お兄ちゃん・お姉ちゃんになるために…4人の先輩ママに聞く上の子への接し方

将来子供が欲しいと思っている方、妊娠中の方、子供が1人いる方、家族設計をどのように考えていますか?気持ちとしては2人以上の子供が欲しいけれど、金銭面や待機児童の問題、仕事の都合など、さまざまな理由で2人目の子供を躊躇する家庭が増えています。その理由の1つが、2人の子育てが大変そう、上の子に負担をかけるのでは…という思い。今回は、2人のお子さんを育てるママに、妊娠や出産を経て上の子がどのように変化したのか、また上の子にどのように接したのか聞きました。

PIXTA

今回お話を聞いたのはこの4人

さやかさん:女の子(5歳)/女の子(2歳)のママ
ふさこさん:男の子(4歳)/女の子(0歳)のママ
はつえさん:男の子(4歳)/女の子(2歳)のママ
しおりさん:男の子(3歳)/女の子(1歳)のママ

今回お話を聞いたのはこちらの4人。みなさん、仕事をしながら家事・育児をしているワーキングマザーです。

妊娠後に起こったお子さんの性格や行動の変化

人形遊び PIXTA

2人目のお子さんを妊娠すると、上のお子さんは何か感じるのでしょうか。実際に2人目の妊娠前後でお子さんに変化はあったのか聞いてみました。

妊娠する前は、活発で人懐っこい子

――下の子を妊娠する前、お子さんはどういう性格でしたか?

さやかさん:妊娠した時は上の子が2歳後半でした。性格は、家の中ではお手伝いが好きでとっても活発だけど、外では環境や人に慣れるまで時間が掛かるタイプでした。

ふさこさん:うちは、妊娠した時に上の子が2歳10ヶ月で、元気で人懐っこい子でした。おじいちゃん・おばあちゃんにとって初孫だったこともあり、とてもかわいがられ、のびのびと育ちました。

妊娠後は、すぐに怒ったり泣いたりするように

泣く PIXTA

――2人目のお子さんの妊娠中に変化はありましたか?

さやかさん:妊娠を伝える前の時期、赤ちゃんの話をするようになったことを覚えています。同じ時期に、保育園でお人形遊びをするようになったと先生から聞きました。

ふさこさん:妊娠を伝えていないときですよね?すごい!うちの場合は、感情の起伏が激しくなりました。それまではあまりなかったのですが、すぐ怒ったり泣いたりするようになりました。

保育園の先生からもそういった話を聞いていたのですが、体調が落ち着いてから妊娠を伝えると「やっぱり」という反応だったので、先生も明らかな変化を感じていたようです。

妊娠を伝えたのは、つわりで辛かった時期

――妊娠をしたことで性格や行動に変化があったようですが、いつ頃お子さんに妊娠を伝えたのでしょうか?

さやかさん:妊娠がわかってすぐ、母子手帳をもらうタイミングで伝えました。

しおりさん:かなり早い時期に伝えたんですね。私は、正直はっきり覚えていないですが、お腹が大きくなる前に伝えたと思います。

ふさこさん:伝える時期はみなさん結構バラバラですね。つわりで辛い時期に上の子の相手をすることができなくなってしまったので「お腹に赤ちゃんがいるんだよ」と伝えました。

――そのときのお子さんの反応は?

保育園の先生 PIXTA

さやかさん:「えーー!どこにいるの~?」と言っていました。お腹の中にいるんだよ、とエコー写真を見せたら「赤ちゃんかわいいね~」と言ってくれました。

しおりさん:娘さんとってもかわいい反応ですね!うちは、妊娠を伝えたときに上の子が1歳代だったのでよくわかっていない様子でしたが、お腹の大きさが目立つようになってからは、なでなでしてくれるようになりました。

ふさこさん:お腹をなでなでしてくれると嬉しいですよね。私は、お風呂に入っているときなど、息子がリラックスしているときに何度か伝えたのですが、喜ぶ・嫌がるなどの反応はなく、「?」という感じでした。

それから2ヶ月くらい経ったときに、保育園の先生から、「お母さんのお腹に赤ちゃんがいるんだ」と話したと聞き、彼なりに時間をかけて受け止めていたのかなと思います。

赤ちゃんの誕生で起こった変化と、ママが意識したこと

妊婦 amana images

お腹がどんどん大きくなる様子をみていたお兄ちゃん/お姉ちゃん。生まれた赤ちゃんを目にしてどのような反応を示したのか、性格や行動に変化があったのか聞いてみました。

下の子が生まれたとき、上の子の体調や性格に変化が

――下の子が生まれて、上の子に変化はありましたか?

