夜中の急な高熱!子供を夜間救急に連れて行くのはどんな時なの?

子供が夜中に突然熱を出してしまった時、あなたはどうしますか?ぐったりとした我が子を見て、こんな時間だけど病院に連れて行かなきゃ!と思うママもいるかもしれませんが、まずは落ち着いて子供の様子をしっかり見てみましょう。夜間救急に連れて行くべきかどうかの症状の目安をご紹介します。

こんな症状があった時は要注意!

夜中、突然の高熱や嘔吐などがあると「病院に連れて行かなくては!」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、それが急を要する症状なのか、どうなのかの判断はなかなか難しいもの。

もし次のような症状があった場合には、夜間救急に連れて行った方がいいかもしれません。チェックしてみて下さい。

熱がある

  • 熱が38度以上ある
  • 生後3ヵ月未満である
  • あやしても笑うこともなく、ずっとウトウトしている
  • ぐったりしている
  • 機嫌が悪い、または元気がない
  • 心臓や呼吸器に疾患がある
  • 水分がほとんど取れず、おしっこの量が少ない
  • ヒブと肺炎球菌ワクチンを接種していない

具合が悪くなるタイミングもしっかりと考えてみましょう。寒いか暑いか?保育園での流行の病気などについても思いつくことはメモしておくといいかもしれません。また高熱が出るとひきつけを起こす場合もあります。

けいれんがある

  • 生後6カ月未満である
  • 10分以上けいれんが続いている
  • 生まれて初めてのけいれんである
  • けいれんを何度も繰り返している
  • 唇が紫色をしている
  • けいれんが治まった後も意識が戻っていない
  • 嘔吐や頭痛もある
  • 頭を最近強くぶつけてしまった
  • 高熱があって、ずっとけいれんをおこしている

けいれんがあるとママも気が動転してしまうかもしれませんが、まずは慌てずに落ち着いて、けいれんが始まってどれくらいなのか時間を計るようにしましょう。また、けいれんを起こし、周りの何かにぶつけてしまうこともあるので、お子さんの周りにあるものは片付けておきましょう。

赤ちゃん

嘔吐している

  • 生後3ヵ月未満である
  • 繰り返し何度も吐いている
  • 吐いたものに血液や胆汁(緑色の液体)が混じっている
  • 表情が乏しく、意識がぼんやりしている
  • 強い頭痛や腹痛がある
  • 激しく泣いている

嘔吐をする場合は、その嘔吐物から周りの人にウィルスが感染する恐れが強いので、マスクやメガネ、エプロンなどを身に付けて、雑巾ではなくキッチンペーパーなどで拭き、その都度何枚かの袋に入れるなどして捨てましょう。嘔吐をすると脱水状態になりがちなので、こまめに経口補水液などを飲ませるといいでしょう。

下痢をしている

  • 生後3ヵ月未満である
  • 38度以上の熱がある
  • 便に血が混じっている
  • 1日6回以上など下痢の回数が多い
  • 唇や口の中が乾燥していて、脱水症状がある
  • 嘔吐や強い腹痛がある
  • おしっこの量が極端に少ない

嘔吐と同様に、下痢もその汚物から周りの人にウィルスが感染する恐れが強いので、マスクやメガネ、エプロンなどを身に付けて、汚れてしまったオムツや下着は何枚かの袋に入れるなどして捨てましょう。また、下痢も脱水状態になりがちなので、こまめに経口補水液などを飲ませるといいでしょう。

発疹や湿疹がある

  • 発疹が時間と共に広がっている
  • かゆみがとても強い
  • 発熱がある
  • 息苦しそうに呼吸している
  • 元気がなく、目やにや咳が酷い
  • 関節や股のつけ根を痛がっている

病院に連れて行くまでは、市販の薬などは決して塗らないようにしましょう。なるべく発疹や湿疹を掻きむしらないようにしてあげましょう。

様子を見てもいいと思われる症状

赤ちゃん

以下は家で様子を見てもいいと思われる主な症状です。しかし、急に体調に変化が見られる時は注意して、夜間救急に連れて行く必要もあります。お子さんの様子をじっくり観察しておきましょう。

  • 熱が38度以下である
  • 熱があってもあやすと笑うなど元気な時もある
  • 嘔吐していても、元気があって機嫌も悪くない
  • 舌にイチゴのようにザラザラしている
  • ほっぺたがリンゴのように赤くなっている
  • 湿疹に膿や汁がある
  • 薬を飲んだ後に発疹が出ている
  • もりあがりのあるリング状になった発疹がある
  • 目と唇が真っ赤になっている
  • 便の表面に血がつく
  • 耳の下が腫れていたり、耳だれがある

慌てず、焦らず、冷静に観察してみよう!

安心

夜中の発熱や嘔吐は子供には意外に多いもの。ぐったりとしている我が子を見ていると、心配や不安からちょっとしたパニックになってしまうママもいるかもしれません。

しかし、安易に夜間救急に連れて行くのは考えもの。夜間救急は、あくまで重症度や緊急性の高い患者さんのための診療の場です。心配な気持ちは分かりますが、何でもすぐに夜間救急を受診することは避けましょう。

実際、東京都における調査で、休日や夜間に入院医療が可能な「小児二次救急施設」を受診した患者のうち、入院が必要ない軽症者が94%もいたという報告もあります。

まずは慌てず、焦ることなく、冷静になって子供の様子を観察しましょう。熱は何度くらいあるのか、水分は取れているのか、けいれんをしているかどうか、すぐに受診が必要かどうか、自宅で様子を見ていいものかを判断しましょう。

もしどう対処したらいいのか判断に迷った場合は、「小児救急電話相談 ♯8000」を利用するといいでしょう。短縮番号♯8000へかけると、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師と電話で適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けることができます。

小児救急電話相談事業(#8000)について

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