「今が一番可愛い」その言葉の意味、今は全く分からないあなたへ。子育てコラムから考えること

1歳~3歳児を育てているママの中で、大変な時に「今が一番可愛い時よ」と、言われて嬉しいと思う方って少ないのではないでしょうか。私もかつてはそうでした。でも、時がたつにつれて絶対「あの頃は良かったなぁ」と思うことってあります。今回はsary1129さんのコラム「時はもどらない。」を読んで先輩ママからエールを送ります。

小さい子供三人。「お母ちゃん」じゃなければやって行けなかった。

年子ちゃん姉妹ではなかったけれど、イヤイヤ気真っ盛りの長女と生まれたばかりの次女。誰の手助けももらえない状態で、私と夫の両親とも離れた土地で育てなければいけなかったのが大変でした。

長女の夜泣きに次女の夜泣き、更に夜泣きで…さっぱり眠れなくて体を休めるために、児童センターに長女を連れていき、長女を遊ばせながら生まれたばかりの次女を抱いてウトウト…。支援員の先生にたしなめられました。「長女ちゃんを見てあげなきゃダメじゃない」

子供を連れ帰るしかありませんでした。私は休めないのか!自分の時間がもてないのか!連れてきただけじゃダメなのか!

その後、小学一年生の長女、幼稚園年中の次女の5年後に長男が生まれました。

夫の地元に戻ったばかりだったので、夫の両親の手助けをもらえるようになりましたが…毎日が戦争でした。

○○ちゃんのママと呼ばれるようなかわいいお母さんではなく、もう髪の毛も化粧も何も気にしない「お母ちゃん」じゃないと乗りきることができませんでした。

「時はもどらない。」というコラムに出会いました。

抱きしめる

子ある日和というサイトでsary1129さんの書いたコラム「時はもどらない。」に出会いました。子育ての先輩と思われる方のコラム。ちょっと読み入ってしまいました。

皆さんもリアルで経験あるのではないでしょうか。

子供 食事 ぐちゃぐちゃ

近所の先輩ママさん達に口々に言われた。

「大変ね。でも、今が一番かわいいのよ。って言われても、そうは思えないだろうけど。私もそうだったし・・・」

そう、その時の私はとても「今が一番・・・」とは思えなかった。

(中略)

何度もこぼされたおみそ汁。おかずといっしょにぐちゃぐちゃにかきまぜておいて、もう食べられない、と残された見るのもいやになるお茶碗の中のご飯。

いくつコップを割っただろう、何度床を拭いただろう。 出典: koarubiyori.jp

その時々を切り取るとかわいいけれど、怒って叱って疲れている時に「今が一番かわいい時だよ」なんて見知らぬ人にいわれると、その見知らぬ人がとても憎らしく思えてきたり。

そういう時に限って、子供たちはニコニコ愛想振りまいてるし。とてもイヤな気持ちを持ったことを今でも覚えています。

それに、食事の時は戦い…。子供の食べこぼしを踏んでしまった時など、何度私自身泣いてしまったか(苦笑)

でも、子供はやがて成長します。

今年、長男は大学に入った。
実家が遠方なため下宿している友達がたくさんできて、週の半分は帰ってこない。

次男は高校2年、週末も長期休みも部活でほとんど家に寄りつかない。

長女は中学2年、子供達の中では一番顔を見るのも話をするのも多いが、こちらも部活と友達づきあいで、家でお母さん、とまとわりついてくることはおねだりしたい物がある時以外はほとんどなくなった。

(中略)

せっかく作った夕飯に手を付けないで、カップラーメンの食べ残しがそのままテーブルに置いてあったり、おなかをすかせているからと超特急で作って、ごはんですよと呼んだ時には、時すでに遅し、熟睡して翌朝まで起きなかったり。 出典: koarubiyori.jp

