0歳児の「約5人に1人」が幼児教育の経験ありと判明!習い事するならどう選ぶ?

2018年11月、「ママリ」の運営母体であるコネヒト株式会社が「幼児教育についての調査」の結果を発表しました。子供が成長していくにつれ、習いごとなどが気になってくるという方もいるかと思います。現在子育て中のママたちは、幼児教育についてどのように関心を持ち、またどのような効果を求めているのでしょうか。ママリユーザーによるアンケート調査の結果と結果を受け、子育て専門家のアドバイスを紹介します。

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幼児教育についての調査結果発表

妊娠、子育て、妊活中の女性に向けたアプリや情報メディアを展開する、国内最大級のママ向けサービス「ママリ」。ママリを開発・運営しているコネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 ⼤湯 俊介)は2018年9月、アプリ「ママリ」を通じ、子供を持つママに対して「幼児教育についての調査」を行いました。

世間の教育事情は、今まさに子育て中のママも気になるところではないでしょうか。ママリユーザーの皆さんが幼児教育に関してどのような意識を持っているのか、調査結果を紹介します。

調査概要

  • 調査日 :2018年9月12日(水)~2018年9月17日(月)
  • 調査方法:アプリ「ママリ」のユーザーに対してインターネット調査を実施
  • 調査人数:2,147名
  • 調査対象:子供が1人以上いるママ

幼児教育サービスへの関心は?

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今回紹介する調査の項目は四つ。「幼児教育のサービスへの興味」「0歳の子供に対する、幼児教育のサービス利用有無」「幼児教育に興味を持った理由」「幼児教育に求める効果」という項目の質問に対し、回答数を割合で示したものとなっています。

幼児教育に興味を持ったり、実際に利用したりした人はどのくらいいるのか。また、幼児教育に求めるものは皆同じなのか。ママたちの声が反映された調査の結果は、今子育て中の世帯にも参考になるものがあるのではないでしょうか。調査結果を項目ごとに紹介します。

※回答は複数回答のもの単一回答のものがあり、また小数第2位を四捨五入して集計されているため、数値の合計が100%にならない場合もあります。

76.6%のママが幼児教育に興味があると回答

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「幼児教育のサービスに興味はありますか?」という質問に対して、「興味があり、すでにサービスを利用している」(14.6%)「興味があり、サービスを利用したことがあるが現在は利用していない」(7.6%)「興味はあるが、サービスを利用したことがない」(54.4%)という回答が合わせて76.6%となりました。

幼児教育サービス利用の有無を問わず、7割を越えるママが「興味がある」と回答したことに。テレビやネットなどで教育サービスのCMを目にする機会も少なくありません。子供により良い教育環境をと考えるママが多くなるのも、自然な流れなのかもしれませんね。

教育サービスを利用したことがあるママは18.1%

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幼児教育のサービス利用について、0歳の子供を持つママへの質問では11.8%が「興味があり、すでにサービスを利用している」、また6.3%が「興味があり、サービスを利用したことがあるが現在は利用していない」との回答が。

サービスの利用がないという回答の方が多い結果となりましたが、それでも18.1%の人が、0歳児ですでに何らかの幼児教育サービスの利用経験があることがわかりました。幼児教育サービスの裾野が広がっている、ということがうかがえる結果となったのではないでしょうか。

幼児教育に興味がある理由は、「子供の成長・発達にいい効果がありそう」

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「幼児教育に興味を持った理由を教えてください」(複数回答)との質問に対しては、「子供の成長・発達にいい効果がありそう」との回答がトップに。割合は80.9%と、他の理由との差も圧倒的となりました。子供の成長や発達はママの最も気になるところなのかもしれません。

また、それに次ぐ回答が「特に理由はない」(15.2%)となっているのも注目されます。具体的な理由はなくても、子供に対しては教育の機会を与えたいというママの潜在意識がわかる結果となりました。

幼児教育に求めるものは、「心の発達」と「脳の発達」

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「幼児教育に求める『子供の成長・発達への影響』について、求める効果としてもっとも近しいものをお選びください」という質問に対し、「心の発達」が48.4%とトップ、「脳の発達」が45.8%と僅差で続く結果となりました。

子供の教育には「心の発達」と「脳の発達」を求めるというママが多いようです。子供の心や脳に良い刺激を与えてくれる場として、幼児教育サービスに期待がかかるのかもしれません。

教育コンサルタント佐藤さんの意見

調査結果に関し、教育コンサルタント佐藤理香さんの見解によると、幼児教育に関心を持つママたちが多くなってきた背景には、幼児教育の情報を入手しやすくなったことがあると考えられます。今はスマートフォンの普及も広まり、以前なら育児書や他人からのアドバイスが主だった情報も、SNSやネットですぐに入手できるようになりました。

また、少子化のため早期に顧客を囲い込みたいという企業戦略や、幼児教育を受けることで将来の犯罪率が低下したり、所得が大きくなったりするといった社会的・経済的効果がうたわれることにより、習いごと市場が低年齢化しているという面もあります。

佐藤さんは、「乳幼児期に大切なことは、子供がたっぷりと愛情を受けて自分肯定できること」だとアドバイスされています。肌の触れ合う遊びや読み聞かせ、言葉がけをたくさん行うことで子供は安心して親との信頼関係を築き、心も脳も育まれるのだとも。習いごとをさせる場合には、子供が関心を示したり楽しんだりできるものを選んであげるのがよいようです。

佐藤理香さんプロフィール

株式会社子育て研究所代表取締役、教育コンサルタント。

ベネッセコーポレーションなど教育業界での長年の勤務を通じ、幼児教育から高等教育まで幅広い知見を持つ。各種ビジネスコンテストでの受賞歴もあり。2016年、株式会社子育て研究所の代表取締役に。

「子どもを地域で育てることが普通の社会に」を目標として、学びを通じて地域のつながりを生み出し、幸せと安心を感じることができる社会の創造に尽力。

子供の様子にも目を向けて、理想的な教育を

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今回の調査では、実に7割以上のママが幼児教育サービスに興味があるとの結果が出ました。現代は、テレビやネットにCMがあふれ、ブログやSNSを探せば体験談のようなものも容易に手に入ります。今回のような記事も周囲のママの意識を知るという意味では、一つの情報として活用してもらえるかとも思います。

一方で情報が多すぎると、子供に何をさせればよいか迷ってしまうようなこともあるかもしれません。もし幼児教育サービスを受けてみたいと思うなら、記事中で紹介した子育てコンサルタント佐藤さんの言葉のように、まずは子供の興味があるもの、楽しめるものを探してみるのはどうでしょうか。せっかく習い始めても、興味がなければ続かないでしょうし、学習が身に付くこともないでしょう。

また、教室に通うばかりが幼児教育とはいえません。家庭でママや兄弟、友達と遊んだり話したりするのでも、子供にとってはたくさんの刺激があるでしょう。

情報にアンテナを巡らせるのと同様に、子供の様子にもしっかりと目を向けて、その子にふさわしい教育を与えてあげることができれば理想的ですね。

幼児教育に対する調査(ママリ調べ)

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