しおりさん:産後の入院中+1週間、義実家に上の子を預けていたので、産後2週間経った頃に久しぶりに会いました。1歳代の子供にとってその期間はとても長かったようで、私のことを忘れているような反応をされてとても悲しかったです。赤ちゃんに対しても、「これ何?」というような反応でした。

はつえさん:上の子が小さいので仕方がないとはいえ、その反応はけっこう辛いですね…。うちの子は、癇癪がひどくなってすごく甘えん坊になりました。

計画出産で、朝早くに家を出たため声をかけなかったのですが、退院後に初めて会ったときは歯を食いしばって泣いていました。寂しくて大泣きするでもなく、泣くのを我慢するような様子をみて申し訳なく思ったことを覚えています。

さやかさん:大泣きするよりも我慢するような泣き方のほうがママにとっては辛いですよね。うちは、下の子が生まれたあと、上の子が頻尿になったことがありました。病院を受診したところ、心因性のものだと医師に言われたことで、そういえば「抱っこして」とか言わなくなったな、と、我慢をさせていたことに気づきました。

ふさこさん:ママの気づかないところでいろいろと我慢していたんですかね。息子の場合は、お腹が痛いと言うことが増えました。本当に痛いのかもしれないし、かまってほしいのかもしれないけど、それが分からなくて困りました。

ぎゅっと抱きしめて「あなたのことが1番好き」と伝える

抱きしめる PIXTA

――産前産後通して、上のお子さんにいろいろな変化があったと思いますが、上のお子さんへ意識したことはありますか?

しおりさん:下の子が生まれたとき、上の子はまだ歩き始めたくらいの時期だったので、赤ちゃんが2人いるような感覚でした。私が上の子に意識したことは、できるだけ抱っこをするようにしたこと、朝・夕の家と保育園を往復する時間を上の子とのコミュニケーションの時間にしたことです。

あと、自分の親から「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて、親に対して何も言えなくなった経験があるので、子供に同じことを言わないようにしていました。

はつえさん:保育園の送り迎えの時間、大切ですよね。私は産前産後の1ヶ月間は義実家にいたため、あまり特別はことはできませんでしたが、産前1ヶ月は上の子との時間を大切にしたいと思い、毎日近くの消防署に2人で散歩に行きました。下の子が生まれてからは、上の子の言うことを必ず守るようにして、授乳中でも「抱っこ」と言われれば抱っこするようにしました。

さやかさん:授乳中でも抱っこ!すごいですね。妊娠したことがわかってすぐの時期から、今後どうなるかというイメトレをさせていました。例えば、「ママはお腹が大きくなるとこうなるよ、入院中は家にママがいなくなるよ」という内容です。そのおかげか、産後の入院もすんなり受け入れることができたようでした。

下の子が生まれてからは、上の子と2人で過ごした時期のアルバムを見て、先に生まれたという絶対に覆らない事実を伝え、特別感を伝えるようにしました。

ふさこさん:たしかに、年齢は下の子が上の子に絶対に追いつけないですもんね。私は、「あなたが一番」ということを、しつこいくらいに繰り返し伝えました。

上の子に産後1ヶ月くらいのときにあった新生児訪問で、「上の子は生まれて初めて面白くない時期をすごしているから大事にしてあげてね」と言われたことが印象的です。私の実家には、「お兄ちゃんになれてよかったね」というようなことは言わないでと伝えました。

今は、下の子を思いやる気持ちができました

――いまは下のお子さんも少し大きくなっているかと思いますが、上のお子さんはどのように下のお子さんと関わっていますか?

はつえさん:2人で楽しそうに過ごすことが増えています。車で出かけるときに子供2人を後部座席に座らせると2人が会話をしていてとってもかわいいです。2人が並んで寝ている姿を見るととてもほっこりします。

さやかさん:寝ている姿はかわいいですよね!上の子は遊ぶ相手ができてとっても楽しそうです。以前は、2人きょうだいのいとこが遊びにきた際、1人で寂しそうに見送っていましたが、今は姉妹2人で明るく見送ることができるようになりました。

子供同士で遊んでくれるので育児が楽になりましたし、楽しそうな子供たちを見て私も楽しいです。

ママの愛情の示し方は人それぞれ

兄弟 PIXTA

今回、2人のお子さんを育てるママにお話を聞いて印象的だったのは、下のお子さんが生まれても変わらない上のお子さんへの愛情でした。妊娠・出産によってママは体調がめまぐるしく変化するため、それまでのように上のお子さんの相手をすることが難しいときもあるでしょう。

お子さんからすると、それまで自分だけのためにいたママがそうでなくなるような感覚があるかもしれません。しかし、方法は違えど、弟/妹の存在を繰り返し説明することや、下のお子さんが泣いていてもママは自分のことを優先する姿を見せることで、お子さんなりに弟/妹の存在を認めていきます。

お子さんにとってもママにとっても辛い時期があるかもしれませんが、お子さん2人の笑顔が見られる日がくると思うと乗り越えられそうな気がします。4人のママに話を聞いて、改めてきょうだいっていいなと思いました。

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