「パパは単身赴任中」離れて改めて感じる家族の愛しさ

パパが自宅から離れて住み、遠くで仕事をする単身赴任。ママはどのように生活をするか不安になるものです。パパが育児に積極的であればあるほど、パパがいないことへの心配や負担が増すかもしれません。実際にパパが海外に単身赴任中で、日本でママと娘さん2人で生活しているはるなさんに、育児の様子や生活の変化について聞きました。離れて暮らしていてもママはパパを思いやり、パパも家族を恋しく思う様子が伝わってきました。

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パパの単身赴任、育児はどう乗り切るの?

家族にとってパパの単身赴任は大きなできごと。仕事上仕方ないことだとわかっていても、パパがいない生活には不安を感じることがありますよね。

インターネット上ではパパの単身赴任が決まったママの不安の声が投稿されています。

今年の4月から旦那の単身赴任が決まりました。上と下が、まだ小さく1歳と3歳なので、パパを頼りにしていたのですがそれも出来ず💧自分の実家は頼れなくて、旦那の実家は近いんですが、旦那様が単身赴任の奥様は大変ですか?
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子どもが生まれてからすぐに旦那さんが単身赴任になって、おひとりで子育てしている方いらっしゃいますか?

私は今実家に里帰り中なんですが、生後1ヶ月したら、旦那の所へ帰ろうと思ってました。ですが、ちょうどその頃旦那が単身赴任になりそうなんです💦

旦那には実家からこっちに帰ってこない方がいいんじゃない?と言われましたが、子どもの予防接種のこともあるし帰らないわけにはいかないなと思ってます>_<
かといって、初めての育児で、まるっきり1人でやっていく自信もなくて悩んでいます。
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夫婦で暮らしている時の単身赴任も寂しいものですが、子供がいる状況での単身赴任は育児面でも心配しているママがいるようです。

パパが単身赴任中の暮らしはどうなるのか、なかなか想像がつかないものですよね。

はるなさん一家の家族構成

はるなさん一家の家族構成は以下の通りです。

  • パパ:中東に単身赴任中
  • はるなさん:週に4日働くワーキングマザー
  • 娘さん:2歳半

家族3人で暮らしていたはるなさん一家。パパは結婚前から海外転勤が多い仕事をしていて、結婚前にも2度ほど海外に行き、遠距離恋愛をしていたことがあるのだそう。

結婚後は「まだ小さい子供がいるから」という理由で海外赴任がなかったのですが、娘さんが2歳を迎えたことで海外に転勤する機会を迎えたといいます。

パパは海外に!日本で育児を頑張るママを取材

母子家庭 PIXTA

家族にとって不安な面が大きい単身赴任。パパが単身赴任中の家庭では、家事や育児はどのようにしているのでしょうか。また、離れて暮らすパパとのコミュニケーション方法も気になるところ。

実際に、現在パパが単身赴任中のママに話を聞きました。今回お話を聞いたのは、子育てをしながら週に4日お仕事をしているはるなさん。パパが単身赴任になった経緯や、その後の生活について話してくれました。

もともとは「家族帯同」を考えていた

飛行機 PIXTA

結婚前から海外赴任があったことで「いずれは海外転勤」ということはわかっていたというはるなさん。パパとは、もし海外転勤の場合には、家族で一緒に生活する「家族帯同」にしようと話していたそうです。

しかし今回単身赴任に至った理由について、はるなさんは以下のような項目をあげました。

娘さんのアレルギー

まずは、娘さんに小麦アレルギーがあったこと。「言語がわからない国で、娘のアレルギーに対応した食べ物を探すのは大変だと思った」とはるなさんは話します。アレルギーは命にかかわるため、不安があるうちは海外へはいかないほうがいいと感じたそうです。

ママの仕事と、ようやく決まった保育園

また、ママ自身が仕事を続けたいという思いがあったことや、1年間待機していた保育園にやっと入園できたタイミングだったことも理由になったといいます。

海外に行ってしまえば保活はまたやり直し。待機児童が多い地域に住んでいるはるなさんにとっては、地域の生活環境が判断材料になったようです。

パパ以外に頼れる人がいない生活環境への不安

パパ PIXTA

はるなさんが最終的に結論を出した理由は「育児がどんなに大変でも、家族以外の支援者がいないこと」だそう。

パパは日中仕事で、家には子供とママ2人に。日本にいれば、パパが仕事をしている間も家族や友人に会うことができますが、それが海外では難しくなります。パパも「仕事が忙しいときは、家族にさみしい思いをさせてしまうかもしれない」と話していたそうです。

はるなさんは「海外は不慣れなので、私自身が不安定になってしまう可能性があると思いました。私が崩れたら家庭が崩れてしまう。それなら日本で頑張ろうと考えました。」と話します。

こうしたポイントを踏まえた話し合いの末、はるなさん一家は今回「単身赴任」を選択しました。

3人での暮らしから2人に。パパの単身赴任でママが変わったこと

ママ 2歳 PIXTA

はるなさんは、単身赴任の生活になってから変化したことが3つあるといいます。

1.パパがしてくれたことの大きさに気づいた

休日に何気なくしていた家族みんなでの買い出し。車の運転や購入したものを持つのはパパの役目でした。しかし、パパがいなくなってから1人でチャレンジすると、とても大変だったといいます。「荷物を両手にたくさん持って、娘が走るのを追いかけるのはとても大変でした。1人では厳しいと感じ、今はネットスーパーを使っています」とはるなさんは話します。

