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監修:鈴木さや子

夫婦でお金に対する価値観が異なっていて困る!解決方法は?

夫婦であっても、それぞれ自立した1人の大人。育ってきた環境や常識が異なれば、価値観だって異なって当たり前といえます。ただ、こと「家計に対する価値観の違い」は、放っておくと夫婦関係の悪化につながる可能性も…。そうならないための予防方法や、今まさに悩みを抱えている方に知ってほしい解決方法をファイナンシャルプランナーがお伝えします。

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夫婦間でお金に関する価値観が異なると、どんな弊害が?

お金との付き合い方が夫婦でずれていると、普段のお金の使い道はもちろん、大きな買い物の意思決定をする際、お互いに不満が募るという可能性があります。これは家計が苦しい時はもちろん、そうでない段階でも起こります。

よく耳にするのが、ママは将来の教育費に備えて今から積み立てが必要と考えているのに、パパのほうは目先のことだけを考えている、というケース。パパが何も気にせずに支出する姿を見て、ママはイライラ…。身に覚えがある方もいるかもしれませんね。

こういったイライラは、「お金を貯めなければならない」というママと、そうでないパパとで認識が異なることから生じるすれ違いでしょう。

不安を1人で抱えることが不満の温床に

家計相談を行っていると、「将来に不安を持つママがパパに不満を抱える」というケースによく遭遇します。ママが1人で将来への心配事を抱えてしまい、そうでないパパに怒りの矛先が向くのでしょう(もちろん、パパとママの立場が逆転しているご家庭もあります)。

家計の将来を見通して安心を得ることができれば、夫婦関係も自然と良くなるものです。

「話し合っても収入が増えるわけではないので意味がない」と考える方がいるかもしれません。しかし不安は1人で抱えるよりも夫婦で共有することで確実に軽くなります。そして一緒に解決方法を探すことで、少なくとも何もできないよりは前進するのです。

家計に対する夫婦間の認識のズレ、どう調整する?

夫婦 すれ違い PIXTA

前出のケースは、「今のままでは将来、教育費が足りなくなるかも知れない」という問題意識がママ側にしかなかったため生じたすれ違いです。

もしかしたらその原因は、「お互いの教育費に対する価値観そのものがズレている」ことにあるかもしれません。たとえばママは「大学卒業までは親が学費を出してあげたい」と思っていても、パパは「大学以降は子供自身に少しでも学費を負担させたい」「私立に進学するなら奨学金も検討したい」と考えているケースもありえます。

価値観のズレがどこに潜んでいるのか見極めるためにも、やはり夫婦で話し合うことが必要といえます。

大きな決断となる住居費・教育費・老後資金。夫婦で納得するには?

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記事の監修

鈴木さや子

毎日を笑顔で過ごすために、生活に役立つお金の情報やキャリアの考え方を、セミナーや雑誌のコラム、ブログ、Facebookなどを通じて発信。保険や金融商品などを一切販売しないFPとして活動しています。専門は教育費・ライフプラン・マネー&キャリア教育・確定拠出年金。
企業研修や一般消費者向けセミナー以外に、児童館・幼稚園・小中学校などの講演・ワークショップなど、保護者や、親子向けイベントもしています。高校生・中学生の母。

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