1年に1度の運動会を楽しくするために!運動会で保護者に守ってほしい10のマナー

9月から10月にかけては運動会シーズン!子供たちは本番に向けて、毎日競技やダンスの練習を頑張っていることでしょう。運動会の主役は子供たち全員。しかし、親である大人たちもついつい張り切ってしまうことも。我が子の活躍を楽しみにしすぎるあまり、気づかないうちにマナー違反をして周りに迷惑をかけてしまいトラブルに発展することも少なくありません。そこで運動会で保護者の方に守ってほしいマナーについてご紹介します。

近年、運動会で問題になっている保護者マナー問題

子供たちが楽しみにしている年に一度の一大イベント「運動会」。楽しみにしているのは子供だけではありません。保護者である大人たちも、この日に自分の子供の活躍を見られることを楽しみにしています。

しかし中には張り切りすぎて周囲への配慮が行き届かず、マナー違反をしてしまう保護者も少なくありません。中には保護者同士のトラブルに発展してしまい、楽しみにしていた運動会が台無し…なんてことも。

学校側も様々なトラブルを回避するためにプリントを配布して、マナーを守って楽しむよう呼びかけていますが、何人もの子供と親が集まればトラブルも多種多様。運動会における保護者のマナー違反が、近年注目されています。

フェス化している運動会!?

お笑い芸人の「ザ・ギース」の尾関さんが自身のツイッターで呟いたことで話題になった、運動会でのテント張り。もう見た目は運動会というより夏フェス状態。近年では運動会のテント張りが当たり前になっている地域もあるそうです。

確かに近年運動会の時期は、気温が高く熱中症や日焼けの心配もあるため、テントは理にかなってはいるものの、やはり違和感を覚える方も多く、「運動会らしくない」「場所を取りすぎる」「子供の競技がほとんど見えないのでは」との批判的な意見も多数上がっています。

くれぐれも運動会の日にテント張りをしても良いかどうかの判断は、グラウンドの広さに関わらず各学校・保育園・幼稚園に問い合わせてから行うようにしてください。

運動会のモンスター保護者問題

運動会

子供可愛さに徒競走で「ビデオ判定をして!」と言い出して結果に異議を唱える保護者や、校庭でバーベキューをし出す保護者も現れることがあるそうです。

運動会の主役は、この日まで競技の練習をしてきた子供たち。子供のためなら何をしてもいいというわけでは決してありません。こうした保護者の常識から逸脱した行動から、ご自身の子供が肩身の狭い思いをすることになり、楽しい運動会が嫌な思い出に変わってしまうかもしれません。

徒競走で判定が怪しかった時などは、クレームをいれるよりも、ご自身のお子さんに「頑張ったね!速かったね!」と褒めてあげることが大事なのではないでしょうか。

マナー違反から運動会が縮小

運動会

騒音トラブルや駐車場トラブル、ゴミ処理のトラブル等の保護者によるマナー違反が続くことにより、ご近所への配慮から午前中だけの運動会となった学校や、保護者不参加の運動会を行うといった学校も実際あるそうです。

「お弁当を作る手間が省けた!」「運動会に参加しなくて良くなった!」と思われる大人の方もいるかもしれません。でも、お子さんたちはそうは思ってはいません。

子供たちが楽しみにしている年に1度しかない特別な行事・運動会が、大人たちのマナー違反により縮小される。善悪の判断がきちんとできるはずの大人がマナー違反で子供の楽しみを削ってしまうなんてことがあって良いのでしょうか。

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運動会で守るべき10のマナー

少しの心がけで、自分が嫌な思いをすることも、子供や周囲の人が嫌な思いをすることもありません。具体的な事例を踏まえて、運動会で守っていただきたいマナーを10個ご紹介します。

①場所取り・シート敷きは学校のルールを守って

運動会における保護者のマナー違反で、一番多いのが場所取り・シート敷きのマナー違反です。

「良い場所を確保して、子供の活躍する姿を見たい!」という気持ちから、夜中や早朝から並んでご近所の方々に迷惑をかけたり、学校の門が開いた瞬間に猛ダッシュで走り周囲の方に怪我を負わせたり、中には殴り合いに発展してしまうといったトラブルもあるそうです。

