親子に関するアンケートからひも解く、母になって実感する親の優しさとは?

自分がママになって、「親であることの責任感」を改めて感じたという方もいるのではないでしょうか。それは妊娠中の「親になるための準備期間」に感じたこととはまた違った気持ちかもしれませんね。現代のママたちは、子育てについてどのように思っているのかアンケート結果を元にまとめました。専業主婦もワーキングママも子を思う気持ちは一緒。親子のコミュニケーションのあり方について考える良いきっかけになるかもしれません。

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母から私、私から子へ受け継いでいるのは「優しさ」です

自分はわが子とコミュニケーションが取れているかな?自分が子供のときに、母親に優しくしてもらってうれしかったことってあるかな…?少しだけ振り返ってみませんか。

紅茶やお茶の大手ブランド、日東紅茶を販売する三井農林株式会社が、現代の母親が子育てにどのようなことを感じているかアンケートをとりました。

調査結果によると、親子のコミュニケーションに悩むことがあっても自分が母親にしてもらったことを反映させたり、自分なりにわが子とのふれあいを工夫したりしていることが分かりました。

調査概要

  • 調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステム「アイリサーチ」を活用したインターネット調査
  • 調査対象:全国の20代~40代で15歳以下の子供がいる既婚女性
  • 有効回答数:1,000人
  • 調査実施日:2018年4月27日(金)~2018年5月1日(火)

親になって、自分が気付いたことがたくさんあります

三井農林株式会社が行った「母と子に関する調査」では、自分と母親との関係や自分とわが子との関係を掘り下げた質問を行っています。

その結果、子育てがつらいと感じることがある方がいるということ、自分が母であるために実母をお手本にしているということなど興味深い結果が出ました。

アンケートに回答しているのはママリの読者に近いママたちですので、結果に興味を感じる方も多いと思います。

それでは、詳しく見ていきましょう。

自分が母親になり「親の優しさを改めて感じることがある」人が多数

筆者が母親になって、今の状況を振り返ったとき「私の親はなんて寛大だったんだろう」と思うことがあります。この結果にも反映されている通り、そのときは当たり前に受け取っていた「親の優しさ」を実感した方が多数です。

失敗したとき「大丈夫だよ」と励ましてくれたことはもちろん、さまざまな場面で壁にぶつかったときにヒントをくれることもあったでしょう。

筆者自身、子育てをするママになっていまだに毎日子供を怒ってばかり…なのですが、自分が子供のときはどうだったのか振り返ってみると、子供時代親に怒られた記憶がないのです。

もちろん良い子ではありませんでしたし、母親とはけんかもしょっちゅうしていました。けれど、けんかの内容やなぜ怒られたかなどは覚えていないのです。

このようなとき、親が優しい人だったと実感することがあります。

親から受け取った優しさで自分がうれしかったことは、子供にも

また、ほぼ8割の方が「親に何かをしてもらい、うれしかったことを子供にしたことがある」と答えています。

子供のときの「お母さんとの思い出」は大人になってからもずっと忘れないもの。実は「怒られたこと」よりも「うれしかったこと」や「楽しかったこと」の思い出の方がずっと残ります。

だから、子供に対して怒ってばかりの自分を振り返って「親の優しさを改めて実感する…」と感じることもあるのかもしれませんね。

筆者も、子供と買い物や食事にでかけるくらいしかできませんが、親にしてもらってうれしかったことを少しずつ実践しています。

働く母親の方が「子供とのコミュニケーション時間が十分でない」と感じている

「あなたはお子様とのコミュニケーションの時間が十分にとれていると思いますか」という質問に対して、ワーキングママ・専業主婦・その他の状況に分けて統計を取りました。

いずれの場合も多数が「わが子とのコミュニケーションが取れている」と回答していますが、専業主婦の91.4%に対して、ワーキングママ(有職者)の割合が85.1%となっています。

約15%ものワーキングママが「わが子とのコミュニケーションは十分ではない」と感じていることが分かりました。

フルタイムで働くためのわが子を保育所へ預けていると、どうしても一緒にいられる時間が少なくなってしまいます。そのため、子供とコミュニケーションが取れていないと感じるママが多くなってしまうのかもしれませんね。

