1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 離乳食・赤ちゃんの食事
  4. 離乳食期ににんじんはいつから?離乳食初期・中期・後期で食べられるレシピ

離乳食期ににんじんはいつから?離乳食初期・中期・後期で食べられるレシピ

カレーや煮物、いため物などに幅広く使うことができ、メニューに彩りを添えてくれるにんじんは、離乳食のどの時期から与えることができるのでしょうか。スーパーで手軽に購入することができるにんじんは、離乳食時期に重宝するかと思います。この記事では、与えることができる離乳食の時期やにんじんを離乳食で与えるポイント、またアレンジメニューを紹介します。赤ちゃんの食欲をそそりそうなスープや、大人から取り分けできそうなメニューなどもありますよ。

PIXTA

離乳食でにんじんはいつから?

にんじんを離乳食として与えることができる時期は、離乳食初期の生後5ヶ月、生後6ヶ月からです。オレンジ色が鮮やかで、目を引いてくれるにんじん。離乳食に彩りを加えたいときには、おすすめの食材です。

にんじんは、すりおろしたり、ゆでたり千切りにしたりと複数の調理方法があり、煮込みやいためものだけでなく、水にさらしておくとサラダにすることもできます。

煮崩れしにくいため、手づかみ食べの時期は持ちやすくておすすめの野菜です。

出典元:

ブレンダーやこし器を使うと便利!離乳食期ににんじんを与える方法

ニンジン PIXTA

離乳初期から与えることができるにんじんは、いろいろな野菜と組み合わせて調理することができる万能な野菜です。にんじんは離乳食の与える時期によって、調理方法が異なります。

  • ゴックン期(生後5ヶ月から生後6ヶ月):やわらかくゆで、裏ごししてのばす。
  • モグモグ期(生後7ヶ月から生後8ヶ月):やわらかくゆで、細かくつぶす。
  • カミカミ期(生後9ヶ月から生後11ヶ月):やわらかくゆで、5mm~7mm角ぐらいまで刻む。
  • 完了期(生後12ヶ月から生後18ヶ月):やわらかくゆで、1cm角から手づかみサイズに切る。

にんじんは硬いため、柔らかくゆでることがポイントです。ゴックン期やモグモグ期ではペースト状にし、カミカミ期以降はにんじんの形を残したまま食べられることがほとんどです。

完了期では、赤ちゃんの食べやすいサイズや握りやすいサイズに切ってゆでるだけで与えることができます。赤ちゃんの様子を見ながら、時期に合わせて食べやすい形にしていけるとよいですね。

ペースト状にする際は、ブレンダーやこし器を使うと素早く調整ができて便利ですよ。

出典元:

離乳食に便利!にんじんの保存方法

にんじん PIXTA

カレーや肉じゃが、離乳食だけでなく常備野菜としても便利なにんじん。皆さんは保存方法について意識したことがありますか。

にんじんは気温が低い時期は新聞紙などにくるみ、冷蔵庫ではなく冷暗所に保存しましょう。また、冷凍保存も可能です。冷凍する際は、調理しやすい形に切ってから保存容器に入れましょう。

出典元:

にんじんを使った離乳食のアレンジメニュー

にんじん PIXTA

ニンジンを使った、離乳食のアレンジレシピを紹介します。与えやすいスープから主菜までさまざまなメニューを紹介しています。ぜひ、活用してみてくださいね。

離乳食初期:カリフラワーとにんじんのくたくた煮

カリフラワーとニンジンのくたくた煮 ©モグック

カリフラワーとにんじんの相性と食感が気になるメニューではないでしょうか。カリフラワーに混ぜている魚の味わいとにんじんのトッピングがおいしそうです。

材料

  • かます:10g
  • カリフラワー:10g
  • にんじん:10g
  • だし汁:大さじ1

作り方

  1. カリフラワーと皮をむいたにんじんを、柔らかくなるまでゆでてすり潰す。
  2. かますをゆでてほぐし、だし汁を加えながらすり潰す。
  3. カリフラワーとかますを混ぜ合わせる。
  4. カリフラワーとかますにすり潰したにんじんをのせて完成。

