、この開きは更に加速していくでしょう。

選挙権「18歳以上」なんて焼け石に水

高齢者の政治影響力のバランスを変えるためには、残念ながら、「選挙権の18歳以上」の憲法改正も焼け石に水だそうです。このまま少子高齢化やシルバー民主主義が続けば、日本はどうなっちゃうのでしょうか?!

事態はかなり深刻です!!!

元ハイキャリ・ビジネスマンの都議会議員『おときた駿』さんの提案が話題!

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 32歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。 出典: otokitashun.com

そんな政治の現状へ一石を投じて話題になっているのが、元ハイキャリ・ビジネスマンの都議会議員・"おときた駿"さん!議員なのに月額500円の有料Webマガジンの配信を始めて話題になりました。

私も「え?なんで情報発信でお金とろうなんて考えるの?」と思いましたが、彼の説明を読んでみると納得しました。

ネットはとても強力な情報発信ツールでありますが、「紙」でしか情報が届かない人たちもまだまだたくさんいるのが現実。紙で情報発信しようとすると、必ずコストが発生してしまう、、そのコストをネットから捻出するという発想だそうです。

「応援代わりに毎月500円」というキャッチフレーズも、彼の政策に賛同できるなら好感が持てます!

0歳から投票権を!世代の政治影響格差の解消を目指す「ドメイン制度」

赤ちゃん

おときた駿さんの最近の提案で話題になっているのが、前述のような世代間の政治影響格差を是正するための画期的なプラン、「0歳から投票権を与えよう!」というもの。通称・ドメイン制度というものです。

もちろん、0歳の赤ちゃんが政策を理解して投票することはできませんから、成人するまでの期間は親権者がその投票権を代行するという仕組みです。

なるほど!な仕組みですね。

だって、待機児童問題などで困っているのは本当はお母さんだけでなく、将来に渡り政策のつけを払わされる赤ちゃんたちもその一人なのですから。

欧州議会や有名学者も推奨!決してとっぴなものではありません!

画期的!と申しましたが、実はこの仕組、おときた駿さんが突然ひらめいちゃったとっぴなものではありません。元々はアメリカの人口統計学者のポール・ドメイン(Paul Demeny)によって1986年に考案されたものです。

ドメイン投票方式は人口統計学者のポール・ドメイン(Paul Demeny)によって1986年に考案された投票方式であり、この方式が生まれた背景には、彼の「政治システムはもっと若い世代の関心に敏感でなければならない」という考え方があった。

このドメイン投票方式は、近年の先進諸国での低出生率を上昇させる効果があるとしても期待されていて、ドイツをはじめとする欧州では、近年すでに議会の議案として取り上げられており、採用までには至っていないものの、議会で議論されているテーマの1つである。

日本でも、少子高齢化社会に対応した政治制度として、一橋大学の青木玲子教授が推奨している。 出典: ja.wikipedia.org

ドメインさんだけでなく、ヨーロッパでもすでに政治テーマとしてとりあげられているし、有名な学者の方も推奨しているものなんですね!

皆さんはどう思いますか?!ネットの反響は?

選挙

政治にはすごく疎くて投票も行ったり行かなかったりの私ですが、私はとっても賛成です!

「ドメイン制度」という議案を知ってむしろ政治への興味関心が高まり、我が子のためにもちゃんと投票に行こう!と思いました。願わくは、我が子の分の投票権も携えて‥。

さてさて。皆さんはどう思いますか?ネットの反響を見てみましょう。

配るのに234億円。国が子供のために集めた寄附は2000万円。馬鹿にしている!

全くその通りです!!配るコストに234億円かけるなんてナンセンス!

とにかく誰のためのものでも「バラマキ」はやめて、もっと根本的な解決方法を考えて欲しいですよね。

ソフト・ランディング案もアリでは?!

ほほーぅ。その考え方もアリですね。

核家族化が進んでいますが、高齢者の皆さんが自分の孫のことを考えて投票するようになるかも?!

子供も人間としては「一人」

「0歳から選挙権」なんて言うと憲法学者がギャーギャーしそうなテーマですが、確かに子供も人間です。

各種、課題を議論しながら、こういうことこそ法改正にチャレンジしてもらいたいものです!

「ドメイン制度」の議論をきっかけに、子育て層も選挙に参加しよう!

親子 赤ちゃん 日本人

私はこの議案を通じて、世代間の政治影響格差の実態を知りました。

現在、20〜35歳未満の人口(有権者)は約2035万人 。対して、65歳以上の人口(有権者)は約3300万人 。すでに子育て世代の人口数は高齢者数よりも少なくなっています。

ここに「投票率」という、更なる格差につながる要素だけでも改善するために、まずは私自身がちゃんと政治に関心をもって、ちゃんと選挙に参加しないとイケないなと感じました。

政治はよくわからないことも多いと思いますが、自分や子供たちの生活に直結することもたくさんあります。

とっつきにくかったら、まずはおときた駿さんの有料Webマガジンを読んでみるのも1つの手かもしれませんね!

「議員なのに、どうして有料で情報を売るんですか?」byおときた駿ブログ

「おときた駿」「ドメイン制度」 についてもっと詳しく知る

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