災害時に子供を守る!さらしおんぶを学んで、いざという時に備えよう!

先月発生した熊本地震。多くのママが、非常時の身の安全について改めて考えたのではないでしょうか。特に、まだ大人と同じように避難をすることが難しい乳幼児を抱えたママにとって、子供をより素早く安全な場所に避難させることは大きな課題ですよね。そんなママたちにぜひ知ってほしい、「さらし」を使ったおんぶについてご紹介します。

災害時、子供を素早く安全な場所まで避難させられますか?

先月発生した、熊本地震。未だたくさんの方が避難生活を送り、不安な毎日を過ごしています。

地震発生をきっかけに、自分の周りや家族の身の安全について改めて考えた方も多いのではないでしょうか。そして、おそらく多くのママが一番不安に感じてることは、我が子の安全ですよね。

小さな赤ちゃんはもちろん、子供たちは皆、大人と同じように考えて行動することはできません。どちらに行けば安全なのかを判断することはできませんし、体力的にも、遠くまで長い距離を歩いて避難することは難しいでしょう。

災害時には一刻を争うことも!

避難

しかし、災害時には一刻を争うこともありますよね。そんな時、ママ1人で子供を抱っこして、荷物をかかえて避難することは困難です。

抱っこ紐がある場合には活用できますが、いつでもどこでも抱っこ紐があるとは限りません。そんな時、いつでも持ち歩けるほど小さく持ち運べるもので、赤ちゃんや子供を素早く背負って避難させることができる〝あるもの〝が今、注目を浴びているのです。

1本のさらしが、命を救う

赤ちゃん

今回ご紹介したいのは"さらし"。長さ4~5m、幅40㎝ほどの布で、畳んでしまえば手のひらサイズまで小さくなり、カバンに忍ばせておけばどこへでも持ち歩くことができます。

そして、このさらし1本あれば、赤ちゃんや子供を素早くおんぶして、安全な場所へ運ぶことができるのです。

実際におんぶで避難した方の体験談

実際に災害時には「おんぶで避難」が鉄則になります。その体験談をご紹介します。

宮川が見たこともないくらい波が高くていつ溢れるのかとても怖かった。

いよいよ避難勧告が出て公民館に行くことになった。

夫は消防団員で先に出て、災害時はあてにできないと実感した。

荷物を準備し始めたら、娘が眠くなりぐずり始めた。

10㎏以上もある子は脱力するととても重く、抱っこしながら避難なんてぜったいムリ。

普段からおんぶしていてホントに良かった。

おんぶひもはとても役に立つ。

持ち物は、おむつ・着替え等で予想以上に大きな荷物になる。
出典: hatti330.hida-ch.com

悪天候の中避難をする状況で、子供が眠くてぐずっている場合には、おんぶひもがあると便利ですよね。すでに歩ける子でも、悪天候や、状況によっては道路に危険なものが落ちていたりして、歩かせられない場合も想定できます。

普段使っている抱っこ紐が出せる状況ならベストですが、ない場合にはさらしがあると便利です。避難袋の中に入れておけば、抱っこ紐が無い場合でも使え、負傷した場合の包帯替わりや、おむつ、おしりふきの代用にもなり便利です。

さらしを使ったおんぶの手順

さらしを使用したおんぶの手順についてご紹介します。

さらしおんぶの手順については方法がいくつかありますが、今回は簡単で初心者でも真似しやすいものを取り上げさせていただきました。

1.さらしを赤ちゃんの背中に通す

まずはさらしを下に敷き、赤ちゃんを寝かせ、背中にさらしのちょうど真ん中がくるように調整します。
(座れる赤ちゃんや立てる子供は、座ったり立ったままでもOKです)

2.さらしを赤ちゃんの前で1つに束ねる

さらしを赤ちゃんの胸の前できっちり束ねて持ちます。
(おんぶするまではこのさらしを束ねた手が命綱なので、しっかり持ちましょう!)

