親子で狂言師!野村萬斎の最新出演作は「シン・ゴジラ」のゴジラ役!

Eテレ「にほんごであそぼ」にも出演している野村萬斎さん。1男2女のパパで、息子の野村裕基さんは3歳から狂言師として父とともに活躍し、「にほんごであそぼ」にも親子で出演を果たしました。師弟関係ではありますが、育児についてはインタビューに対し、どこにでもいる普通のパパのようなエピソードも。狂言師のみならず、現代劇にも多く出演する野村萬斎さんの最新出演作は「シン・ゴジラ」のゴジラ役。その素晴らしい動きに注目です。

親子で狂言師 野村萬斎さんは1男2女のパパ♡

Eテレ「にほんごであそぼ」や「やっててよかった公文式」のCMでおなじみの野村萬斎さん。

能楽狂言方和泉流野村万蔵家の名跡であり、能楽師として幼いころから活躍する一方、現代劇にも数多く出演しています。「のぼうの城」では農民を愛する領主を演じ、個性的な演技で注目を集めました。

そんな野村萬斎さん、私生活では1男2女に恵まれた3児のパパでもあるのです。

野村萬斎さんプロフィール

  • 本名:野村 武司(のむら たけし)
  • 生年月日:1966年4月5日(50歳)
  • 身長:174cm
  • 血液型:B型
  • 学歴:東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業
  • 家族:妻(元CA一般女性)野村裕基(狂言師/長男)、娘2人

幼いころから厳しい伝統芸能の家庭で育った萬斎さんですが、幼少期は「なぜ自分は狂言をやらなくてはいけないのか」と葛藤していたのだそう。そんな萬斎さんも、今や狂言界を代表する狂言師として大活躍されています。

私生活では元CAと言われている一般女性の奥さまと結婚。女の子2人、男の子1人の3人の子供に恵まれました。一番下の女の子はまだ小学生なのだそうです。

長男と一緒に「にほんごであそぼ」に出演

2003年から放送開始した「にほんごであそぼ」に、放送開始時からレギュラー出演している野村萬斎さん。2015年には息子である野村裕基さんと親子出演を果たしています。

長男の野村裕基さんは現在17歳。裕基さんも萬斎さんと同じく3歳で初舞台を踏み、狂言師として活動しています。狂言が大好きで「父を超える狂言師になる」と語っているほどなのだそう。

萬斎さんは子供のころはギターが好きなロック少年だったそうで、稽古のあとに大音量でギターをかき鳴らすのが楽しみだったと語っていますが、息子が若くして狂言師として上を目指すという発言については「よくも軽々と言ってくれるものです。まあ、夢は大きく持ってほしいですけれどね」と、ちょっとライバル視するような発言もしています。

息子さんが真っすぐに狂言に取り組んでくれることは、萬斎さんもきっと嬉しいんでしょうね。

野村萬斎さんの育児3つのこだわり

自分も幼いころ、父親から厳しい狂言の指導や教育を受けてきたという萬斎さん。父となった今、どんな子育てをしているのでしょうか。

野村萬斎さんの子育てに対するこだわりをご紹介します。

師匠と父は「あいさつ」で切り替える

家では長男にとっての父親でも、稽古場に着いたら師匠でもある萬斎さん。「子育て」と「稽古」はどんな風に切り替えているのでしょうか。

父と師匠の切り替えについて萬斎さんはこんな風に語っています。

稽古場に入る時は「よろしくお願いします」。稽古は真剣勝負の場ですから、日常生活からそこへ入っていくためにも、さらにスイッチの切り替えが必要になるんですね。稽古が終わったら、「ありがとうございました」で稽古モードを《オフ》に。日常に戻ったら、稽古のことは一切引きずりません。僕と長男は、親子でありながら師弟でもあるという特殊な関係なので、日常と稽古は特にきっちりと分けるようにしています。それが親子のエチケットだと思うから。とにかく、自分で自分の時間に区切りをつけられるというのは、なかなか良いことだと思うんですよ。 出典: benesse.jp

稽古場を離れたら「ただの父親」になるという萬斎さん。子どもたちが小さいころは、一緒に遊ぶのに夢中になり、奥さんに「子供が4人いるようだ」と言われてしまったこともあるのだそう。

娘さんが大きくなってからは買い物につき合わされ、「カラーマーカーを数十本買おうとするのが恥ずかしい」と語る姿も。本当にただのお父さんらしいエピソードに、なんだか胸がほっこりします。

家族のハッピーのコツは「寝かしつけの時間に帰らない」こと!?