こちらのメニューで使用しているかますは、離乳食の魚を専用として販売しているモグックの商品です。かますはスーパーであまり見かけないかと思います。そのため離乳食初期から与えることが可能な、タイやひらめなどで代用してもよいでしょう。

白身魚とだし汁ににんじんとカリフラワーを添えたこちらのメニューは、魚のうまみとともに野菜ならではの食感が楽しめそうなレシピです。

出典元:

離乳食初期:ビタミンスープ

ビタミンスープ ©モグック

にんじんとカボチャを使って色鮮やかに仕上げているビタミンスープ。取り分けメニューとしても作ることができそうなレシピですね。

材料

  • いら:10g
  • カボチャ:25g
  • にんじん:10g
  • 牛乳か粉ミルク:大さじ1
  • 野菜スープ:大さじ3
  • 乾燥パセリ:少々

作り方

  1. いらをゆでてすり潰す。
  2. カボチャとにんじんは皮をむき、ゆでてマッシュする。
  3. 鍋に野菜スープ、カボチャ、にんじん、いらを入れ中火にかける。
  4. 煮立ったら牛乳(粉ミルク)を加え、ひと煮たちさせる。
  5. 器に盛り付け、乾燥パセリをふり、完成。

こちらのメニューで使われている魚のいらは、離乳食の魚を専用に販売しているサイト、モグックの商品です。いらは関東地方ではあまり入荷されず、和歌山県、徳島県などで消費されている白身魚です。そのため、いらが手に入らない場合は、離乳食初期から使うことができるタイやひらめなどを代わりに使ってみてください。また、牛乳は粉ミルクで代用することができます。牛乳は必ず加熱して使用するようにしましょう。

色味がきれいで食欲がそそりそうなこちらのビタミンスープは、甘いカボチャが使われているため、にんじんが苦手な赤ちゃんも食べてくれるかもしれませんよ。

出典元:

離乳食初期:豆腐とにんじんのスープ

豆腐とニンジンのスープ ©和光堂

滑らかな豆腐とにんじんのスープは、舌触りがよさそうなメニューです。豆腐とにんじん、だしの三つでできるため、手軽に作ることができそう。

材料

  • 手作り応援和風だし:2.5g
  • 豆腐:20g
  • にんじん:5g

作り方

  1. 豆腐をすり鉢ですり潰す。
  2. にんじんをやわらかくなるまでゆで、すり鉢ですり潰す。
  3. 鍋に豆腐、にんじん、30mlの水、手作り応援和風だしを加えて、ひと煮立ちさせて完成。

和光堂の商品、手作り応援和風だしを使ったメニューです。こちらの商品が手元にない場合は、かつお節や昆布から取って作るだしを使っても大丈夫です。

すり潰した材料をだしでひと煮立ちさせるだけでできる、和風メニュー。豆腐とにんじんの異なる舌触りを楽しめそうですね。豆腐は、潰しやすいように絹ごし豆腐を使うことをおすすめします。

離乳食中期:にんじんとりんごのとろとろ煮

ニンジンとリンゴのとろとろ煮 ©和光堂

すりおろしたにんじんとリンゴを混ぜ合わせて作るこちらのメニューは、リンゴの量を多くするとデザート感覚に、にんじんの量を多くするとおかずになるレシピです。

材料

  • にんじん:10g
  • リンゴ:35g
  • 手作り応援とろみのもと:1包

作り方

  1. にんじんとリンゴをすりおろし、鍋に入れ40mlの水で煮る。
  2. 煮た後、人肌くらいに冷ます。
  3. とろみのもとを加え、とろみがついたら完成。

和光堂の手作り応援とろみのもとを使った、メニューです。さっとふりかけるだけで、とろみをつけることができるため、少量の水溶きかたくり粉を作る手間が省けますよ。

にんじんの鮮やかなオレンジ色が目を引くこちらのメニューには、ほんのり甘いリンゴも一緒に楽しめる一品です。リンゴのフルーティな味わいで、にんじんが苦手な赤ちゃんもパクパク食べてくれるかも。

