「おみそしるをありがとう」地震被災児童たちが授けるがんばり賞に感動!

平成28年熊本地震から1週間が過ぎました。避難生活を送っている子供達が窮屈な生活の中、自衛隊員に対し「がんばり賞」を授けたというニュースが話題になりました。また、子供達が自発的にボランティアを始めるなど、避難者の心の動きも注目されるようになりました。ここでは子供達の今についてクローズアップしました。

今、熊本の子供達は…?

平成28年熊本地震では、2回にわたる震度7の揺れの他、震度4以上の大きな揺れ、震度3クラスの頻回に及ぶ地震で1週間を過ぎた現在でも不安な避難生活を送っている方が多くいます。

また、低気圧の発達による大雨で二次災害も懸念されている状況です。

現在では小中学校の他、高校が避難所として機能することとなりました。また地震そのもの終息がなされていないこと、自宅が半壊以上の被害に遭い、住むことができない方が多いというような状況から、熊本市内にある市立学校に関しては休校措置がなされています。

学校再開のめどは立ちました。

小学校

熊本市では市立の公立学校(幼稚園・専門学校含む)ついて、当面の間は休校を継続することとし、5月10日(火)をめどに学校を再開することが決まりました。

ただし、学校施設や避難所の状況など、条件が整った場合には、学校ごとに対応することになっています。

その場合は、5月10日(火)よりも前に再開することができるようです。ですが、まだまだ流動的・暫定的な内容で、今後の学校施設の状況やライフラインの復旧状況等により、再開の時期が変更になる場合も考えられます。

被害が軽微だった熊本県内の一部地域においては4月22日(金)までの休校措置を取り、25日から登校と定めていることが多いようですが、被害が著しい地域では熊本市同様休校措置を延長する動きが出ています。

学校再開へ向けて、避難者の動きも目まぐるしくなりそうです。

4月20日現在、熊本県内における地震の避難者数は9万2千人であることが分かっています。ただ、ニュース報道でのアナウンスですので実際にはもっと多いのかもしれません。

4月21日には、業務を優先させるという理由で病院に開設された避難所が閉鎖されました。また雨による二次災害の懸念から小学校の避難所が閉鎖され、1000人もの避難者が、それぞれ別の避難所へ移ることとなりました。

熊本県や熊本市から、学校再開に向けた見解が出されたことにより、避難所の閉鎖も加速されることでしょう。避難者にとっては、これから短期間で今後の動向を決めなければいけないという岐路に立たされています。

そんな中、陸上自衛隊が公式Twitterにて「子供達のやさしさに感動」とツイート

そんな大変な状況の中、子供たちの柔らかい心を実感できる出来事がありました。

現地には、災害派遣による陸上自衛隊の隊員たちが全国から集結し、炊き出しやお風呂で避難者たちを助ける仕事の他、行方不明者の捜索活動や災害を受けた地域のがれき撤去などの作業を行っています。

なんと、そんな熊本県阿蘇郡西原村で災害派遣活動を行っている陸上自衛隊員に対し、避難所生活を送る子供達が折り紙などを持ち寄って素敵なメッセージを綴った「がんばり賞」をプレゼントしたのです。

西原村の子供達がありがとうの気持ちを込めて「がんばり賞」をつくりました!

子供達の行動に自衛隊員も心が熱くなったようです。陸上自衛隊の公式ツイッターで取り上げられた後、瞬く間に反響が広がりました。

感謝の気持ちに胸が打たれます。

大きな余震が続く中、熊本県阿蘇郡西原村の子供達は自発的にこのようなお手紙を書いたのでしょう。

自衛隊の皆さんは災害派遣で任務遂行だけをするのではなく、子供達とのコミュニケーションも大切にしたのだろうと推測されます。

子供達は、柔軟性・順応性共に高いのですが、大人以上にストレスを感じやすい傾向にあります。

自衛隊員の迷彩服・独特の色の大きな車両、何十人もの同じ服・ヘルメットをかぶったたくさんの人たちにおびえることもあったかもしれません。

自衛隊員はそういったストレスを払しょくしてくれたのだろうと思います。お風呂のお世話で女性自衛官も派遣されているのも一因かもしれませんね。

このニュースを目にした時、私は子供達はまっすぐだなぁ、柔らかいなぁと思いました。感謝の心を忘れない、これってとても大事ですね。

頑張れ熊本!頑張れ自衛隊!応援ツイートが寄せられています。

中には熊本へ支援に行きたいけど物理的に難しいという方もたくさんいることでしょう。歯がゆい思いがあるけれど、つぶやくことで、気持ちが晴れるのだったら、ハッシュタグをつけてどんどんつぶやいてください。

様々な報道がある中で、頑張れ熊本!頑張れ自衛隊!という応援ツイートを寄せている方が増えています。 

僕らの代わりに、どうか…

優しさのようなもので動いているんだなって思う

1人でも多くの人を救って!

イラスト動画で自衛隊の皆さんを応援!

熊本の子供達も頑張っています!

先にも触れましたが、熊本の子供達の中でも被害が大きかった地域では学校の休校が続いています。

今後の余震で学校の建物に危険が及んだ場合、その休校が長引く恐れもありますし、他地域の学校を間借りして授業をすることになる可能性もあります。

勉強できない不安、友達に会えない不安、余震の恐怖の中で子供達が立ち上がっています!