子供とコミュニケーションを取るために工夫していることは、食事時間

では、仕事をしている・していないに関わらず、子供とのコミュニケーションはどのように取っているのか質問したところ、「食事を一緒に食べる」と答えた人が全体でも84%以上になりました。

次いで、学校の話を聞く・お風呂に一緒に入るというところで子供との距離を保っていることが分かりました。また、小さな子供の場合添い寝をしながら、お話をすることを選んでいる方もいます。

少し成長すれば、遊ぶ・おやつを食べるというような細かな時間で、コミュニケーションを図っているようです。

子供の「話したい気持ち」を尊重するということはとても大切ですよね。また、「おいしい」「うれしい」「たのしい」を親子で共有することは、子供にとってはうれしいことですし、親にとっては安心できる材料なんですよね。1位から5位まで、どれも子供にとっては「お母さんと一緒でうれしいこと」だと思います。

大きなことをしなくても、些細な時間でコミュニケーションは十分取れていることが実感できると前のアンケート結果が実証しています。

「母親から料理を教わりました」という方が多数

誰もが、最初は慣れない包丁を持ちながら料理を始めたのではないでしょうか。

幼いころからお手伝いと称して料理をしていた方もいることでしょう。その料理は誰から教わったかというと、75%もの方が「母親から」という答えを出しています。

調理の味付けの参考はやっぱりお母さんの味

こちらの統計は「調理の味付けは誰(何)を参考にしていますか?」という設問に対する回答をまとめたものです。圧倒的に母親の味付けを参考にしていることが分かりました。

筆者が結婚した頃、「料理の本を見て料理を作っても、なんかしっくりこない…」ということを母親にしたら、「私の料理は目分量だし、砂糖がたくさん入るから」と言われたことがあります。

砂糖の入れ方のタイミングを教えてもらったら、「自分が知っている味」に近づいたという経験があります。こうやって母の味を受け継いでいくんだと思いました。

でも、子育ては「つらい」の積み重ね…

「子育てをしていてつらいと思うことはありますか」という質問をまとめた統計結果です。

複数子供がいる家庭の場合は、第1子の年齢に当てはめてもらいました。これを見ると週に1回以上「つらい」と感じている方は、全体の半数にのぼることが分かりました。

乳幼児期にあたる子供を育てている母親が「つらさ」を感じている傾向が高く、子供が年齢を重ねるごとにその割合は減っています。

無理はしない、これが基本です

「実母がそうだったように優しいママでありたい」「子供とたくさんコミュニケーションをとらなくちゃ」という気持ちを持っているママが多いことも、このアンケート結果から浮き彫りとなっています。

その結果が「子育てがつらい」につながってしまっては残念ですよね。もちろん、全ての方がネガティブな気持ちを持っているとは限りません。

ママの中には、家事も育児も仕事もあらゆる方向で24時間フルで頑張っている方もいると思います。

無理はしていませんか?くれぐれも無理は禁物、これが基本です。

ママのリフレッシュは「子供の笑顔」

「子育てをしていてつらいと思う気持ちを切り替えるために効果的だと思うこと」を複数回答で質問した結果です。

やはり一番は「子供の笑顔を見ること」です。また、友達と会うことやお茶を飲んでリフレッシュするという回答も多くありました。ちょっとの時間でも、お茶を飲んで一息つく時間は大切ですよね。

この結果を見ると、やはり「子は宝」であることを実感します。そういえば、筆者が子供から元気を分けてほしいときは、子供の両ワキをくすぐっていました。体をよじらせて大笑いする子供と一緒に笑って、ストレスを解消したことが懐かしいです。

どんなママも頑張っています

今回のアンケート結果から、どんなママも子育てに頑張っているという結果が分かりました。

「優しいママでありたい」「仕事をしているから子供といつも以上にコミュニケーションを取りたい」と考えているママも、「子育てがつらい」と感じているママも、子育てを頑張っているから感じていることであって、決して悪いことではありません。

頑張りすぎずに、自分のペースで楽しんでいきましょう。

たまにはお茶を飲んで、落ち着ける時間も作ってくださいね。

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