保育園・幼稚園生活に慣れるまでの、私と長女のココロの葛藤

一番上の子供の幼稚園・保育園入園は子供にとってはもちろん、ママにとっても初めてのできごと。一緒に過ごしていた日々は終わり、昼間ぽっかり時間が空いたり仕事が始まったりと、慣れない日常になります。筆者の長女は1歳3ヶ月で保育園を入園し、4歳で幼稚園へ移行しました。今回は長女の保育園・幼稚園に入園したときの様子をご紹介したいと思います。慣れない環境・生活に馴染むまでの道のりは簡単ではありませんでした。私と長女の心の葛藤をお話します。

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入園前は不安がいっぱい…

生まれてからずっと子供と同じ時間を過ごしてきた方のなかには、ついにこの春幼稚園・保育園デビューを迎えるご家庭もあるのではないでしょうか。

幼稚園や保育園は自分以外の子供と一緒に過ごす集団生活が待っています。初めてママやパパと離れて過ごせるか、他の子供と一緒に遊ぶことができるのか…このような不安を胸に抱えるママもいるのではないでしょうか。

1人の時間ができることはうれしいですが、いざ子供がいない時間になると寂しさを感じることもあるかもしれません。

筆者の長女は1歳3ヶ月で保育園へ入園したのですが、途中入園だったため他の友達になじめるか、離れて生活できるのかなど不安がありました。

そんな心配を抱えて始まった保育園生活で私たち親子が感じたこと、苦戦したこと、集団生活をしてよかったことなどを紹介します。

ドキドキの保育園生活がスタート

保育園 PIXTA

保育園への初めての登園。初めは馴らし保育だったので1~2時間でお迎えとなりましたが、筆者以外の人に抱っこされると大泣きしていた長女。知らない人がたくさんいる保育園で問題なく過ごせるか不安でした。

保育園に入ったとき先生たちが笑顔で迎えてくださり、長女だけでなく筆者も構えずに教室へ入ることができました。

教室には家に無いおもちゃがたくさん置いてあり長女は興味津々。先生に連れられておもちゃで遊び始めたので私は声をかけずに保育園を後に。保育園は家から遠い場所だったので馴らし保育期間は家に帰らず、保育園周辺で時間をつぶして過ごしました。お迎えの時間に行くと長女は問題なく過ごしていたそうです。

そんな馴らし保育期間は何事もなく過ぎていきましたが、その後親子で苦戦することに…。

おしゃぶり卒業

おしゃぶり PIXTA

長女はとても手がかかる子で、筆者以外の抱っこは拒否。また夜泣きはひどいと夜中の23時から朝6時まで続くなど、とにかく泣く子供でした。そのためおしゃぶりが欠かせない存在に。しかし保育園ではおしゃぶりを預かってはくれないため、これを機に卒業させようと思い封印することにしました。

おしゃぶりを封印してからというもの、泣き始めたらひたすら抱っこの連続。歌を歌ったり、外に出たりして気を紛らわせました。そのせいで腕や手は腱鞘炎を起こし、心身共に疲労がたまって大変な状態に。なんとか根気強く続けて1週間ほどでおしゃぶりを卒業することができました。

何度もおしゃぶりを使いたい衝動にかられましたが、おしゃぶりがなくても寝てくれるようになったので、よく頑張ったと長女と自分を褒めたのを今でも覚えています。

入園1年からまさかの戦いに…

泣く PIXTA

入園してから1年が経ち、お友だちと仲良く遊び、運動会や遠足といった行事もたのしく参加していました。

しかし、魔の2歳児と言われるイヤイヤ期に入ってから長い戦いが始まったのです。今まで何ごともなく保育園へ通っていた長女でしたが筆者とバイバイをするときに大泣きし始めました。筆者の足にしがみつき「ママ、お仕事行かないで!」とワンワン泣くようになったのです。先生も必死に長女を引き離して保育室へ行くようになりました。

