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ストレス解消にも!?赤ちゃん・子供にお昼寝が必要な理由とは

睡眠をとることは成長していく上で必要なことですが、夜にとる睡眠とは違って、お昼寝には成長期に欠かせない様々な働きがあるのをご存知でしょうか?今回は子供のお昼寝の必要性や私自身が実践しているお昼寝しないときの対策、更にお昼寝はいつまで必要なのかということを、厚生労働省の見解などとともに紹介します。赤ちゃんのお昼寝や子供のお昼寝に悩むママは参考にしてください。

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お昼寝が必要な理由って?

赤ちゃんが小さいうちは毎日お昼寝をする子がほとんどだと思います。大人になるとほとんどの人がしなくなるお昼寝は、なぜ赤ちゃんにとって必要なのでしょうか。

赤ちゃんの元気を回復

はいはい PIXTA

お昼寝は夜の睡眠よりも「レム睡眠」が多くなります。睡眠には「ノンレム睡眠」「レム睡眠」の2種類があり、ノンレム睡眠が身体的な健康を司るのにたいし、レム睡眠は情緒的な回復に効果があります。

よって、短い睡眠でも赤ちゃんは精神的に満たされ、落ち着いた状態で目覚めることができるのです。

赤ちゃんのイライラを解消

お昼寝をすることによってストレスホルモンが下がり、赤ちゃんの精神的なイライラを解消してくれるといわれています。

お昼寝をし損ねた赤ちゃんが夕方以降グズグズしてしまう経験があるというママもいるのではないでしょうか。これはお昼寝でストレスを発散できなかったためかもしれません。

また「お昼寝しなかったから夜はすぐ寝るはず」と思ったのになかなか寝てくれないことも。これも、お昼寝で発散すべきストレスを夜まで持ち越してしまい、なかなか眠れなくなっている場合があるのだそうです。

生活リズムを身につけることができる

お昼寝の時間を計画的にすることは、夜眠る時間を計画的にすることに繋がり、生活リズムをつけることができるようになります。

午後7~8時の間に赤ちゃんを眠らせたい場合には、お昼寝2回であれば1回目を午前10時ごろ、午後は2時~4時頃に眠ります。そうすることで夕飯の時間はご機嫌でいることができ、午後7~8時には疲れてきて眠ってくれるでしょう。

大きくなってきてお昼寝を1回にする場合には、正午~午後1時までの間にお昼寝を済ませるようにします。

出典元:
  • ドクターウィリアムシアーズ マーサシアーズ「シアーズ博士夫妻のベビースリープブック」(主婦の友社)
  • ドクターウィリアムシアーズ マーサシアーズ「シアーズ博士夫妻のベビーブック」(主婦の友社)

寝付かないとき、ママたちはどうしているの?

ママ PIXTA

赤ちゃんがなかなか寝付いてくれないとき、みなさんはどうしていますか?私が行っている、赤ちゃんを眠りに誘うための過ごし方をご紹介しますね。

寝付きやすい環境作り

テレビは、移り変わる映像やキラキラとした明るい光で赤ちゃんにとっても魅力的なものです。もしお昼寝をするときにテレビがついているとそちらに意識が向いてしまうので、必ずテレビは消しています。

カーテンを閉めるなど少し暗めのお部屋にするようにしましょう。

ママが横で仮眠を

お昼寝をする時間だけれど、なかなか寝付かない子供の場合は、まずはママが横で仮眠をとってみてください。

ママの寝息を聞いているうちに、気づいたら子供の方も眠たくなってしまうというパターンはよくあるようです。うちの子もよく眠っています。ママ自身も疲れが取れるので、たまには家事をやめてお昼寝してみましょう。

お昼寝はいつまで?

5歳 PIXTA

厚生労働省の保育所保育指針では、以前は午睡(お昼寝)が必須とされてきましたが「一人一人の子どもに適したものとし、必ずしも午睡に限定することなく、心身の安静が保てるような環境の設定に配慮する。」という記載に変更になりました。

保育園の中には小学校就学に備えて5歳児の昼寝を取りやめる園も出ています。体力のついてきた4~5歳児ではお昼寝をしてしまうと夜眠れなくなってしまう子もいるようで、そうした子供たちはお昼寝をしないことによって、夜眠る時間が早くなる利点があるようです。

日中にお昼寝をしなくても夜まで元気に起きていられるようになったら、無理にお昼寝をさせなくて良いかもしれませんね。

出典元:

赤ちゃんの様子を見ながらお昼寝させてあげよう

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今回は、子どもには何故昼寝が必要なのかということについてご紹介しました。お昼寝をすることは体だけでなく、心の休息にも役立っていたのですね。

ママも赤ちゃんの成長のためにも眠りについて、もう一度考えてみてくださいね。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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