「貯められる人になりたい」と思ったとき見直したい習慣3つ

雑誌やテレビでさまざまな節約方法を見かけるけれど、どれも難しそうでなかなか始められない。あるいは、無駄遣いしているつもりはないのに給料日前のやりくりが苦しい。そんな方は無意識のうちに「貯まらない人」の行動パターンに陥っているかもしれません。貯まる家計になるためには、必ずしも家計簿をつける必要はありません。支出を切り詰めたり、我慢をして節約したりする前に、できることがありますよ。この記事では、貯まらない人の典型的な習慣を3つ挙げ、貯まる人へ変わるための解決方法もあわせてご紹介します。

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家計簿も節約もなかなか続かないもの

お金を貯めたい。無駄遣いをなくしたい。そう考えたとき、まず頭に浮かぶのは「家計簿」かもしれません。

ただ、家計簿は毎日はおろか、週1回であってもなかなか続かないものです。いったんは始めたものの、一度記録を忘れるとそのうち面倒になり、気がつけば家計簿を用意したことすら忘れてしまう…そんな経験はありませんか?

今まで家計管理の習慣がなかった方が、家計簿をつけ始めたり、1円単位で切り詰めるような節約を始めたりするのは無謀かもしれません。どのみち続かなくて自信を失い、家計管理に苦手意識をもつようになっては本末転倒です。

「貯まらない人」にありがちな習慣3つと解決方法

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そこでご提案したいのが、自分の日頃の行動を見直すことです。

筆者は約4年間、マネー情報誌の編集に携わったことがあり、多くの読者に取材をしました。そのときの経験から、「貯まらない人」には共通の習慣があることに気づきました。

今回はその中でも特に注意すべき習慣で、なおかつ解決方法のハードルが比較的低いものを3つピックアップしました。

これらの習慣をやめれば、急激に収入が増えることがなくても支出を抑えることはできます。ご自身の日常生活を振り返ってみて、一つでも当てはまるなら、今日から行動を変えてみることをおすすめします。

1. 月いくらお金を使っているか即答できない

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「あなたは1ヶ月間生活するのにいくらお金を使っていますか?」

この質問に答えられる方は意外と少ないものです。なんとなく家計に余裕がない気はしているけれど、毎月の収入と支出がどれくらいで、差し引きプラスなのかマイナスなのか、即座には答えられないかもしれません。ここにも「貯まらない人」ならではの落とし穴があります。

お金をいくら使っているかわからないと、そのうち目を向けなくなります。すると「浪費していても気づかない」状態に陥るのです。

これはダイエットでも同じことがいえます。ダイエットを始める前は意気込んで体重計に乗るものの、思うような結果がでないと、そのうち体重を量ることすらしなくなる。心当たりのある方はいらっしゃるでしょう。

解決方法:1ヶ月間ひたすらレシートをためてみる

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無意識のうちの浪費を避けるには、いくらお金を使っているか把握することから始めましょう。そこで試してほしいのが、1ヶ月間ひたすらレシートをためることです。

毎日レシートの金額を集計したり、家計簿に転記したりしなくてもOK。1日1回でも1週間に1回でもよいので、お財布からレシートを出して、決められた場所に積み上げていきます。リビングの一角などに専用の入れ物を置いてもよいでしょう。

そして1ヶ月後、レシートの合計額を計算してみてください。「食費」「交際費」などに分類する必要はありません。合計額はあなたの想像よりも高いでしょうか。それとも、思いのほか低いでしょうか。

計算機を叩く過程で、自分がいかにお金を使っているかイヤでも実感するはず。家計簿に節約効果があるのもこれが理由です。

2. 気にせずにATM手数料を払っている

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給料日に銀行やコンビニのATMに並び、お金をおろす。このような何気ない行動にも、「貯まらない人」が陥りやすい習慣がみられます。

