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生後4・5・6か月の赤ちゃんの睡眠時間は?昼寝の回数や睡眠リズムの特徴

生まれてすぐは眠ってばかりいた赤ちゃんも、生後4か月くらいになると、昼夜の区別がはっきりしてきて、睡眠リズムが徐々に整っていきます。とはいえ、睡眠時間が短いとしっかり睡眠を取れているのか気になりますし、逆に寝ている時間が長すぎるので寝過ぎではないかなど、どれくらい寝させればよいのか迷うところ。そこで、生後4・5・6か月の赤ちゃんについて、昼寝の回数や睡眠時間の目安をまとめましたので参考にしてください。

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生後4~6ヶ月の赤ちゃんはどれくらい寝るのが理想的?

おっぱいやミルクを飲んだらすぐに寝ていた赤ちゃんや、逆に夜はよく目を覚ましていたという赤ちゃんも、生後3ヶ月ごろになると、決まった時間にまとめて睡眠をとるようになってきます。

生後3~6ヶ月の赤ちゃんにとって、お昼寝は何時間必要なのでしょうか?また、夜何時間眠れば睡眠が足りているのでしょうか?

お昼寝の目安は日中に2~3回

1歳を迎えるまでは、赤ちゃんのお昼寝の目安は、午前と午後に2時間、2回程度とされています。

生後4か月を過ぎると昼夜の区別ができるようになるので、睡眠のリズムにも規則性ができ、夜に長く眠るようになります。夜の眠りに影響してしまうのでお昼寝は長すぎないようにし、午後の昼寝は15時以降は控えるようにしましょう。

時間通りでなくても大丈夫!

生後4~6ヶ月の赤ちゃんは睡眠の個人差が激しく、2~3時間ほどの短時間ごとに目覚めてしまう子もいれば、8時間以上続けて長時間眠り続ける子もいます。

また、眠りが浅い子はちょっとした物音ですぐ起きてしまうので、赤ちゃんの睡眠を阻害しないような注意も必要です。寝る時間についてはあまり神経質にならず、お昼寝の途中で起きてしまったり時間通り寝てくれなくたりしても、無理やり寝かしつけようとせず、夜きちんと眠って昼間機嫌が良いのであればそれほど問題はないでしょう。

夜は10時間以上眠らせてあげよう

生後4~6ヶ月くらいの赤ちゃんにとって、1日に必要な総睡眠時間は13~14時間とされています。

6~8時間は連続して眠るようになるので、お昼寝を2時間した場合は12~13時間、お昼寝が4時間だったときは10~11時間など、夜に10時間以上眠らせてあげるようにしてください。

早寝早起きの習慣を

夜しっかり眠らせるには、就寝時間と起床時間を一定にすることが効果的です。

午前中から昼間は太陽の光を浴びて体内時計をリセットさせ、夕方以降には昼寝しないように、早寝早起きの習慣をつけさせてあげるとよいでしょう。たとえば、朝7時までに起きるように時間設定をした場合、そこから逆算して10時間以上睡眠をとれるように夜寝る時間を設定してあげてください。

この時期の赤ちゃんの睡眠リズムは?

赤ちゃん 寝る PIXTA

産まれたばかりの赤ちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごしますが、睡眠パターンは1~2時間の覚醒と1~4時間の睡眠を繰り返しています。そして、生後3か月を過ぎると3~4時間、6か月ごろになると6~8時間の睡眠を連続して取るようになります。

また、夜は8~10時間くらい眠れるようになるので、1日の睡眠時間の大半を夜に取るようになり、不足分をお昼寝で短時間眠るようになるリズムへと変わっていきます。

生活リズムを意識してみよう

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産まれたばかりの赤ちゃんは、寝る時間や起きる時間がバラバラで把握しづらく、ママやパパの生活もそれに合わせて乱れがちになっていたのではないでしょうか。

生後4か月を過ぎると、睡眠時間を把握しやすくなり、だんだんと夜にまとめて眠るようになるので、ママやパパの生活リズムも整えやすくなりますね。

とはいえ、まだまだ赤ちゃんの睡眠は不安定になりがちなので、睡眠時間が短い場合や寝過ぎてしまう場合などは、昼寝はなるべく控えて夜しっかり眠れるように、生活リズムを意識して赤ちゃんがぐっすり眠れるようにしてあげてくださいね。

生後4~6か月の育児についてもっと知りたい方は、以下からごらんになれます。

出典元:
生後4か月の赤ちゃん育児特集
生後5か月の赤ちゃん育児特集
生後6か月の赤ちゃん育児特集

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