1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 離乳食・赤ちゃんの食事
  4. 初めての「離乳食」。本どおりに進まず焦る…「参考書と現実の差」を目の当たりにした話

初めての「離乳食」。本どおりに進まず焦る…「参考書と現実の差」を目の当たりにした話

長女の離乳食を始めるときは、何冊か本を買ったり必要な道具をそろえたり、かなり気合いが入っていました。それでも実際に始めてみるとせっかく手間をかけて作ったものをほとんど食べてくれず、なかなか予想通りにはいかないのでした。

初めての離乳食

長女の離乳食のときは初めてのことなので、本を買って開始する時期やメニュー、食べさせてよいものや時期をみてあげなければいけないものなど、調べてかなり肩に力が入っていました。おかゆを作る道具やすり鉢、小分け冷凍用のパックなど買い込んで準備を整え張り切っていろいろ作りました。

まずゆるいおかゆを作って製氷皿に小分けして、ホウレンソウやニンジン、カボチャを柔らかくゆでてすりつぶし、1回分ずつに分けて冷凍してさあ準備万端!となり、初めておかゆをひとさじあげたときに食べてくれたときのことは今でもよく覚えています。

思い通りに進まない

そんな風に順調に始まったかに見えた離乳食ですが、食べてくれる量がほんの2口3口で、すぐもういらない、となってしまって、なかなか本どおりに進まないのです。おかゆやカボチャなど甘味のあるものは食べてもホウレンソウなどは舌で押し出してしまったり…。

本に載っている同じ月齢の子供のメニューを見ると、ワンプレートにおかゆとおかずが2種類とか、けっこうな量が盛りつけてあって「えっほんとにこんなに食べるの?」と不安になってしまいました。長女はその量の3分の1も食べなかったからです。

小皿におかゆを少しと、サツマイモやカボチャを潰したのを1口といった感じで、本に載っているメニューがとんでもなく多く見えました。でも皆これくらい食べているのかな…本当に?と思っても、そういうことを相談できるママ友さんもいなかったので本を見ては焦る日々でした。


卒乳していなかったので、それでおなかがあまり空いてないのかなとか、プクプクしているし栄養が足りてないってことはないよねとか思って気楽に進めようとはしたのですが、やはり初めての経験なので何が正解なのか分からずに不安だったのだと思います。

妹にもらったベビーフードをあげてみたらすごく喜んで食べたので、私が作るのっておいしくないのかな?と思ったり、試しに私もベビーフードを食べてみたのですが、味は薄いのにしっかり風味があってなんだかおいしいのです。

でも毎日買うとなると高いし、やっぱり普段は自分で作ったものをあげようと思って本当に試行錯誤しました。そのうち少しずつ食べる量も増えてきたのですが、本に載っているメニューの量には最後まで及びませんでした。

それでも長女は元気に育ち、いつしか普通のごはんを食べるようになっていきました。ある時期から急にしっかり食べるようになった気がします。きっと長女には長女のペースがあったんだろうな、と後になって思いました。

次女の離乳食

そんな経験があったためか、次女の離乳食のときは変に焦ることなく進めることができました。そのうち食べるさ!的な姿勢でいたら長女のときより最初からけっこう食べてくれたような気がします。長女のときは私の必死さが伝わってしまっていたのかもしれません。

長女の離乳食期に便利だったプラスチックのスタイ(こぼれたものをキャッチする受け皿つきのもの)もかなり活躍しました。色が青で、実家のお風呂の洗面器に似ていたので母には不評でしたが…。

長女のときは離乳食と大人の食事は別で作っていましたが、次女のときは煮物やカレーを作るときに味付け前に取り分けてなるべく手間を増やさないように工夫もしました。バタバタしていて悩んでいる暇もなく、気がついたら普通食になっていた、という感じです。

ただ、赤ちゃんに食べさせてはいけない食材についてはしっかり頭に入れておかないといけませんが、それ以外は本どおりに進まなくても子供の体つきがしっかりしていて機嫌もよければあまり神経質になることはないんだな、と今は思っています。

michillの記事を読む

おすすめ記事

「離乳食」「食べさせる量」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