3.束ねたさらしをギュッと握って、赤ちゃんを持ち上げます

束ねた手をしっかり持って、赤ちゃんを背負います。

4.さらしを緩めないように背中の真ん中に乗せましょう

左右に偏らないよう、ママの背中の中央に乗せましょう。また、普段のおんぶ紐と比べ、赤ちゃんは高い位置に固定します。振り向くと赤ちゃんの顔が見えるような位置に乗せるよう意識しましょう。

5.前傾姿勢になりながら、片手に持ったさらしをママの両肩に通します

赤ちゃんが落ちないように前傾姿勢になりながら、片手に持ったさらしをママの両肩に通します。さらしを緩めると落下の原因になるので、慎重に。

6.おんぶした子供が下に下がりすぎないよう、肩越しに見える位置に固定します

この段階で赤ちゃんの位置を決めます。肩越しに赤ちゃんが見える位置で決めましょう。

7.前に通したさらしをねじり、余ったさらしで赤ちゃんのお尻を固定します

バッテンの位置でさらしをねじり、余ったさらしを後ろに回して、赤ちゃんのお尻を固定します。

8.足ではなく、お尻を固定するように意識します

後ろは見えにくいのですが、足を固定するのではなく、お尻の下にさらしを回し、お尻全体を覆えるようにしましょう。

9.余った布は前に持ってきて結び、固定します

お尻を覆った後に余ったさらしは、ママのお腹の前に持ってきてしばります。ぎゅっと縛れば"さらしおんぶ"のできあがり。

10.肩に通したさらしは、幅を広げると負担が軽くなります

肩が痛くならないように、肩のさらしを広げると負担が軽減されます。

さらしおんぶに関するTwitterユーザーの声

最近話題の"さらしおんぶ"に関する声を集めてみました。

やり続けることが必要

少々コツが必要なさらしおんぶ。子供のサイズはすぐに変わってしまうため、しっくりくるようにおんぶするには定期的に試しておくことが大切なようです。

慣れれば素早く背負えます

赤ちゃん おんぶ

一方、慣れれば1分で背負えるという声も。いざという場面では抱っこ紐がないことも想定できますよね。そんな時のために、防災意識として取り入れておくと安心です。

妊娠中に使用したさらしをおんぶ紐に!

妊娠中に安産祈願で購入し、骨盤固定に使用している方も多い「さらし」。そのさらしをそのまま、産後におんぶ紐として使えるという声もありました。

出産後、押し入れに眠っているさらしがある方、さっそく試してみてはいかがでしょうか?

自分で染めるオリジナルさらしもプチ流行中!

さらしを自分好みの色に染めた「オリジナルさらし」も、さらしおんぶを愛するママ達の間で流行中。

染料を使って染めるほか、家庭にある紅茶やコーヒーを使ったり、たまねぎの皮を煮た汁で煮て染めるなど、自然のもので染める方法も。色を定着させる「媒染液」には、なすの漬物の色つきを良くするのにも使う「ミョウバン液」を使用し、口に入っても安心なものだけで作ることができます。

画像は「たまねぎ染め」で染めたものなのだそうです。

赤ちゃんのためにも、自然のもので染めて素敵なさらしを作ってみたいですね。

ママが両手を空けて安全を確保するためには、とても大切な方法

赤ちゃん 抱きしめる 日本人

1本の布で赤ちゃんや子供を背中にまとうことができるさらしおんぶ。災害時に子供を素早く避難させ、ママが両手を空けて安全を確保するためには、とても大切な方法です。

赤ちゃんを育てているママにはもちろん、既に抱っこ紐を卒業した幼児を持つママも、外出先で災害に遭った場合に備え、ママバッグに1本のさらしを入れておくことをおすすめします。

子供は大人のように長距離を走ることができなかったり、災害時に動揺して思ったように行動できなくなる場合があるため、すでに歩ける子でもおんぶする必要がでてくることがあります。

災害時に活躍&実はとっても楽でオシャレな”さらしおんぶ”を試してみよう

ぜひ1度、家族みんなで一緒に、さらしおんぶを試してみましょう。遊びの延長としてさらしおんぶの練習をしておくことで、背負われる子供もいざという時に慌てずに済みますし、落ち着いて避難できるようになりますよね。

また、見た目より非常に楽で、家事や買い物の際にも大活躍の「さらし」。1度ためしてみると意外と楽で、普段から取り入れたくなるという声や、有名メーカーの抱っこ紐よりも、さらしを多用するというママもいるほどなのです。普段から使っておくと、さらにいざという場面でスムーズでいいですね。

3歳、1歳の子供がいる筆者も、2人ともさらしおんぶできるように、練習しておこうと感じています。いつかくる災害に備え、家族で「どう逃げるか」を考えるきっかけにもなるといいですね。

「さらしおんぶ」「災害」「避難」 についてもっと詳しく知る

リファレンス一覧 ※外部サイトに飛びます

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

カテゴリ一覧

フォローすると公式アカウントから、最新の情報をいち早くお届けしています!