妊娠・出産への第一歩。産婦人科選びのポイントとわたしの体験談!

妊娠へ向けて、出産に向けて、長いお付き合いになるのが産婦人科。初めての診察は誰でも緊張するものですよね。妊娠・出産となれば、母と子2人の命を預かってもらうことになる産婦人科。どういったことを重視して選べばいいのか、悩んでいる方も多いと思います。今回は、筆者が実際に妊娠する前から出産までの約1年間と、出産後から現在も継続してお世話になっている産婦人科について、お話させてください。

妊娠希望。自分の体に初めてきちんと向き合った1年間。

結婚して、数年。仕事に明け暮れる日々でしたが、そろそろ妊娠したいと考えて妊活を始めました。とはいえ、多忙を極める職種のせいなのか、元々の体質なのか…生理が何ヶ月もこないなんてこともよくあった筆者は、自分自身が妊娠出来るのか少し不安に感じていました。

ちょうどそんな時、臨月に入っていた仲の良い友人から出産報告がきました。たまたま、筆者の家から徒歩5分の産婦人科で出産していた彼女のお見舞いでその病院を訪れたのがはじまりでした。

初めて来た産婦人科。イメージとは、真逆!

お祝

歩いて5分。医療センター内にあると聞いていたので、古くて薄暗い病院を想像していましたが、着いてびっくり!まるでホテルのロビーのような受付に、明るい日差しが入る大きな窓。きちんと掃除され手入れの行き届いたとても綺麗な病院がそこにはありました。

入院病棟は、完全個室で部屋の中も広々としていて、友人もとても快適に過ごせていると聞き、「私も出産するならここにしよう!」そう思ったのは、この時でした。今考えればとても安易に決めていたと思います。でも、この病院に診察で通っていくうちに、ここに決めてよかったなと思ったことがいくつかありました。

妊娠前・妊娠後診察で魅力を感じた点

  • 通いやすさ(時間・距離)
  • 完全予約制
  • 先生との相性
  • 受付の対応

妊娠へ向けてこの産婦人科に通いだしてから分かったことですが、筆者は排卵時期が通常より遅くタイミングが取りにくいということでした。ですので、月に何度か通い子宮の状態を見てタイミングを聞いて…といった状態が続いていたので距離の点でも診察時間の点でも「通いやすさ」はとても重要でした。

勤務先が自宅から遠く、朝早く夜遅い業務だった為、診察時間が長いという点は本当に助かりました。完全予約制で待ち時間も殆どなかったのでスケジュールも組みやすく、またネット予約が出来たのも便利な点でした。

先生は1人だったのですが、診察はとても丁寧、でも患者が不安になるようなことは無駄に話さない竹を割ったような性格の先生でした。妊娠前の診察でも、無理に励まそうとせず淡々と筆者の体と向き合ってくれましたし、妊娠した際自分のことかのように喜んでくださった姿は今でも忘れられません。筆者の性格に合っていたのもこの先生になら任せられると信頼出来たポイントだと思います。

そして、昔からの友人がたまたま受付で働いていたのも良かった点です。何度も通い続けて、それでもまた今月もダメで…ということが続くと気が滅入ってしまったり、病院から足が遠のいたりすることもあるかと思います。それでも頑張れたのは、友人含め受付で働く方がとても親切で優しく気持ちの良い対応をしてくださったことが頑張ろうという気持ちにさせてくれました。

出産時・入院中に魅力を感じた点

  • 病院までの距離
  • 完全個室制で母子同室
  • 入院中の貸出品

陣痛が5分間隔になってから一度病院へ行ったものの、子宮口が殆ど開いてなかった為自宅へ戻ることになってしまった時も、その後2~3分間隔になり一人で病院へ行くことになった時も、「近くの病院にして本当に良かった!」と心の底から思いました。あの痛みに耐えながら、遠い距離を移動することになっていたら途中で気を失っていたと思います。

無事に出産を終え、入院している時も完全個室制なので他人の目を気にすることなく悠々自適に過ごさせていただけました。母子同室だったので、面会も気兼ねなくきてもらえました。また、筆者は訳あって親に頼ることが出来ない環境でしたので、産後すぐから赤ちゃんのペースに慣れることができ、何より退院後の生活をイメージすることが出来たことが良かったです。

そして、入院中の貸出品。母親の入院着だけでなく赤ちゃんの洋服まで全て用意していただくことが出来ました。おむつやおしりふきはもちろん、入浴時や沐浴時のバスタオルからシャンプーリンスなどの日用品まで全て用意があったので、身軽に入院出来たのは良かったです。

1番の魅力、それは…

母乳

「母乳外来があること」でした。

妊娠中から母乳外来があることは知っていましたが、そこがどういったものでどれくらい自分に必要なものなのか全く分かっていませんでした。でも、後々考えると、これが一番の魅力だと言えるのではないでしょうか。