ATMを利用するとき、時間帯や場所によっては108円、216円と手数料がかかります。この程度の金額だとあまり意識しないかもしれませんね。

金融機関によって差はあるものの、大手銀行の預金金利は軒並み低い状態が続いています。定期預金(※)に100万円預けたとしても、1年後に受け取れる利息は100円(税抜)です。

月に何度もATMを利用してそのたびに手数料を払っているとしたら、実質的にはお金を減らしていると考えたほうがよいでしょう。

(※)大手銀行の1年もの定期預金金利は0.01%(税抜、2017年6月時点)

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解決方法:ATM手数料の優遇サービスを利用

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ATM手数料は「かかるのはしょうがない」ものではありません。少しの工夫で無料にすることができます。

金融機関の中には、条件を満たせばATM手数料などを優遇するサービスを行っているところがあります。

たとえば三菱東京UFJ銀行では、給与振込口座にすると月3回まで提携先コンビニATM手数料が無料に。提携先コンビニATMには、セブン銀行ATM、ローソンATM、E-netなどが挙げられます。

夫や自分の給与振込口座がある銀行のサービス内容を一度チェックしてみてくださいね。もしサービス内容がいまいちであれば、これを機に給与振込口座を見直してもいいかもしれません。

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3. 「お金が余ったら貯金に回そう」と考えている

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あなたは毎月決まった金額を貯めていますか?貯めているとしたら、どのようなタイミングと方法でお金を動かしていますか?

「貯まらない人」がやりがちな貯金方法は「後取り貯金」。給料日前にお金が余ったら、その分を貯金に回すという方法です。つまり、無駄遣いをしてお金が余らなかったら、いっこうに貯金は増えないことになります。

一方、確実に貯めている人は「先取り貯金」をしています。給料を受け取ったら、先に一定額を貯金に回し、残りのお金でやりくりするという方法です。先に貯金分を確保しているため、残ったお金は使い切っても赤字にはなりません。

解決方法:続けられる金額を強制的に積み立て

着実に貯金をするには「忘れる」「無意識」がポイント。支出と異なり、「なかったことにする」ほうが、確実に貯金を増やすことができるのです。

先取り貯金をするには、給与振込口座や生活費のための口座とは別に、貯金用の口座を用意しましょう。お給料が入ったら一定額を貯金用の口座に移動し、あとは手をつけないようにします。

より確実に先取り貯金をしたいなら、毎月一定額を強制的に貯める仕組みを取り入れるのも手です。一般的なのが銀行の自動積立定期預金(以下、自動積立)。自動積立は始めるときこそ銀行の窓口で手続きをするなどの手間がかかりますが、いったん始めてしまえば、あとはイヤでも貯まります。

ただし注意点もあります。せっかく先取り貯金をしても、残りの生活費が足りなくて結局取り崩しては本末転倒。無理のない積立額から始めることをおすすめします。貯金の習慣をつけ始めたときは、とにかく「続ける」ことを重視したほうがよいからです。

なお、自動積立の最低金額は銀行によって異なります。たとえばみずほ銀行なら5,000円から、三菱東京UFJ銀行は10,000円(※)から設定が可能です。また、ソニー銀行はネット上で自動積立を始める手続きが完結します。銀行の窓口へ足を運ぶ時間がなかなか取れない方は、選択肢に入れてもよいかもしれません。

(※)「Eco通知(インターネット通知)」を利用し、インターネットバンキングでの取引に限り、1,000円から指定可能

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「貯まらない人」から「貯まる人」へ変わることは意外と簡単

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誰しもすぐに家計管理の達人になれるわけではありません。無理な方法はどのみち続かないもの。今回ご紹介した「貯まらない習慣」を見直すだけでも、「貯まる人」へステップアップする一歩を踏み出したことになります。

結婚し、子供が生まれれば、何かと出費は増えます。教育費やマイホーム購入資金といった大きな出費も想定されます。無意識のうちの浪費を防いで、自分の意志でお金を貯め、上手に使える人になりましょう。

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