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1歳ごろからの「取り分けメニュー」押さえたいポイントと料理例

離乳食が3回になり食べられる食材が増えてくると、調理の途中まで大人の食事と一緒に作り、味付けを別にする「取り分け」ができるようになります。食卓で家族みんなが同じメニューを食べられることに、子供の成長を感じますね。大人の食事から取り分けて調理をするときには押さえておきたいポイントがあり、それらを知っておくことで子供の成長に合わせた取り分けメニューを作ることができますよ。この記事では取り分けのポイントと、先輩ママの料理例を紹介します。

PIXTA

大人の食事から取り分けるときのポイント

離乳食が3回食になるころには、大人の食事から取り分けたメニューが食べられるようになります。子供向けの料理を個別で作らない分、食事のしたくが少し楽になったと感じられるかもしれませんね。

とはいえ、大人とまったく同じものはまだ食べられません。取り分けを行うときは、以下の3つのポイントに注意しましょう。

  • 食材は小さく切ってやわらかく調理する
  • 味付けは大人向けの半分以下とする
  • 脂肪分は控えめにする

1歳ごろの子供はまだ歯が生えそろっておらず、大人と同じように食べ物をかみ砕くことができません。そのため、取り分ける食材は小さく切り、やわらかく煮るなどの調理が必要です。

また、塩分が強いものを食べさせると、子供の腎臓には負担がかかります。味付けは「大人の半分以下」を意識しましょう。脂肪分も消化器官の負担になるため控えめにしてください。

出典元:

取り分けに向くメニューは?先輩ママの料理例

食事作りの時短になりうる取り分けメニュー。ポイントを押さえつつ、できるだけ簡単に取り入れたいものですね。ここからは先輩ママの料理例を紹介します。

2段階で味付けできる、焼きそば

焼きそば PIXTA

今日のお昼は焼きそばを味付けを薄くして息子に取ってから大人は普通に味付けしました🤣
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フライパンのみで肉や野菜、麺を調理できる焼きそば。バランスよくさまざまな食材を食べさせられる点がよいですね。調理の最後に味付けをするため、子供向けに薄味で取り分けた後、大人が好きな味に調節できます。

子供向けに調理しやすいのはもちろん、大人も満足できるのはうれしいポイントです。

ルーを入れる前に取り分ける、シチュー

シチュー amana images

シチューとかであればルーを入れる手前で取り分け、そこに牛乳入れたり子供用のスープの素入れたりして薄味に仕上げています😊✨
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シチューなどの煮込みメニューなら、ルーなどで味付けをする前に別鍋に取り分けると◎。取り分け後に味に差をつければ、2種類のメニューを簡単に作ることができます。

野菜を大きめに切っている場合は、取り分け後にキッチンバサミなどで小さくすると食べやすいでしょう。

トッピングで大人向けアレンジ、スパゲティ

パスタ ゆでる PIXTA

パスタと青菜(小松菜やカブの葉のみじん切り)を一緒に茹でて、納豆とシラス、だし汁、醤油を混ぜたソースを作り、茹で上がったパスタに絡めて食べるのが簡単でランチによく作ってます♡
大人は更に納豆のタレ、醤油、こしょう、卵の黄身を追加♪
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刻んだ青菜や納豆、シラスなどさまざまな種類の食材をソースとした、スパゲティのアイデアです。パスタをゆでてすぐに和えるソースは大人と子供で共通とし、大人の分はトッピングで味を調整します。

子供が食べられるメニューを大人向けにアレンジするというのも一つの方法ですね。

ひき肉にすればかみ切りやすい、肉じゃが

肉じゃが PIXTA

肉じゃがの肉をひき肉に変えて、少しとろみをつけたのも、大人も美味しいし肉を切らなくていいので簡単です!
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煮物として代表的な肉じゃが。野菜と肉をたっぷりとれるメニューですが、お肉が大きいと子供は食べにくいかもしれません。お肉を刻むのもよいですが、ひき肉を使えばより手間が少ないですね。

野菜はやわらかく煮込んでおけば、食べる直前にスプーンやフォークで小さく刻めそうですね。

お湯で割れば味の調節自在、みそ汁

味噌汁 鍋 PIXTA

味噌汁だと、味噌を入れて全部溶ける前に取り分けるか、味噌が全部溶けたら具だけ取ってお湯で割ってます😊
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みそ汁は野菜や海藻などの食材を手軽にとれるメニューですが、味の濃さには気を付けたいものですね。具をゆでて味付け前に取り分ける、あるいは味付け後に具だけを取り、お湯で割って子供用にする方法があります。

汁物は、お湯さえあれば自在に味を調節できる点が便利ですね。

取り分けメニューで大人も子供もおいしい食卓に

1歳児 食卓 PIXTA

取り分けメニューは、大人も子供も満足できるところがポイント。子供用には成長に合った食材のやわらかさや味、大人用には家庭の好みの味付けとして、簡単かつおいしい食卓にしましょう。

家族みんなが同じメニューを食べられるのは、取り分けならではの良さ。「ジャガイモがおいしいね」「〇〇ちゃんはどれが好きかな?」など、和やかに会話をしながら食べると、子供にとって食事がより楽しく感じられるかもしれません。取り分けメニューで子供の食事作りを楽にしつつ、親子で食卓を囲む時間を楽しんでくださいね。

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