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監修:齋木啓子

5歳までに10人に1人が経験、子供がけいれんを起こしたときの対応方法

急に体を硬直させて意識を失い、手足を震わせる…。「けいれん」とはこのような状態です。特に、高熱の際に起こる「熱性けいれん」は5歳までの子供の10人に1人が経験するといわれています。発症率が高い分「もし、うちの子がけいれんを起こしたら…」と不安をかき立てられる方もいるでしょう。けいれんが起きたときにすべきことと、してはいけないこと、受診の判断基準をご紹介します。

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けいれんの原因は脳にある

赤ちゃんや小さい子供がけいれんを起こす原因の一つには、脳の未熟さがあるといわれています。脳の神経細胞は、通常、さまざまな信号をやり取りして情報を伝えあっています。大人なら、高熱や細菌、ウイルスなどの刺激が加わったとしても簡単に影響を受けませんが、子供の脳の抵抗力は未熟です。そのため、信号の統制が乱れてけいれんを発生させるのではと考えられていますが、明確な原因は明らかになっていません。

赤ちゃんのけいれんの場合、38℃以上の発熱が刺激となって起こる「熱性けいれん」がとくに多くみられます。そのほかに、泣き過ぎによって脳が一時的に酸素不足になることで、けいれんが引き起こされる「憤怒(ふんぬ)けいれん」もあります。

出典元:

けいれんが起きたときの対応方法

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記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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