安保法案、衆院本会議で可決。ママたちは何を思う?

本日2015年7月16日、衆議院本会議で「安全保障関連法案」が可決されました。法案はこの後参院に送られますが、今回の可決により、法案成立はほぼ確実になりました。安保法案で変わることと、反対派のママたちが立ち上げた「ママの会」の活動についてまとめました。

2015年7月16日、安保法案が衆議院本会議で可決

「安全保障関連法案」が2015年7月16日午後の衆院本会議で、与党側の賛成多数により可決され、衆院を通過しました。

法案は同日の夕方、参院に送付されます。

これにより、9月27日までに法案が成立することがほぼ確実になりました。

前日の夜は、国会前で数万人が抗議

2015年7月14日夜、東京・日比谷公園の野外音楽堂では安保法案に反対する集会が開かれました。

集まった人は、主催者側の発表で2万人以上。入場できなかった大勢の人が会場周辺に溢れ、近くにある国会周辺へのデモも行われました。

また翌日7月15日の夜には、特別委員会で安保法案が可決されたことを受け、野党党首や学生グループ、学者、会社帰りのサラリーマンやOLなど、2万5千人(19時15分時点での主催者発表)が集まり、抗議を行いました。

法案に反対する「ママの会」も発足

ママの中にも安全保障関連法案に反対の意思を示す人はいます。

3人の子供をもつ母親の呼びかけで発足した「ママの会」は、インターネットで反対の署名を集めるなどの活動を行なっています。

署名を行なった母親からは「何の罪もない市民の日常が危険にさらされる」「命を懸けて産み育てた大切な子を戦場にはやらない」などのメッセージが届いたそうです。

「ママの会」は記者会見で、7月26日に東京・渋谷区内でデモ行進を予定しているとも発表しています。

そもそも、法案成立で何が変わる?

連日ニュースで報道されている「安全保障関連法案」ですが、そもそもこの法案が成立した場合、何が変わるのでしょうか。

大きく2つに分けて説明します。

1:集団的自衛権の行使ができるようになる

日本が直接攻撃を受けなくても、日本と「密接な関係にある」国が攻撃された場合、武力が使えるようになります。

2:自衛隊の海外任務の範囲が広がる

自衛隊は、国会の承認があれば、国際平和を守るために活動している他国の後方支援ができるようになります。

今回の安保法案に反対している人の中には、集団的自衛権の行使が可能になることで、日本が戦争に巻き込まれるのではないかと危惧する人もいます。

反対に安保法案を支持している立場の人は、集団的自衛権の行使が可能になることで、テロと戦う準備ができ、今までより積極的に平和維持ができると考える人が目立ちます。

また反対派の意見として、憲法を変えずに、憲法の「解釈」だけを変更して集団的自衛権の行使を可能にすることは憲法違反だというものもあります。

子供たちの未来が変わる選択

今回の安保法案に対してはさまざまな意見を持った人がいます。

ただ確実に言えるのは、子供たちの未来が変わる「大きな選択」が今行われようとしているということです。

子供たちの未来に責任を持つという意味でも、私達親は特に、法案について真剣に考える必要があるのかもしれません。

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応いただきますようお願いいたします。なお、ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

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