母乳推奨の産婦人科だった為、入院中は朝晩と胸のマッサージをして頂けました。1週間健診の時も、赤ちゃんの診察・筆者の診察が終わった後にまた母乳外来で胸のマッサージ。もちろん元の体質もあったと思いますが、こまめにマッサージをしていただけたので入院中から湧き出るように母乳が出ていました。

初めての試練。乳腺炎…

SOS

もうすぐ1ヶ月健診だというある日の夜中。赤ちゃんの授乳で起きた際、体全体が筋肉痛の様に痛み、震えが止まらなくなりました。酷い頭痛で殆ど眠れないまま朝を迎え、念のためと思い体温を計ると…40度!

慌ててネットで症状を検索して出てきたワードは「乳腺炎」でした。

聞いたことはあるものの、こんなに体が辛く高熱になるなんて考えてもいなかった筆者にとって、まさに寝耳に水です。どうしよう…薬は飲めないし、夫も仕事で赤ちゃんの世話は私しか出来ない…。

「何かあればすぐ連絡くださいね。」そう言ってくれた助産師さん達の言葉を思い出し、あまりの辛さに泣きそうになりながら電話をしました。まさか出産という大仕事を終えた後に、こんな痛みが待っていたなんて…。

そんな筆者の話を優しく聞いて、的確な指示をくれたのが助産師さんでした。そして診察開始とともに産婦人科に駆け込み、案内されたのが「母乳外来」でした。

母乳外来があって良かった!

助産師

母乳外来では、症状の問診から胸のマッサージまでを行ってくれます。詰まってしまっている乳腺を探しあて、しこりが出来ている部分を中心に念入りに処置していただきました。その後、先生による診察。かなり酷い状態だったようで、授乳中でも飲める漢方薬を頂き、また母乳外来へ戻ってジャガイモ湿布をして頂き、次の予約を取って帰宅。

熱が出てからこんな短時間のうちに、助産師の方による処置と先生による診察をスムーズに受けることが出来たのは、ボロボロの筆者にとってとてもありがたい環境でした。また、出産した病院だからこそ、安心して助けを求めることが出来ました。

そこからは、毎月1回母乳外来に通っています。あれ以来乳腺炎にはなっていませんが、胸の状態のチェックや哺乳量の測定、赤ちゃんの体重チェックが主な目的です。マッサージ中、助産師さんとは子育てのことや自分の体で気になることなど色々と相談することが出来るので、不安を感じることなく日々の育児に専念することが出来ています。

産婦人科選びで重視しなかったこと

バツ

ここまで、産婦人科選びにおいて筆者が重視した点をお話ししましたが、もちろん重視しなかった点、重視しなくてよかったなと感じた点があります。

  • マタニティクラス
  • 退院時の特典
  • 家族宿泊の有無

マタニティクラスと呼ばれる、妊娠中から出産への知識を学び出産へ備えるという教室が平日開催されていましたが、基本的に平日休みが取れない筆者にとってマタニティ教室の充実は、重視すべき点ではありませんでした。

産婦人科によっては、退院時に有名メーカーの新生児セットを頂けたり、お宮参り等での無料撮影チケットを頂けたり、特典が充実しているところがあるかと思いますが、筆者の選んだ産婦人科では退院時の特典は粉ミルクとおむつのサンプルを数点頂いたくらいでした。

ただ、入院中にアロママッサージを1回受けることが出来、とても評判の良い美味しいご飯を毎食戴くことが出来たので、退院時の特典は重視しなくて良かったと思います。また、1人目の出産だった為、家族宿泊も必要なかったのでこの点も当初から外して考えていました。

出産は多種多様。納得いく産婦人科選びを!

出産

今、この記事を読んでくださったのは、妊娠前の方や妊娠発覚直後の方が多いかと思います。これから産まれてくる赤ちゃんと過ごす大切な妊娠期間通い続け、出産という大仕事をすることになる産婦人科選び。

妊娠を希望していてなかなか授かれない状態が続いているのか…妊娠中何かあった時、すぐに病院へ連れていってくれる人がいるのか…里帰り出産なのか…など、生活環境によって一人一人重視することが違って当然だと思います。

でも、どんな人にも当てはまるのは、自分の心と体、そして産まれてくる赤ちゃんを含め「命」を預かってもらう場所を、私たち自身が責任を持って決めるということです。「いいお産だった」と言えるのは、「安産」であることだけではなく「妊婦自身とその家族が納得する環境でのお産」であることではないかと筆者は出産を通じて考えるようになりました。

筆者自身、納得して満足いく出産を経験出来たからこそ、妊娠前から出産後現在もお世話になっている産婦人科で、2人目も産みたいと考えています。今回の記事を読んでくださった皆さんが、そんな産婦人科と出会えますように!

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

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