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監修:齋木啓子

赤ちゃんの肌トラブル、家庭でできるケアと受診の判断基準

きめがこまかく、みずみずしく見える赤ちゃんの肌。しかし、その肌は大人に比べると薄くてデリケート。日焼けをしたり、あせもができたりとトラブルが発生しやすいものです。赤ちゃんの肌の異常を見つけたら、どのように対応するのがベターでしょうか。肌トラブルに対してママができるケア、受診するべき肌症状をお伝えします。

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赤ちゃんの肌にトラブルがおきる原因

肌荒れ知らずのように見える赤ちゃんの肌も、実はまだ肌としての機能が未発達。大人の肌と比べて半分くらいの厚さで、肌を覆う皮脂の分泌が少ないため、乾燥した状態です。体内への異物の侵入を防ぐ「バリア機能」が弱く、大人の肌には影響がないような物質が刺激になってかぶれたり、細菌感染でトラブルを起こしたりします。

顔なら食べこぼしによる汚れや汗、よだれ。おしりならおむつの中のムレや便、尿。こういったものが肌トラブルの原因になりやすいでしょう。また、体つきがムッチリとしている赤ちゃんは、首や手足の関節の部分などに汗がたまりやすいのも要因の一つです。

出典元:

清潔に保ち、かゆみに対するケアを

皮膚 ケア PIXTA

赤ちゃんのお肌にトラブルを見つけたら、早めのケアが肝心。以下のような対応を試し、様子を見てみましょう。

1日1回は入浴し、石けんで洗って清潔に

ちょっとしたことが刺激になる赤ちゃんのお肌は、清潔を保つことが大切。1日1回は入浴して、汚れをリセットしましょう。

入浴は、38℃くらいのぬるめのお湯で。あまり長くつかりすぎると肌が乾燥してしまうため要注意です。洗うときは、赤ちゃん用の石けんをよく泡立て、素手で肌を軽くもむようにして、ていねいに洗いましょう。

特に、身体がぷくっとしているために皮膚がしわになっている部分、首や腕の付け根、手足の関節の部分、股などは、汚れを落としにくい箇所です。できるだけ手足を伸ばしたり、姿勢を工夫したりして、すみずみまでしっかり洗いましょう。

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記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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