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ひき肉と玉ねぎで4レシピ、 みそ汁は2日分! まとめて作って「家事の手間を省く」方法

全国のママたち、毎日家事と育児の両立お疲れ様です。家事にはゴールがなく、自宅にいる時間が長いとあれもしないといけない、これもしないといけないと思ってしまう方もいるかと思います。しかし、子供がいると決して思うようにはいかないもの。やらないといけないのにできない…と、ついついストレスになってしまいますよね。しかし、家事は本当のところ、50点で大丈夫。今回は、家事をほどほどに済ますことができるコツを紹介します。

冷凍作り置きで「なーんかある」の安心感

近年、SNSでも話題の「作り置き」。作り置きは、2~3日以内で食べきらなければならないことがほとんどです。毎日のお弁当など、使う頻度が多ければ日々の生活で活用できますが、「早く食べなきゃ」という気持ちから、たくさん作ってしまい無理して食べる、なんてことも。せっかく家事の負担を減らそうと頑張った「家事貯金」が、消費に追われるだけになるなんてどこかむなしさも感じますよね。

そこでおすすめなのが「冷凍作り置き」。その名の通り、冷蔵庫ではなく冷凍庫で保存する作り置きです。作り置きと同じように事前に準備しておくことは同じですが、冷凍作り置きの場合は1ヶ月ほどおいしく食べられる期間が続き、無理にたくさん食べないといけないという焦りの気持ちには生まれず、毎日の食事をきゅうくつにしません。

冷凍庫に作り置きがあると、忙しい日々の中でも心にゆとりが生まれ、安心感につながりますよね。

ひき肉とタマネギで4レシピ作れる!

©ワニブックス

冷凍作り置きの定番レシピとして、ハンバーグ・ミートソース・キーマカレー・シューマイがあります。

これら四つのレシピは、ひき肉とタマネギを使用しほぼ同じ材料で作れます。なので、材料をたくさん買い込んだり、不要なものが出たりすることもなく済みますよ。

そして、この四つのレシピではタマネギはすべてみじん切り。まとめて切ることで手間を大幅にカットできます。カットした後、一つのボウルに入れるわけでは無く、各レシピの工程を確認しておき、次の工程で使うフライパンや耐熱容器、ボウルなど別々に分けておくことでさらに手間を省くことができ、すぐに各レシピの調理へ取りかかることができるので時短になります。

四つも料理を作るのか…と思うと気が重くなりがちですが、一気に4品も作れると思うとやる気も出てきますよね。

作る手間をまとめる3つの方法

毎日台所に立って料理をするママ。当たり前のように思いますが、献立を考えて、調理をして、片づけをして、1日3回毎日のことになると負担になりますよね。

野菜のカットなど調理の手間をまとめて行うことで、数日分の工程を1回で済ませることができます。とは言っても、1度にたくさんの量の料理を作るのは大変。しかし作る手間をまとめることができれば、「作らなくても良い日」が生まれます。そうすることで気持ちに余裕が生まれ、頑張る活力になりますよね。

また、調理に関わる手間をまとめることで、洗い物や拭き掃除、ゴミの処理をまとめることにもつながります。そうなると同時に、使用する水や洗剤の節約にもつながり、一石二鳥どころか、もっとメリットがありますよね。

手間をまとめることは、時間に余裕を持つこと、そして心に余裕を持つことにリンクします。忙しくても、心に余裕があれば随分と1日の過ごし方が変わります。「手間をまとめる方法」を詳しく見ていきましょう。

1.野菜カットは2食分

©ワニブックス

料理をするときに必ず必要となる、野菜カット。地味に手間がかかる工程ですよね。

野菜のカットをするときは、今日使う分だけでなく、明日・明後日の分をまとめて行っておくと、調理の手間を大幅に減らすことができます。カットだけを省けるだけでなく、冷蔵庫から野菜を取り出す・洗う・皮を剥く・残ったものを冷蔵庫に戻すといったひと手間も同時に省くことに。

