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ピジョンの「母乳アシスト」を使用した感想!手動さく乳機のメリットとは

赤ちゃんに母乳を与える場合、ママが赤ちゃんに接することができないときや、赤ちゃんが母乳をあまり飲もうとしないときもありますよね。そんなときにはさく乳機で母乳を保存しておくと、後から赤ちゃんに哺乳瓶で母乳を与えることができます。さく乳機には大きく分けて手動と電動があり、どの商品を選ぶか迷ってしまいますよね。そこで、手動さく乳機のメリット・デメリットと、ママに人気の商品・ピジョンの手動さく乳機「母乳アシスト」を実際に使ってみた感想をお届けしますので、商品選びの参考としてみてください。

PIXTA

ピジョンの手動さく乳機「母乳アシスト」

私が使っていたのはピジョンの手動さく乳機「母乳アシスト」です。入院中に病院でもこれを使っていたので、同じものにしました。

手動さく乳機「母乳アシスト」

ピジョン 母乳アシスト 手動

息子が生まれてすぐの頃はまだ赤ちゃんもおっぱいを吸う力が十分でなく、私の乳首も吸いにくかったりとお互いにうまく授乳ができませんでした。

なので助産師さんにアドバイスしてもらい、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れて飲ませていました。産院でも使用していたこともあり、使いやすさが購入の決め手でした。

どんな時に搾乳するのか

飲み残しでおっぱいが張って痛い時や、乳頭が傷ついて直接吸われると痛む時、誰かに預けてお出かけをする時など様々なシーンでさく乳機が活躍してくれます。

また私の場合は、赤ちゃんが飲む量に対して製造される母乳の量が多かったせいか、夜中にまとまって寝てくれるようになっても、胸が張り母乳パッドから服にまで漏れて寝られないこともよくありました。

搾乳機を購入してからは、おかげで洋服に漏れる前に搾乳することで解決できました。

手動搾乳機のメリット

哺乳瓶 PIXTA

産院でも使われている手動のさく乳機のメリットはどんなところなのでしょう。

1:電動に比べると安い機種が多い

お金 PIXTA

手動搾乳機は電動タイプに比べて価格も安く、ドラッグストアなどでも販売しており購入しやすいです。

私の場合は、まずはピジョンの手動さく乳機「母乳アシスト」を使うことにしました。手動タイプを使ってみて、使用頻度が多くなれば電動タイプも検討しようと思ったからです。

2:衛生的で消毒方法も楽

消毒 PIXTA

この「母乳アシスト」は部品をすべてバラバラにして洗えるので衛生的です。また消毒方法も煮沸、レンジ、薬液、すべて対応しているのもポイントです。

我が家の哺乳瓶消毒方法は電子レンジで消毒する方法なので、哺乳瓶と一緒に洗った後レンジで消毒できとても便利で助かっています。

部品は無くさないように!

部品がバラバラにできるのは衛生面でもとても便利です。ですが部品を1つでもなくしてしまうと搾乳機の役割が果たせないので買い換えなければなりません。

消毒後は搾乳機のセットをひとまとめにして無くさないよう専用のケースにしまうなど気をつけるといいでしょう。

3:2段階の搾乳モードを選べる

最初は優しい刺激で母乳を出やすくする「さく乳準備モード」、母乳が出てきたら「さく乳モード」に切り替えて集まった母乳を負担なく、効率よく取り出せます。

手動なので自分に合ったスピードで搾乳でき、搾乳の量や角度なども調整できます。

手動搾乳機のデメリット

悩む PIXTA

価格も安く求めやすい反面デメリットもあります。

1:手が疲れる

自分の手で搾乳機を持ってさく乳しなければならないので手が疲れます。両手で搾乳機とハンドルを持って固定しながらさく乳するので両手がふさがり不便なことも。

2:時間がかかる

慌てる PIXTA

電動に比べて手動は時間がかかります。急いでいる時などは、イライラしたり焦ったりしてしまいます。

さく乳した母乳の保存方法

冷蔵庫 PIXTA

意外と知られていない正しい母乳の保存方法を調べてみました。

冷蔵の場合はなるべく24時間以内に使い切る

搾乳 PIXTA

さく乳した母乳を冷蔵庫で保存する場合は、8日までは保存可能ではありますが、家庭用冷蔵庫は温度の変動が激しいため、なるべく24時間以内に使い切るようにしましょう。
24時間以内に授乳できない場合は、冷凍保存することをおすすめします。

冷蔵の場合は1日保存可能

冷蔵での保管は5℃以下で1日可能とされています。しかし家庭用冷蔵庫は温度の変動が激しいため、できるだけ早く使いましょう。一度加熱したものは再保存できません。

冷凍の場合は1か月から3か月くらいまで保存可能

さく乳した母乳を冷凍庫で保存する場合は、さく乳日より1か月から3か月くらいまでは保存可能です。保存するパックにさく乳日を書いておくようにしましょう。

いったん解凍したものを再冷凍することはできません。また、液体は冷凍すると膨張するので、保存パックに保存する際には3/4以上は入れすぎないようにしてください。

冷蔵、冷凍した母乳の飲ませ方

冷凍の場合は冷蔵庫で自然解凍させるか、37度以下の流水やぬるま湯にさらして解凍します。その際、熱湯や電子レンジは使用しないでください。

哺乳瓶に母乳を移し替え、人肌程度に温めて温度を確認してから赤ちゃんに飲ませてあげましょう。

出典元:
母乳の保存に関するおすすめグッズ9選!冷蔵・冷凍での保存方法と期間

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自分に合った搾乳器を選びましょう

搾乳 PIXTA

市販されている母乳のさく乳機にはいろいろなものがあり、今回紹介したピジョンの手動さく乳機「母乳アシスト」以外にも使いやすいものはたくさんあります。

手動のさく乳機は電源不要で手軽に使えるなどのメリットもありますが、少し手間や時間がかかるので、頻繁に使用するようなら電動のものを検討してみるのもよいでしょう。

また、母乳は冷蔵や冷凍で保存することも可能なので、直接母乳をあげられないときにも、保存しておいた母乳を与えることができるので便利です。その際には、保存方法や保存期間、解凍方法などに注意し、なるべく早めに使い切るようにしてください。

母乳での育児は大変なこともありますが、さく乳機なども活用して、栄養満点の母乳を赤ちゃんに飲ませてあげましょう。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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