sary1129さんのお子さんは3人とも学生さんに成長しています。私から見たら子育ての大先輩です。

あんなに手をこまねいていたのに、子供たちに振り回された毎日を過ごしていたのに。

今ではもう3人の子供それぞれの世界があって、家族全員の時間がなくなった、お母さんとしての役割が変わりつつあることを実感しているようです。

私の家では、長女が中学二年生、次女が小学六年生とそれぞれ、お年頃の年齢になりました。長男が小学一年生。

まだまだ、塾や習い事の送迎に振り回されている毎日を過ごしていますが、それぞれ、お友達と一緒にいる生活を大切にしたい気持ちが芽生えているようです。

もう、戻ってこない。

公園 遊び場

あんなに毎日通った公園に、足を踏み入れなくなってもう何年経つだろうか。一緒にお風呂に入って頭を洗ってやったのは、いつが最後だっただろうか。

もちろん、今だって一つ屋根の下、親子で暮らせば、楽しいことも嬉しいことも、あることはある。

でも、あんなに濃密でこれでもか、というぐらいの思い出が詰まった日々は、もう二度と来ないのだろう。 出典: koarubiyori.jp

「濃密」な毎日、思い出が詰まった毎日は二度と来ないといっていますが、ちょっと悲しいなぁと思います。

私自身、まだまだ「親が相手にされなくなる日」を迎えておらず、子供達は毎日「部活動のこと」「学校の先生の事」などを楽しく話してくれます。

公園やお風呂は遠ざかりつつありますが、まだまだ、濃密な毎日のさなかにいると信じていたいなぁと…。

みんな頑張っている、同じ気持ちだと達観したい

一人で自由に出歩くようになった今、電車の中で大泣きする赤ちゃんを必死であやしているお母さん、自転車の前と後ろに小さい子を乗せて、真っ赤な顔で自転車をこいでいるお母さん達を見ていると、思わず「大変ね。でも、今が一番かわいいのよ。」と声を掛けたくなる。

でも、きっと言わなくても大丈夫。お母さん達は今、思い出をしっかりストックしているところ。

どんなに必死でも、目が回るほど忙しくても、そんな時間のすき間を縫って、子供とお母さんの思い出はどんどんたまっていくのだ。

時はもどらない。

でも、思い出は消えずに、時を越えてずっと手元で輝き続ける。 出典: koarubiyori.jp

私も、長男の子育てがようやく一区切りついて、「楽」を手に入れる事ができました。小さなお子さんを何人もつれて歩いているママをみると、思わず声をかけたくなります。

もちろん「かわいい時だよねぇ。うちの子供達憎まれ口叩くようになってさぁ~」ということだってあります。

sary1129さんは自分の経験を重ね合わせて、頑張っているママに対する「今が一番かわいい時」という言葉を我慢しています。

「今が一番かわいい時」この言葉の裏には「時はもどらないんだから、毎日を大事にしてね」という意味が隠されているというのがこの文章から伝わってきます。

sary1129さんは、今と過去の「かわいかった頃の子供たちとの思い出」を両方大切にしていらっしゃることも分かりますね。

「今が一番かわいい」という、この言葉の意味がわかった今、更に今の子供たちとの触れ合いを大切にしたいと思いました。

「時はもどらない。」を読んだ方の感想は?

1年ほど前に掲載されたコラムですが、子ある日和に掲載されてから、大きな反響がありました。まとめサイトでピックアップされた他、個人の読者さんの感想も多く寄せられています。

その中の一部をピックアップしました。

今を大事にしたいと思った方の意見です。

赤ちゃん ママ 愛しい

こちらの、時はもどらない。を読んでたら心がギューっと切なくなってきて、今のこの時間を懐かしくて愛おしくて満たされてたって思い出すんだろうなって。すごく思いました。 出典: ameblo.jp

今、まさに子供に振り回されている毎日を過ごしているお母さんにとって、切ない気持ちになるコラムだったと思います。

これから先、子供の成長のことも想像しているお母さんの姿が見えました。

自分の母親、自分の子供と重ね合わせた方の意見です。

読みながら、次から次へと、いろんな想いが幾十にも交錯した。
子として親を尊び、親として子を愛しみ、感謝の気持ちが充満した。 出典: www.athlead.jp

ブログを書かれている方は、大人の男性でした。自分の母親もこんなふうに奮闘していたんだなぁということを考え、尊ぶ気持ちが生まれています。

また、自分の子供に対してもいとおしい気持ちが生まれた、感謝の気持ちで満たされたという文章には私も心を動かされました。

なりふり構わず子育て中の親なら「心に穴があく」のかも。

引きこもり

もう、毎日に一生懸命で、周りのことが見えないくらいなりふり構わず子育てに集中している方だったら、何か「気付き」が見えるかもしれません。

「心に穴が空くような感覚」とても素敵な比喩ですが、この感覚に陥った親御さんは「毎日を大切に過ごさなきゃいけないな」「子供本位の毎日にスイッチさせなきゃいけないな」という考えを持ったと思います。

一分一秒がたからもの。毎日を大切に過ごしたい!

赤ちゃん ママ 愛しい

子供たちが大人になってから子育てに奔走した毎日を振り返ったのでは遅いということを、今気付いてよかったと思いました。

本当に子供を育てるのは大変、今でも大変。少しでも楽になる方法を模索している毎日ですが、子供に寄り添ってみようと思いました。

上の子たちはそろそろ親離れの時期を迎えていますが、今この瞬間を大切に大切にしていこうと決めました!

子育てに疲れている方、ママとして何かの壁にぶつかっている方は、是非このコラムを読んで見てくださいね。

※コラムの掲載は許可をいただいております。

子ある日和。「時はもどらない。」

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