また、ゴミ出しや食事の準備もパパが行ってくれていて、パパの出発後は家事の負担が増えて大変だと感じたそうです。

2.実家のサポートをうけるようになった

祖父母 PIXTA

仕事に育児、家事を1人でしていくのは大変なこと。パパが出発してからは実家の両親にサポートしてもらう機会が増えたといいます。土日に泊まりに行くほか、はるなさん自身が通院するときには娘さんを保育園に迎えに行ってもらうことがあるそうです。

特にサポートがないと大変だと感じたのは、ママが突然の体調不良でダウンしてしまったとき。普段ならパパが娘さんを公園に連れ出したり、面倒を見たりしてくれたといいますが、居なくなってしまってからは「1人で乗り切る」ことに大きなプレッシャーを感じたそう。

こうしたピンチに力を貸してくれる実家の存在について「とても心強いです」と語るはるなさん。力を貸してくれる存在には感謝しつつ、サポートを受ける気持ちが大切ですね。

3.上手に息抜きをするようになった

コーヒー カフェ PIXTA

実家のサポートを受けつつ、仕事に子育て、家事を頑張っているはるなさん。いくらサポートがあるとはいえ、パパがいた時と同じように家事や育児をこなしていくのは大変です。

はるなさん自身、できるだけ手を抜ける部分は抜いて、自分の時間を作ることを大切にしているといいます。例えばパパがいた時にはあまり使わなかった洗濯機の乾燥機能をよく使い、洗濯物を干さずにゆっくり座ってテレビを観たり、日曜日は毎週出かけるのではなく、娘さんと家でゆっくりする日を作ったりするそうです。

実家に行ったときには両親に娘さんを預け、1人でカフェに行く時間を作ってもらっているのだとか。ママ自身が煮詰まる前に、息抜きをする習慣は必要ですよね。

離れていても大切にしている、パパとのコミュニケーション

スマホ PIXTA

家にパパがいないとはいえ、パパとはるなさん、娘さんが家族であることに変わりはありません。はるなさん一家では金曜日の夜を「テレビ電話の日」と決め、家族で無料通話アプリを使ってテレビ電話を楽しんでいるといいます。

パパは娘さんとの通話をとても楽しみにしていて、電話を通して「むすめちゃ~ん」と話しかけているのだそう。娘さんは金曜日の夜は少し保育園疲れがあり、機嫌がよくない日があるといいますが、そんな日常の様子も共有しているそうです。

また、はるなさん自身は普段からパパに、保育園で使っている連絡帳の写真を送るようにしているのだそう。娘さんが当日何をして過ごしたのか、どのようなことができるようになったのかをパパと一緒に喜び合うために、非常に役に立っているといいます。

「結婚前に海外赴任していたころには無料通話アプリがなく、メールでは写真には枚数制限があったり、動画は送れなかったりしました。今は動画も写真も制限なくすぐに送ることができるので、とてもありがたいです。」とはるなさん。アプリのおかげで円滑なコミュニケーションがとれているのですね。

パパとママそれぞれの思いは?

指輪 PIXTA

単身赴任中のパパ、そして日本でパパを待つはるなさんに、今感じていることを聞いてみました。パパもママも「家族で一緒にいたい」という思いがあり、会える日を楽しみにしているようです。

パパの思い

スーツケース amana images

「現在は文化が違う海外で生活しているので、日本での生活を恋しく感じることがあります。また、会社帰りには同僚と一緒に寮に帰るのですが、子供と妻が待っていないことを寂しく思います。

昔は単身赴任といえば『1分1,000円』の公衆電話に並ぶ時代もあったそうですが、今では無料通話アプリで娘や妻と話をすることができ、技術の進化を嬉しく思います。娘は現在2歳で、出発前にきちんとパパを認識していたので、テレビ電話で『パパ』と言ってくれるのはうれしいものです。

食事も生活も日本が懐かしく、一時帰宅を楽しみにしています」

ママの思い

ママ 2歳 PIXTA

「単身赴任を決めたのは家族みんなの答えですが、パパがいなくなって最初の1週間は、ふとした瞬間に涙が出てしまうことがありました。特に自分ではどうしようもないほどの娘のイヤイヤが起きた時や、自分が体調不良になったときには『ここにパパがいてくれたら』と感じます。

帰りが遅くてもいいから『パパがいてくれることが心強かったんだ』と思いました。子育てしているママにとって、パパのサポートはかけがえのないものです。

そしてやっぱり、現在2歳の娘の成長を、日々一緒に見ていけないことには寂しさを感じます。夏には2週間ほど帰省してきてくれるのですが、2週間はあっという間だろうなと今から思いをはせています」

離れていても家族、子供の成長を共有して喜び合う機会を

家族 PIXTA

パパが単身赴任をしているはるなさん。パパと離れて初めて、パパがしてくれていたことや、パパが居てくれて自分が安心していたということに気づいたそうです。

また、パパの方も家族と距離は離れていても、娘さんの成長を見ることが楽しみであったり、パパとして覚えられていることを嬉しく感じたりしているようでした。

物理的な距離は離れていても、家族であることには変わりありません。単身赴任中も子供の成長や日々のできごとを共有しながら、家族としての喜びを感じ合っていたいですね。

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