離乳食中期:しらす入りにんじん粥

しらす入りニンジンがゆ ©和光堂

普段食べているおかゆに、しらすとにんじんを加えるこちらのメニュー。一皿で、おかゆと魚、野菜を食べることができるレシピです。

材料

  • にんじん:大さじ2
  • しらす:8g
  • 全がゆ:5g

作り方

  1. にんじんを柔らかくなるまでゆでて、すりおろす。
  2. しらすは湯通しし、塩抜きする。
  3. 全がゆににんじんとしらすを混ぜ合わせて、完成。

しらすは湯通しをし、塩抜きすることがポイントです。すりおろしたにんじんと、塩抜きをしたしらすに全がゆと混ぜ合わせるだけでできる、簡単なメニュー。いつもと違う、鮮やかな色のおかゆに、赤ちゃんもおいしく食べてくれるかもしれません。

離乳食中期:鶏ひき肉のトロトロ煮

鶏ひき肉のトロトロ煮 ©和光堂

鶏肉と野菜のうまみを味わうことができる、鶏ひき肉のトロトロ煮。初めて肉を食べるときや、あまりお肉を食べてくれない赤ちゃんはにんじんの甘みと一緒に食べさせると、食が進みそうな一品ですよ。

材料

  • たっぷり手作り応援野菜スープ:小さじ1杯弱
  • たっぷり手作り応援とろみのもと:適量
  • にんじん:5g
  • タマネギ:5g
  • 鶏ひき肉:5g

作り方

  1. にんじんとタマネギを細かく刻む。
  2. 鍋ににんじんとタマネギ、鶏ひき肉が浸るぐらいの水を入れて、柔らかくなるまで煮込む。
  3. たっぷり手作り応援野菜スープを加え、よく混ぜる。
  4. スープを人肌ぐらいまで冷ます。
  5. 冷めたら、とろみのもとを少しずつ振り入れながら、かき混ぜて完成。

和光堂のたっぷり手作り応援野菜スープとたっぷり手作り応援とろみのもとを使ったメニューです。こちらの商品が手元にない場合は、野菜をゆでた後のスープなどを使用するとよいでしょう。

にんじんとタマネギ、スープと鶏ひき肉で野菜とお肉のうまみがたっぷり入っているこちらのスープは、赤ちゃんの食欲をそそる一品ではないでしょうか。また鳥ひき肉を使うことで、肉を細かく切る必要がないことも便利ですね。

離乳食後期:にんじんと大根のあっさり煮

ニンジンと大根のあっさり煮 ©和光堂

スーパーなどで手軽に購入ができるしらすを使用したにんじんと大根のあっさり煮。取り分けメニューとしても使えそうなレシピではないでしょうか。

材料

  • 手作り応援和風だし:1包
  • しらす:3g
  • にんじん:10g
  • 大根:10g

作り方

  1. にんじんと大根を食べやすい大きさに切り、柔らかくなるまで煮る。
  2. しらすを塩抜きするため、湯通しする。
  3. 鍋に50mlの水と手作り応援和風だし、にんじん、大根、しらすを入れて、ひと煮たちさせて完成。

こちらのメニューは、和光堂の手づくり応援和風だしを使ったメニューです。さっとお湯で溶かすだけで、簡単に和風だしを作ることができますよ。もちろん、手作りの和風だしを代わりに使っても大丈夫でしょう。

しらすは必ず湯通しし、塩抜きをしてください。また、にんじんと大根は火が通りににくいため、先に柔らかくなるまでゆでてから、だしとしらすでひと煮立ちさせることがポイントです。

離乳食後期:お魚がゆと野菜のきなこがけ

お魚がゆと野菜のきなこがけ ©モグック

きな粉の香ばしいにおいがこちらまで伝わってきそうな、お魚がゆと野菜のきなこがけ。サツマイモとにんじんの大きさを調整すると、手づかみ食べの練習もできそうです。

材料

  • タイ:10g
  • 昆布だし:大さじ2
  • 七分がゆ:40g
  • サツマイモ:15g
  • にんじん:10g
  • きな粉:小さじ1

作り方

  1. タイをゆでた後ほぐし、昆布だしを加えながらすり潰す。
  2. おかゆにタイを混ぜ合わせる。
  3. サツマイモとにんじんをゆで、食べやすい大きさに切る。
  4. おかゆの隣にサツマイモとにんじんを添え、きな粉を振りかけて完成。

