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監修:横山晴美

年収400万円未満、妻が専業主婦の世帯が家を買うためにすべきこと

年収400万円未満の専業主婦世帯で家を買うなら、購入価格帯はどの程度でしょうか。中には「うちの年収でマイホーム購入は無理」と諦めている人もいるかもしれません。しかし、家選びや住宅ローンの借り入れを慎重に行えば、購入は十分可能です。購入価格の目安や借入金額を具体例でご紹介します。

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年収400万円未満で、いくらくらいの家を買える?

年収400万円未満の家庭といっても、家族構成や年齢はさまざまです。この記事では、次のようなモデル世帯の例で考えていきます。

家族 3人 赤ちゃん PIXTA

夫:手取り年収360万円 25歳
妻:専業主婦 25歳
子:1人(0歳)

Ⓒママリ

上記の計算式をもとにすると、以下のような試算結果が出ます。

Ⓒママリ

手取り年収360万円の世帯で、年収の半分(180万円)を頭金として準備すると、2,200万円までの家を購入することができそうです。ただし、これは「2017年度フラット35利用者調査」による平均的な借り入れ倍率(年収の6倍)を参考にしたモデルケースです。本当にこの価格を支払えるかどうかは、実際の家庭の状況を踏まえて判断しましょう。毎月どのくらい返済するのか確認し、可能かどうか自問する必要があります。

今の家賃と住宅ローン返済額を比較して家計の負担を想定する方もいますが、実際にはメンテナンス費用や固定資産税などの維持管理費が上乗せされます。返済額は今の家賃よりも少し低い額に抑えるほうが安心です。この事例では、毎月返済額は7万円。仮に現在の家賃が7万円ぴったりだと、購入後の家計が厳しくなってしまうかもしれません。

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記事の監修

ライフプラン応援事務所 代表

横山晴美

2013 年に FP事務所を立ち上げてから一貫して「家計」と向き合う。その結果、多くの家計の不安は、家計管理者自身のマネーリテラシーの向上で解決すると実感。そこでお金の不安を抱える人が、自分自身で問題を解決できるよう情報発信を行っている。金融知識の底上げをし、自身の家計を自ら守ることができることが目標。目標に向けて、WEBコラム・セミナーなどで家計や住宅ローンなどお金について幅広く情報を発信している。

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