子供には難しい時計の読み方。どう教えればわかりやすい?

小学校の算数で教わる時計の読み方。大人には当たり前に読めるものでも、子供にとっては意外に難しいようです。ところがいざ、子供にその読み方を教えようとしても、当たり前になりすぎて、どうやって教えていいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。悩めるお父さんお母さんに、読み方を教えるコツをご紹介します。

時計の読み方は難しい?

時計の読み方は、学校によって多少違いがありますが、大体1年生の後半から2年生の始めにかけて習うことが多いようです。


最近はデジタル表示が増えているためか、時計の読み方を難しく感じる子供が多いようですね。小学校の授業でつまずいてしまう子も少なくないと聞きます。

また、アナログ時計の文字盤に書かれている数字は1~12。それなのに「20分」や「30分」など、「時」と「分」の表し方が違うのも、子供が理解しにくい点ではないでしょうか。


大人にとっては当たり前の時計の読み方を、どうすればわかりやすく教えてあげられるのか。教え方のコツをご紹介したいと思います。

時計の仕組みを身につけさせる

時計の読み方を教えるには、少し時間がかかっても丁寧に取り組んであげましょう。

前項で述べたように、子供にとってはその仕組みがわかりにくいのです。逆に言えば仕組みさえ理解すれば後の学習(時間の計算)もわかりやすくなりますから、ここはじっくりと時計に慣れさせてあげましょう。

時計の勉強に取り組む前に、まずは数字を読めるようにしましょう

数字

時計を読むには、少なくとも12までの数字を読めるようになっておかなければいけません。さらに分単位を説明するには60までの数字が必要になります。

10以上の数字が読めるように、まずは準備段階としてしっかりと押さえておきたいですね。

小学校でも時計の授業は、100までの数を学習した後に行われるようです。

アナログ時計を動かしてみる

アナログ時計には長針と短針があります。長針は「分」、短針は「時」を表すということを教えましょう。

絵などで見るより、実際のアナログ時計を動かしながら教える方が効果的です。このとき、1から12までの数字と、1分ごとの目盛りが付いているようなものを使うとわかりやすいです。

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一般の目覚まし時計などでもいいですし、子供向けにしっかりと数字の入っている学習用の時計などもあります。

自分の手でクルクルと針を動かせるものがおすすめです。

短針から教える

時計は長針と短針がありますが、最初は分けて教えるのがコツです。

まずは短針に注目しましょう。ひとまず「分」の概念は後回しにします。

「時計の短い針が1を指していれば1時だよ」などと子供のわかりやすい言葉で、1時から12時までを教えてあげます。

さらに時計の短針が数字と数字の間にあったときは、どの数字を過ぎているかに注目させます。

ここも「短い針が1を過ぎているときは1時だよ」と、わかりやすく教えてあげてくださいね。

長針を教える

時計

◯時をしっかりと言えるようになったら、長針に進みます。


最初は長針が12と6を指すようにして「◯時ちょうど」と「◯時半」を教えましょう。

これが定着してきたら、長い針を一度12のところに合わせ、1分刻みで目盛りを数えていきます。「分」は目盛りを読むんだということを教えてあげましょう。

このとき、どうしても文字盤の数字に惑わされる子がいます。「『1』と書いてあるのに何で『5』なの?」といった具合です。

ここが頑張りどころで、12のところから丁寧に目盛りを読んで、「時」と「分」の区別をつけられるようしっかり教えてあげる必要があります。


仕組みが理解できれば数字に惑わされることはなくなってくると思います。

長針が1周したら1時間で、短針が一つ進むということも教えましょう。

秒針を教える

長針、短針をマスターしたら秒針を教えましょう。

短針でやったように一目盛りごとに読みますが、今度は単位が「秒」になります。

1周したら「1分」です。

生活の中で時計を意識する

時計

時計が大まかにでも読めるようになってきたら、普段から時計を意識して時間の感覚を養っていきましょう。実際に学習した通りに動く時計を見れば、子供も理解しやすくなります。

小学校に入る前など、読み方を教える期間に余裕がある場合は、こちらから始めるのもいいかもしれません。

時間ちょうどに始まる出来事に着目する

時計

「3時だから、おやつにしよう」「7時からテレビが始まるよ」などというように、まずは生活の中でぴったりの時刻に始まる出来事を取り入れて、時計を見るようにしましょう。

子供が大好きなおやつやテレビなどを取り入れればすぐに覚えられます。

手元のアナログ時計で、その時間に合わせる練習もいいですね。

分刻みの出来事に着目する

ぴったりの時刻が理解できるようになったら、少しずつレベルを上げていきます。


最初は「◯時半」の予定、出来事を取り入れてみます。「5時半になったら片付けて」などと声をかけて時計を見せてあげてください。

理解できているようなら、5分、10分刻みの出来事も取り上げてみましょう。「学校へ行く」「買い物へ行く」など、何でもできそうですね。

さらに、例えば「6時7分に電気(明かり)を点けて」とか「8時58分になったらテレビを消して」などと端数の時間に着目してお願い事をしてみましょう。

子供はお母さんのお手伝いが大好き。一生懸命時計を読もうとしてくれますよ♪

何時何分か尋ねる

時計

時計に慣れてきたら、ふとしたときに何時何分か質問してみましょう。

間違っても叱らないでくださいね。まず大切なのは時計を意識するということなので、行きつ戻りつで少しずつ教えてあげてください。

今の時刻がわかれば、「じゃあ、おやつまで後何分?」などの質問もしてみましょう。もちろん、まだ目盛りを数えて答えてくれるだけで◎。

小学1年生頃ではできなくても焦る必要はありませんが、この感覚を身につけておくと、後の「時間の計算」の学習への理解も早くなります。

焦らずに楽しく学習して、時計を身近にしてあげましょう

時計

早い場合は幼稚園や保育園で、時計を読めるようになってくる子もいるようです。

周りができるようになると「うちも早く」と焦ってしまうものですが、 小学校に入れば時間割通りに一日を過ごすことになり、自然と時間の感覚は身についていきます。

なかなか時計が読めるようにならないような子もいるかもしれませんが、興味や理解の深さもそれぞれです。間違えてしまっても叱らずに、できたことをほめて伸ばしてあげてくださいね。

時計に限ったことではないですが、結局のところ、それが学習を身につける近道だと思います。

焦らず、楽しく、時計を身近なものにしてあげてください。

「時計の読み方」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

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