イベントで、家族円満の秘訣を聞かれた萬斎さんは、こんな風に答えています。

なるべく一緒にいること。それと帰りが遅いことが多いので、遅いときはなるべく遅く帰ることですね(笑)。22時くらいってちょうど子供を寝かしつけるくらいの時間なので、それくらいに帰るとみんな起きてきてしまうんです。それでよく怒られていました(笑) 出典: top.tsite.jp

これは世の家庭あるあるなのではないでしょうか!やっと子供を寝かしつけよう、ママも休める...というタイミングで、玄関が「ガチャ」と開いてパパが帰ってくると、「おかえり~」と言いながら「なんで今なの!?」と思ってしまうことも。

そんな経験を生かして子供が小さいときには、中途半端な時間には帰宅しないことを決めていたという萬斎さん。狂言の名家の主でも、子どものねんねの時間に逆らうことはできないのでした。頑固そうなイメージの萬斎さんですが、妻を気遣って帰宅時間を調整とは、優しいですよね。

親として信念をもって生きていく

親としてのこだわりは「やってみせること」だという萬斎さん。親として、自分の中にブレない信念を持つことを大切にしているのだそうです。

唯一言えることは、口で言うより「やってみせる」のが重要だということです。動物の親が、えさの取り方を教えるように。親の姿を子どもはよく見ていますし、親が揺らげば子どもも揺らぐ。社会の変化に翻弄(ほんろう)されがちな、つらい世の中ですけれど、やはり親自身が、なんらかの信念を持って生きていくしかないと思います。 出典: benesse.jp

子供たちもそんな萬斎さんについて「テコでも動かない人」と思っているらしく、奥さんの言うことを聞かなくても、萬斎さんには正面から逆らうことはないのだそう。

それについて「自分が信念を持っているから」と言うのかと思いきや、萬斎さんは「僕は日常生活のことはすっかり妻に任せてしまって、わがままに信念を貫いているわけですから、妻には頭が上がりません」と語っています。萬斎さんの真っすぐさの裏に、奥さんの頑張りがあることはしっかり理解している、さすが萬斎さんな一面でした。

野村萬斎さん最新出演作は「シン・ゴジラ」のゴジラ役!

7月29日、新作映画として公開された「シン・ゴジラ」のゴジラ役として野村萬斎さんが出演していることが明らかになりました。実際には、ゴジラ自体はCGで、萬斎さんがモーションキャプチャと呼ばれる機材を体につけて動くことで、ゴジラに動きを付けたのだそうです。

人間臭いというより怪物のような存在感を意識した

今回わざわざ私に白羽の矢を立てていただいたのは、狂言や能の様式美というものを意識されたと思う。無機的な、人間臭いというより神、幽霊、怪物のような侵しがたい存在感を期待されたと思うので、チョロチョロ動くよりどっしり動いた 出典: www.oricon.co.jp

野村萬斎さんは舞台あいさつにビデオメッセージで参加し、シンゴジラを演じた時の心境についてこのように語りました。ゴジラという存在が、人間が動いているようではなく、まるで違った生き物としての存在感を持つように意識したのだそう。

ゴジラの面もつけて、顔を動かす動きも常に意識したのだそうです。いくら多くの役柄を演じてきた野村萬斎さんでもゴジラは初めて。一から動きをつけるのには苦労したのでしょうね。

野村萬斎のゴジラに早くも「すごすぎる!」の声が続出

「シン・ゴジラ」を鑑賞した人からは、早くも野村萬斎のゴジラを賞賛する声が上がっています。

体幹の安定感はさすが

能、狂言で鍛え上げられた、体幹の安定した動きが体にしみこんでいる野村萬斎さんだからこそ、たとえゴジラを演じてもその基礎がぶれることはないのですね。

能や狂言を見たことが無い人でも、「にほんごであそぼ」での動きを見ているとその安定感に気が付くはず。どんな時でもフラフラせずに、軽やかに舞っているのが印象的です。

動きの美しさに興奮!

野村萬斎さんのファンにとっては、ゴジラの動きのくねり具合や倒れ方ですら野村萬斎さんならではの良さを見つけてしまい、大興奮もののようです。

能や狂言は独特の動きが美しく、その動きそのものに芸術を感じますね。ゴジラのキャスティングでも、そうした美しさや、生き物としての生きざまを、萬斎さんが表現してくれると期待したのではないでしょうか。

大暴れのシーンが凄かった...

「にほんごであそぼ」では常に穏やかな笑みを浮かべて、子供たちに語りかけるように演じてくれる萬斎さんですが、ゴジラでは大暴れするシーンが本当にすごかったようです。

演じるものになりきり、まるでゴジラ自体が萬斎さんの中にいるかのように演じられているのが目に浮かびます。さすが芸術家ですよね。日本の伝統芸能としてだけでなく、ひとつひとつの萬斎さんの活躍こそが、能や狂言の表現の幅の広さを私たちに教えてくれるようです。

父の背中を追う息子の今後にも注目!父の”信念”が伝統芸能を支えます

伝統芸能としての「能」「狂言」だけではなく、現代劇や子供向け番組でも、その良さを伝えてくれる野村萬斎さん。能や狂言の技術を使って多くの場で活躍することで、今までその魅力を知らなかった人や、これから伝統芸能を支える世代の子供たちにも、その良さを伝えてくれているのですね。

萬斎さんは子供向けの「狂言であそぼ」というイベントで狂言を教えるなど、狂言の面白さを伝える活動も行っています。「難しいもの」と捉えられがちな伝統芸能の世界を身近に感じてもらうための活動にも力を入れているのですね。

そんな父の背中を追って狂言師として修行中で「父を超える」と語っている長男の今後の活躍にも注目です。今年7月には萬斎さんとともに、初めて野村万作萬斎狂言会の舞台に立ちました。これから、お父様のように多くの人に愛される狂言師へと成長してほしいですね。

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