自発的にボランティアを始める子供達が増えました。

大規模避難所として、報道でも大きく取り上げられている、益城町総合体育館。ここで避難生活を行う子供達が、トイレや床の掃除の他、避難所へいる方に向けて声かけをすることの他、避難所カフェの手伝いをするという行動を起こしています。

これらはもちろん、誰かに言われて始めたのではありません。

災害ボランティアによる支援を実際に受け取ることを通じて、自分たちで考えて「今できること」として立ち上がった結果です。

ボランティアビブスを着用し大人の指示を仰いだり、自分で工夫をしながらボランティアスタッフとして動いています。

自発的に頑張っている中で…気遣いし過ぎているのではないかと心配です。

東日本大震災から5年たった現在でも、子供達の心のケアが継続的に行われています。このように自発的にボランティアをしている子供を切り取ると「あぁ、がんばっているな」「素晴らしいな」と受け取ることが多いでしょう。

この子供達が「親がこれからの生活のことで苦しんでいるから、迷惑をかけられない」「自分たちがしっかりしなきゃ」という強い使命感のほか、地震の怖さから目をそむけようとする逃避行動の一つだったらちょっと危険かもしれません。

気遣いができることはとても素敵なことですが、自分の気持ちを打ち消し続けることで、次に大きな地震が来た時や数年後に揺れを感じた時に、癒えていたはずの心の傷が大きくえぐられる可能性も否めません。

心が柔らかい時期、大人になりきれておらず経験が浅い分、熊本の子供達のことが心配です。

同じ年頃の子供を持つ母親として、東日本大震災を経験した宮城に住む母親として「辛い時は泣いてもいいんだよ、不安だって声に出していいんだよ」って抱きしめてあげたいです。

熊本の皆さんに、私たちは今、何ができるのだろう?

熊本で被災された方に対して支援の輪がどんどん広がっています。ここ宮城でも、5年前の東日本大震災での出来事を反映させるべく、災害ボランティアに向かった方もいます。

ボランティアの仕組みを整えるために熊本入りをされるボランティア担当者も出ています。

私たち主婦の立場では何ができるのだろう…?支援ありきの風潮が高まっている今、歯がゆい思いをされている方もいるかもしれませんね。

ここでは私たちができる熊本の支援について私なりに考えてみました。

熊本の特産品や野菜を購入すること。

今年からしばらくの間は収穫量が減るかもしれませんが、生姜やナス、ピーマンなどの生鮮食料品で熊本産のものを積極的に購入することだけでも支援につながります。

流通を高める事だったら私たち主婦の得意項目ですよね。つい先日まで熊本のタケノコがスーパーに並んでいたのでとてもさみしく思えます。

震災避難の方たちを迎え入れてください!

中には、熊本での生活再建をあきらめ九州地方の土地や、親戚を頼って本州などで新しい生活を始めるという方も出てきます。

余震が収まり、熊本での生活のめどが立つまでの一時避難の方、永住覚悟で移り住む方それぞれです。

お近くに避難でこられた方がいたら、優しく迎えてください。お子さんが友達の輪に入れるよう促してください。

それだけでも、良いのです。

ただし、相手が話したくなった時に耳を傾けて

子供 後ろ姿

「大変だったでしょう」「辛かったよね」「揺れた時どんなだった?」こんな言葉をかけたくなると思いますが、大変で辛かったから、少しでも地震のことを忘れるためにこの土地に来ているのです。

普段のママ友の会話のような感覚でいいと思います。だけど、よそよそしくなったり意図的に話題を避けるのはダメ!

被災経験を話したくなった時は、きちんと話をしてくれるはず。こうやって自分の経験を話すことで気持ちを整理することもできるし、新たな気付きやチャンスにつながることだってあるのです。

もし、話をしてくれた時は「心を開いてくれた」と受け止め、きちんと話に耳を傾けてください。

一緒に涙を流したっていいし、「話を聞くだけしかできない、気のきいたことを言えない」状態でもいいんです。被災された方が次のステップに視点を切り替えるためのお手伝いをしてください。

支援は今だけでなくこれからも必要

平成7年に発生した、阪神淡路大震災では完全復興に10年ほどかかったとされています。東日本大震災から5年経過していますが、まだまだ道半ばで、復興のめどすら立っていない地域の方が大半です。

熊本地震だって、発生から10日足らず。全域で九万人もの避難者を抱えています。二次災害の危険とも隣り合わせです。

今は全国からの支援で一日を過ごすことができますが、問題はこれから!

5年、10年長いスパンでの支援を続けてください。スタートダッシュは息が切れます。「細く長く」でかまいません!

一日も早く、笑顔が戻りますように。

熊本で避難生活を余儀なくされている方のほとんどが「これからどうするか」今後の生活についての選択が迫られています。

やっと生活再建に向けた自宅周りの整理が始まった頃で、ゴールが見えない状態に途方にくれる方も少なからずいらっしゃいます。

全国からボランティアの方が駆け付け、様々な支援が始まりました。まだまだ時間がかかるかと思いますが、必ず物事は皆さんにとって良い方に動いてくれます。あきらめずに乗りきってください。

そして、どうか「困っていること」は些細なことでも必ず声に出してください。一人で悩んでいても先には進みません。誰かに話すことで解決のヒントが得られることがあります。

また、この毎日を頑張るお子さんねぎらいの言葉をかけてください。辛いかもしれませんが抱きしめてください。

熊本の皆さんの笑顔が一日も早く戻りますように。

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