1日だけでなく毎日同じように泣いて騒いでいたので、筆者も仕事へ行くのがつらくなり、職場へ泣きながら向かうこともありました。「家族のために働いているのに、泣かせてまで働く必要があるのか?」「子供のためになっているのか?」そんな疑問がふつふつと沸き上がることも。

それと同時に、長女の成長も見ることができました。自分の気持ちを必死に伝えようと頑張っているのだなと感じたのです。

なかなか朝は離れてくれない長女のことを考え、時間に余裕をもって保育園に行きました。保育園へ近づくにつれて言葉数が少なくなる長女。保育園になかなか入れないときは時間いっぱいまで門の外で一緒に過ごしました。その時間にたくさんお話をして気持ちを落ち着かせてから保育室へ向かい、頑張ってバイバイしたのを今でも覚えています。

さり気ない一言に救われた

毎日大泣きしている長女に苦戦する私。そんな生活を繰り返していくうちに心はどんどん沈んでいきました。そんな様子を見た他の保護者の方が私に声をかけてくれたのです。

「大変だよね。でも手のかかる子ほど育てがいがあるじゃない。」

その一言で筆者はそういう考え方もあるのかと思い、心の中にたまっていた暗い気持ちがスッと消えたのです。

何ごともなくママから離れてしまうのも寂しいものなんだとか。この言葉のお陰で次の日から晴れやかな気持ちにになり、長女と今まで以上に向き合うことができたのです。

頑固な長女を待つ私

保育園 PIXTA

長女も3歳になり、大泣きする日も無くなりました。先生やお友だちとふれあうことでいろいろなことを学んで帰ってくるようになり、たくさんお話をしてくれるように。

仕事が終わりお迎えに行くと楽しく絵をかいたり、パズルをしたりしていました。遊んでいる途中だったのですが、帰ろうと声をかけると「全部終わってから!」と主張。やりたいことを途中でやめることができず、パズルや塗り絵もすべて終わらせるまで帰らないと言い張るため、筆者は終わるまで待たなければなりませんでした。

長いときは1時間近く待たされたこともあり、先生たちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。頑固な長女に振り回されっぱなしな保育園生活だったのです。

今となってはすべて良い思い出

保育園 PIXTA

筆者が次女を妊娠し、仕事を辞めることになったので長女も保育園を卒園することに。保育園で過ごした3年間は長女だけでなく、筆者も母親として成長できた時間でもありました。

その後、長女は幼稚園へ入園しましたが泣くことも無く、毎日楽しく通っています。保育園で集団生活を送っていたおかげで、幼稚園でも戸惑うことなく過ごしているようです。

お友だちを作るのも上手で、先生の話もしっかり聞いているそうなので保育園に通っていたおかげだと思います。大変だった日も今では良い思い出になりました。

泣いた日も怒った日もいつか大切な時間にかわります

保育園 PIXTA

1歳3ヶ月と小さいころから保育園に通っていた長女。小さな体でたくさんのことを学んでくれました。

お友だちと仲良く遊んだり、けんかをしたり、お友だちや先生を通して我慢をすることや自分の気持ちを伝えることの大切さを覚えたのではないでしょうか。

体全体で気持ちをぶつけ、必死に伝えようとする姿に筆者も頑張って向き合わなければと思いました。しかし、筆者も1人の人間です。頭で分かっていても気持ちが抑えられず、泣くことや怒ることもありました。お互いが気持ちをぶつけ合い、手と手を取り成長できた3年間。その時間があったからこそ今があるのです。

これから入園する子供がいるママに伝えたいことは、大変な時期があってもいつかは笑って話せるときが来ます。無理をして「向き合わなければ、笑わなければ…」と思わないでください。泣きたいときは泣いて、怒ってしまったら反省して、ギュッと子供を抱きしめてあげましょう。

ママの「大好きだよ」という言葉は子供の原動力で1番の魔法になります。つらいことや楽しいことも共感しあい、過ごしていきましょう。

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