認知届とは?認知の種類や必要書類、書き方、手続き方法など

入籍しない事実婚という関係を結ぶ男女も出てきた時代ですが、その場合に生まれた子供は認知届を出さない限り父親との法的な親子関係が結べないのをご存じでしょうか。認知届は、それを出すことで相続の権利や親の扶養義務が発生する極めて重要な届です。基本的な知識をおさえ、正確に手続きをふみましょう。

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認知届のあれこれ

正式な結婚の手続きなしに生まれた子供は母親の戸籍に入り、母親の姓を名乗ることになります。父親との法的な親子関係を結ぶには認知届が必要となります。

認知届について詳しく知っていきましょう。

認知届とは

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認知届とは、正式な結婚をしていない男女の間に生まれた子供が、父親との法的な親子関係を結ぶために必要な届けのことです。

認知届をした場合でも、子供は基本的に母親の戸籍に入っています。

父親の戸籍に入り、父親の姓を名乗るためには、この届けだけではなく「入籍届」を提出することが必要です。

認知の種類

認知には誰をどのような過程で認知するかによって、種類が異なります。

  • 任意認知
  • 胎児認知
  • 裁判認知
  • 遺言認知

以上の4つの種類に分けられます。

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手続き方法

認知届を提出したいと思ったときに、どのような書類を揃えて、どこへ提出すれば良いのでしょうか。認知の種類によっても違いますが簡単に紹介します。

必要書類

以下のものが必要となります。

  • 認知届:市町村役場にてもらうことができる
  • 戸籍謄本(届け出先に本籍がない場合)
  • 印鑑
  • 認知する子供が成年の場合は、本人の承諾書
  • 胎児認知の場合は、母親の承諾書
  • 書裁判認知の場合は、審判・判決の謄本
  • 遺言認知の場合は、遺言書の謄本

誰がどこに出すの?

以下の人が必要書類を用意して、父親の住所地または、父親か子供の本籍地の戸籍課に提出します。胎児認知の場合は母親の本籍地となりますのでご注意ください。

裁判認知の場合は、届出人(訴えを起こした人)の住所地でも可能です。

  • 任意認知・胎児認知の場合:認知する父親
  • 裁判認知の場合:訴えを提起した人
  • 遺言認知の場合:遺言執行者

誰の同意が必要?

父親が子供を認知する際、母親の同意は必要ありません。しかし胎児の場合は母親の同意が必要となります。また、子供が成人の場合は子供本人の同意が必要となります。

死亡した子供を認知するには、その子に直系卑属がいるときに限って認知をすることができます。直系卑属が成年の場合はその承諾が必要です。

提出日は?

任意認知の場合、認知するその日に提出します。裁判認知の場合は裁判確定の日から10日以内に提出できます。

また遺言認知の場合は、遺言執行者就任の日から10日以内に提出できます。

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必要書類は早めに準備を

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認知届を提出する期日は限られており、認知の種類によって必要書類もいくつかあります。認知することが決まり次第早めに準備をしましょう。

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