そういったことから、早朝からの場所取りを禁止する学校もあるそうですが、場所取りがどうしてもしたくて夜中の学校に侵入し、不審者通報されたという例も実際にあったそうです。

保護者のこういった行動で、お子さんが悲しい思いをするのは避けたいものです。いい場所が取りたいという気持ちは皆同じ。このようなことで事件に発展しないように、お互いに譲り合って気持ちよく過ごしたいですね。

下に敷くシートに関しては大きすぎるものはトラブルの元。あくまでも家族の人数分に合ったサイズのシートを用意し、敷いてはいけない場所や通路に敷くのは避けましょう。

②カメラ撮影は周りの迷惑にならないように

運動会

我が子の成長記録として、写真やビデオを撮影しようとついマナー違反をしてしまう保護者の方も多いです。

ゴールの瞬間が撮りたいと、勝手にグラウンドの中に入り込み競技の邪魔をしてしまったり、ゴール地点に脚立を建てたり、前方に立っているにも関わらず後ろに構わず姿勢を低くしない等、周りの迷惑を顧みない行動から保護者同士のトラブルに発展するなんてこともあります。

事前に競技が見やすい場所を保護者に知らせる等の工夫をしてくださっている学校も多いです。学校のルールに従って写真・ビデオ撮影は行いましょう。

また、自分のお子さんの出番が終わったら他の保護者の方に場所を譲る、背の高い方が前方に立った時には少ししゃがむといった後方に立っている方への配慮ができると、保護者の皆さんが気持ちよく写真撮影することが可能になります。

③服装は動きやすい服装で。派手な服やアクセサリー、ヒールはNG

ミニスカート

ごく稀に、運動会にパーティーのような格好をしてくるお母さんたちがいます。周囲への迷惑はかからないのでは?と思うかもしれませんが、これもマナー違反になることがあるんです。

「今日はこんな格好をしているから片付けの手伝いはできない」と服装を理由に手伝いをすることや、ピンヒールでグラウンドや芝生に穴を開けてしまうこともあります。スカート・ミニスカート、谷間の見えやすい服、高いヒールや派手なアクセサリー類はできるだけ控えるようにしましょう。

④日傘は周囲に迷惑をかけないように使いましょう

炎天下の中、応援をするのは大変。日よけ対策に日傘を持参するママたちも多いですね。日傘を使用すること自体に問題はありませんが、混雑している中で日傘をさすのはNGです。

応援場所で日傘をさしていると場所をとりますし、後方の人が見えずに迷惑になります。傘によっては周りに怪我をさせる恐れもあります。日傘で日よけをする場合には、周囲をよく見て使用するようにしてください。

⑤応援は気持ち良い言葉を。罵声はNG

運動会

一生懸命走っているお子さんに声援を送りたくなる運動会。しかし、熱くなりすぎてつい口が悪くなってしまう保護者がいることもあります。

「倒せ!やっつけろ!」「負けろ!」と罵声に近い言葉を使い、中には自身のお子さんに向かって「バカヤロー、何やっているんだ!男なら前へ出ろ!」と叫んだりする保護者も。ご本人にしてみれば、叱咤激励のつもりかもしれませんが、あまりにも行き過ぎた言葉に周囲は唖然としてしまいます。

このような保護者の言葉がきっかけで、子供が仲間はずれにされてしまう可能性もあります。「頑張って!」等のポジティブな言葉で応援するようにしましょう。

⑥運動会で宴会やバーベキューはしない

バーベキュー

運動会でのお昼ご飯は、お子さんも楽しみな時間ですね。お子さんも保護者の方と一緒にお弁当を食べることが多いのではないでしょうか。しかし、このお昼ご飯の時間にバーベキューを始める保護者がいるんです。飲酒をして宴会状態になってしまう…という事例もあるんです。

確かにバーベキューや宴会は楽しいものですが、あくまでも運動会は学校行事。飲酒は特に酔っぱらってしまって、トラブルの元にもなりかねません。

お昼ご飯の時間は、パパママが朝から頑張って作った美味しいお弁当を楽しみ、「お昼からの競技も頑張ってね!」とお子さんに声かけをしてあげる、そんな落ち着いた良い時間にしていただきたいですね。

⑦路上駐車は厳禁!