こちらのメニューで使用しているタイは、離乳食時期に食べられる魚を専門として販売しているモグックの商品です。タイは高級食材となっているため、タラやカレイなどの白身魚で代用しても問題ないでしょう。

サツマイモとにんじんの大きさは赤ちゃんに合わせて切りましょう。タイのおかゆに振りかけられているきな粉は水分を吸収しやすいため、赤ちゃんの月齢に合わせて振りかける量を調整することが大切です。

離乳食後期:蒸し魚と野菜のあんかけ

蒸し魚と野菜のあんかけ ©モグック

タイを使用した野菜あんかけ。こちらのメニューでは、にんじんとえのき、タマネギを使用していますが、赤ちゃんの好きな野菜でもアレンジできるかと思いますよ。

材料

  • タイ:10g
  • にんじん:10g
  • えのき:10g
  • タマネギ:10g
  • だし汁:50ml
  • しょうゆ:少々
  • かたくり粉:適量

作り方

  1. タイをゆでて火を通し、ほぐしておく。
  2. にんじん、タマネギ、えのきを食べやすい大きさに切り、電子レンジで加熱。
  3. 鍋にだし汁、加熱したにんじん、タマネギ、えのきを加え煮る。
  4. しょうゆを少々加え、味を調える。
  5. 水溶きかたくり粉でとろみをつけ、あんにする。
  6. ほぐしたタイの上にあんをかけて完成。

取り分けメニューとしても活躍しそうなレシピですね。こちらのメニューで使用しているタイは、離乳食の魚を専門で販売しているモグックの商品です。

また野菜あんかけは、しょうゆとだし汁をベビーフードの中華だし、ホワイトソースに変えて作ることもできます。だしを変えるだけで、一味変わったメニューになるため、レパートリーも増えてうれしいですよね。

手作業で骨取り済み!モグックの冷凍魚なら手間なくお魚離乳食が作れます

モグック ©モグック

通信販売で小分けサイズの冷凍お魚を販売している「モグック」では、1パック10gという小さなサイズでパッキングした魚を販売しています。お魚は手作業で骨を取り除いています。皮つき商品・皮なし商品を販売しており、手間や栄養面を考慮して選ぶことができますよ。

(今回紹介したレシピの一部はモグック様からご協力いただき掲載しております)

モグック

離乳食の基本やレシピが月齢別に見られる和光堂のわこちゃんカフェ

日本で初めて育児用のミルクを販売した和光堂は赤ちゃんのためにとの思いから、全ての商品に置いて品質を高く保っています。そんな和光堂が運営しているわこちゃんカフェでは、自社製品である高品質のベビーフードを使用したレシピが多く紹介されています。

また、離乳食の基本を動画で分かりやすく説明し、食材のチェックリストも月齢別に説明しています。ぜひ、離乳食作りに迷ったら参考にしてみてくださいね。

(今回紹介したレシピの一部は和光堂様からご協力いただき掲載しております。)

わこちゃんカフェ

にんじん粥からおかずまで!万能なにんじんで離乳食を盛り上げて

にんじん PIXTA

離乳食初期から食べることができるニンジンの与え方や保存方法、メニューはいかがでしたか。硬いにんじんはできるだけ柔らかくゆでて、ペースト状にして赤ちゃんの様子を見ながら与え、徐々に固体で与えていくようにしましょう。

ペースト状にする場合は、ブレンダーやこし器を使用すると素早ペースが作れるため便利ですよ。

またメニューは自宅にある食材で、今日から挑戦できるレシピばかりではなかったでしょうか。初期から中期まではペースト状にアレンジする必要がありますが、後期以降は取り分けメニューも可能となっているため、ぜひ挑戦してみてくださいね。

おすすめ記事

「離乳食」「ニンジン」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