日々当たり前に行っている作業も、実は時間がかかっているのです。こうした小さなことでも一つ一つ重なれば、調理時間が大きく短縮されますよ。

2.煮物は2回分

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きんぴらごぼうやひじき煮など、献立にあともう1品欲しいときやお弁当のおかずにもぴったりな煮物は、大きめのお鍋で2食分作るようにします。

半量は今晩のおかずに、もう半量は保存容器に入れて冷凍しておきます。こうすれば、1回の調理工程で2回分のおかずを作ることが可能。冷凍庫におかずが1品あると、保険のようなもので何だか安心しますよね。

続けて同じおかずを出すと飽きてしまい、なかなかなくならないこともあります。しかし、冷凍保存してあるので焦らなくても大丈夫。家族が忘れたころに食卓へ並べましよう。

3.汁物は2日分

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毎日の食卓に欠かせない汁物。汁物を作るには、だしをとったり、野菜や豆腐など具材をカットしたり意外と手間がかかります。正直、毎日作るのは面倒に感じる方も多いのではないでしょうか?

そんな汁物は、まとめて2日分作るようにしましょう。そうすれば、週の半分は「作らなくて良い日」に。そう思うと何だか得した気分になりますよね。

夜になっても暑さが続く今の時期は、保存状態が心配になるもの。安心して食べることができるように、冷蔵庫に汁物を保存する専用のスペースを確保しておくことが大切です。

家事に「能力」は絶対ではない

「家事」とひとくくりに言ってはみても、内容としては料理・片付け・掃除・洗濯とさまざま。その中でも、人によっては得意・不得意があるかもしれません。

掃除は好きでもその他は好きではない。しかし、そんな方でも、おなかをすかせた子供たちには食事を用意しなければいけません。そして、子供が汚した服は洗濯しなければいけませんし、散らかしたおもちゃは片付けなければいけません。いくら苦手なことでも、こなしていく必要があります。毎日膨大な量の家事を1人でこなすのは、とても大変。いかに最短ルートでこなしていくか、効率よく動き、家事から自由になるかがポイントになります。

不得意だからこそ、自分で家事のハードルを下げ、気楽に日々の負担を軽くできるということもあります。無理のないやり方でこなし、自分に合ったやり方を模索すると良いでしょう。

そんな家事のこなし方を紹介している、整理収納アドバイザーのサチさんの書籍を紹介します。

50点家事 めまぐるしい毎日でも暮らしが回る

50点家事 めまぐるしい毎日でも暮らしが回る(正しく暮らすシリーズ)

月間130万PVの大人気ブログ「IEbiyori」のサチさんが出した、初の家事本です。

夫は単身赴任中、3児のママであるサチさん。家事が苦手と豪語するサチさんならではの、もっとも自分に負担が掛からず、かつ時短で毎日の家事をこなすためのアイデアを紹介しています。

ワンオペ育児中でも最短ルートで無理なく家事を続けられる「50点家事」には、忙しい毎日を過ごすためのヒントがたくさん詰まっています。

家事の手間をまとめて、心に余裕を

©ワニブックス

ママの毎日のお仕事である「家事」。しかし、ママの仕事はそれだけではありません。子育てもしなければいけませんし、外で働いているママもいます。とにかく忙しい毎日、余裕なんて持てませんよね。しかし、どの方面にも完璧を求めてしまって、両立できないことへ自己嫌悪におちいってしまうこともあるのではないでしょうか。

ママはスーパーマンではありません。全部を完璧にできないくて当たり前、ときには手を抜くということも大切です。「家事は50点」、こう考えると、何だか気持ちも楽になりますよね。「冷凍作り置き」で時間を貯金して、毎日のドタバタが少しでも減ると、心にゆとりが生まれ自分の中で何かが大きく変わってくるものです。

心にゆとりを持つことで、子供と過ごす時間も有意義なものになっていくはず。

今日からでも「冷凍作り置き」、始めてみませんか?

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