自動車

学校によっては駐車場が少ないところが多いと思います。お子さんと同様、基本的に徒歩で学校まで来るようにと学校から指定されている地域も多いのではないでしょうか。

それにも関わらず路上駐車をする保護者や、近所の公園やスーパーに駐車する保護者が存在し、近隣施設に迷惑をかけるといった話をよく聞くことがあります。中には警察を呼んでの近隣住民とのトラブルに発展し、このような問題から運動会が縮小する方向になる場合もあります。

路上駐車はマナー違反である前に、交通違反でもあります。楽しい運動会をこのようなトラブルで嫌な思い出にすることのないように、学校の指示に従ってください。

⑧ゴミ袋を持参し、自分のゴミは自分で処分しましょう

運動会には昼食・おやつ・飲み物を持ち込むことが多く、必ずゴミが出ます。しかし、そのためにゴミ箱を設置する学校や保育園・幼稚園は少ないと思います。

ゴミは自分で持ち帰るのが当然のマナーですが、自分で出したゴミを持ち帰らずにグラウンドに放置していく保護者がいます。近所の道端や植え込みに捨てていくといった悪質なケースもあり、学校にクレームが来ることもあります。中には校内禁煙なのに、煙草が捨てられているなんてことも。

ゴミが出る可能性のある方は、必ずゴミ袋を持参し必ず自宅で処分しましょう。

⑨使用禁止の遊具は使用しないこと

立入禁止

運動会では、遊具や花壇などに入れないように立入禁止のロープが張られていることがよくあります。立入禁止になっているのには理由がありますので、必ずルールを守ってください。

使用禁止のロープが張られていたのにも関わらず「写真・ビデオを撮るために高いところに登って撮りたい…」と保護者がうんていに登り、誤って落ちてしまったという事例がありました。その後、救急車で病院に運ばれたそうです。そういったトラブルを避けるためにも、使用禁止にされている遊具には触れないようにしましょう。

その他にも、進入禁止になっている花壇に入って写真撮影をしたことから、子供たちが一生懸命育てていた花が荒らされてしまったり、高齢者の方や車椅子の方のための席に座っていたり、モラルが問われる問題もあります。

子供たちには「きちんと社会のルールやマナーを守りましょう」と普段から教育しているはず。保護者が守らず周りに迷惑をかけていたら、子供たちがどんな気持ちになるかということも考えていただきたいですね。

⑩子供や学校に迷惑をかけるクレームはつけない

クレーマー

子供たちが主役の運動会。それを主催する学校側に保護者がクレームをつけるなんてことも近年では多く、問題になっています。

たとえば「この日は予定があるから運動会の日程を変更してほしい」と自分勝手な理由で先生に日程の変更を訴える保護者や、クラス全員で決めたことなのに「うちの子は足が速いから絶対リレーの選手にした方がいい!〇〇ちゃんと交代させてください。」といった要求をする保護者がいます。

運動会当日も、ゴール判定に納得がいかない保護者の方が「ビデオ判定をすべきだ!」と文句をつけて、運動会の進行を妨げることもあります。

全ての子供と保護者に納得のいく運動会になれば良いものですが、保護者はあくまでもお客さんという立場です。子供に嫌な思いをさせたり、迷惑をかけるような要求ばかりしたりするのは、大人としていかがなものでしょうか。クレーマーではなく子供たちの味方となれるように務めてくださいね。

楽しい運動会!マナーを守ってもっと楽しく!

運動会

運動会でマナー違反をする保護者の方々には、それぞれ理由があるのかもしれません。しかし、マナー違反をして良い理由はありません。トラブルに発展したら、お子さんたちも悲しむことでしょう。

自分も周りもお子さんたちも、年に1度の運動会を楽しく過ごすことができるように、周囲への気遣いを忘れないようにしていただきたいと思います。

ほんの少しの心がけで、気持ちの良い1日になることでしょう。そして、お子さんたちの活躍する姿を目に焼きつけてくださいね!

「運動会」「マナー」 についてもっと詳しく知る

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