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監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠中のトキソプラズマ感染症、胎児への影響はある?

トキソプラズマ症は猫の糞便や生肉から感染する感染症です。妊娠中のトキソプラズマへの感染は、胎児への感染が心配されています。妊娠初期ほど重症度の高い影響が出やすく、妊娠後期には軽症が多いものの、感染確率が上がります。感染しないためにはどのようなことに注意すべきなのでしょうか。トキソプラズマ症とは何か、妊娠中に感染した場合の影響や治療について説明します。

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猫から感染するトキソプラズマ症とは

トキソプラズマ症とは、トキソプラズマという寄生性原生生物によって起こる感染症です。世界の全人類でいうと、約3分の1は感染しているといわれ、世界中に蔓延している病気です。

しかし、感染症といっても、人から人に感染することはありません。また、健康な人が感染したとしても、強く症状が出ることはないといわれています。

ただし、妊婦が感染した場合は胎児に感染するリスクがあります。胎児が感染した場合、生まれてきた赤ちゃんに何かの病気が見つかることがあります。

出典元:

成人のトキソプラズマ症の症状

マスク 成人 amana images

大人が感染した場合、健康な人であれば、トキソプラズマに感染しても症状がでない場合が多いです。症状が出なければ、感染したとしても特に治療する必要はありません。

一部の人は、発熱やリンパ節の腫れなど、インフルエンザのような症状がでることがあります。

出典元:

妊娠中に感染した際の胎児への影響と治療

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記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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