「子連れ旅行」についてアンケート調査を実施
小さい子連れの不安は、旅行先よりもそこまでいくための交通機関の中にあります。車移動なら気にならないことも、飛行機や電車、バスなどの中では気になりますよね。まず子供が泣いてしまわないかを気にするママは多いのではないでしょうか。それ以外にも授乳やミルクのこと、おむつはどこで替えよう…など、不安はつきません。
ママたちはどのような不安を持っているのか、株式会社エアトリは20代~70代の男女748名に対し、「子連れ旅行」に関するアンケート調査を行いました。
調査概要
- 調査タイトル:「子連れ旅行」に関するアンケート
- 調査対象:20代~70代の男女748名
- 調査期間 :2019年6月20日~6月23日
- 調査方法 :インターネット調査
- 調査主体 :株式会社エアトリ
子供連れの移動は不安がいっぱい
小さい子供がいると、ウロウロしないか、ぐずってしまわないか、周りに迷惑をかけてしまわないかなどが気になりますよね。荷物も多くなるので、ベビーカーで移動するか抱っこひもにするかも悩みどころではないでしょうか。
株式会社エアトリが行った「子連れ旅行」のアンケート調査では、旅行をためらったという経験や旅行中に嫌な体験をしたという方の声もありました。行われた四つの調査について、順番にご紹介しましょう。
調査1:(子供がいる人)子供がいることで旅行をためらった経験はありますか?
子供がいることで旅行をためらった経験がある人は、過半数以上いるという結果に。それだけ子連れ旅行が大変ということが伝わってきますね。
独身の頃や夫婦だけの移動では考えなかったことも、子供ができると細かいところまで気にしなければいけません。移動だけではなく、子供がいると体調も急変しやすいですよね。
雨が降っただけで子連れだとおっくうになってしまうことも。何度も出かけたことがある慣れた場所ですら、子供がいると大変です。どうしてもためらうママが増えてしまいます。
調査2:(子連れ旅行をためらった経験がある人)どのようなシーンに対して不安がありましたか?
子連れ旅行に対して最も不安を感じているシーンはダントツで飛行機での移動時でした。たしかに飛行機は長時間じっと座っていなければならないこともあり、騒ぎ出してしまいやすいと感じますよね。
もちろんそのほかの乗り物を使った移動も、電車(指定席)の場合はどこの席を取るかなどが重要になりますし、車だと長時間移動時の休憩も考えなければいけません。
外食の場所も子供のメニューがあるか、キッズチェアがあるかなど調べてからはいらねばなりません。ホテルも広さやベッドの数、風呂やトイレなど、気にし始めたらきりがないですね。
調査3:(子連れ旅行経験者)子連れのために旅行中に嫌な思いをしたことはありますか?
子連れのために、旅行中に嫌な思いをしてしまったことがあるかどうかについて、「ある」と答えた方は約2割程度でした。準備に万全を期した結果なのでしょうか。それとも周りの方々が親切な対応をしてくださった結果かもしれませんね。
嫌な思いをしたという人のほうが少ないですが、子連れだとどうしてもうまくいかないことや、想像していたことと違う場面に遭遇することもあります。
こちらは気をつけていても、移動中などはどうしても他の人と接触することが多くなるので嫌な思いをすることもあるかもしれません。一度そういうことがあると、お出かけ自体がおっくうになってしまう場合にもなります。
せっかく行くのなら、皆が心から楽しめる旅行にしたいですよね。これは子連れ旅行に限らず、どのような旅行でも共通した思いなのではないでしょうか。
調査4:知られていない各航空会社の子連れ向けサービスTOP5
航空会社では、子連れ向けのサービスとして授乳カーテンがついた座席や、座席指定時の幼児マークの表示といったサービスを行っています。
子連れ旅行をする家族だけでなく、その周りにいる人たちにも配慮されたサービスがあるのはとてもうれしいですね。子連れ旅行で一番不安が多いと感じる飛行機での移動だからこそ、細部にまでこだわったサービスを意識しているのかもしれません。
ただし、サービスはすべての航空会社および飛行機で実施されているわけではありませんので、子連れ旅行を飛行機でしようと検討されている場合は、事前に問い合わせてみるのがおすすめです。
まずは一歩踏み出して
子供がいるから…と諦めていたママも、まずは一歩踏み出して旅行の計画を立ててみましょう。事前に移動手段の会社のサイトを確認することや、不安なことを電話で直接問い合わせてみるのもおすすめ。
ママリではいろいろなママたちの体験や質問に対するヒントもあります。分からないことは質問してみるのも一つの手ですね。一度旅行に出かけてみると、そんな不安も少なくなりますよ。ぜひ長い休みには、子供と旅行の計画を立ててみてはどうでしょうか。