揺れる安保法案…将来ほんとうに「徴兵制」になるの?

現在は国会で「安保法案」の審議が行われていて、ママの中には「将来子供が戦争にいくこともあるの?」と心配する人も多いですよね。今回は日本で「徴兵制」が導入される可能性についてまとめてみました。

安保法案でもめるこの夏…ママの心配は「徴兵制」?

さまざまな立場の意見が飛び交っている「安保法案」ですが、ママにとって一番心配なポイントは「徴兵制」ではないでしょうか?

ネット上にも「本当に徴兵制になるの?」「子供を戦争に送り出さなければいけないの?」といった声が溢れています。

法案が成立し、自衛隊員の危険が増せば自衛隊の志願者が減る。

すると、足りない隊員を補うために「徴兵制」になるのではないか?と考える人が多いようです。

総理が「徴兵制はない」と断言する理由は?

安部総理はこういった声に対し、「徴兵制の導入は全くあり得ない」と語っています。

そして徴兵制にならない理由として、2つのポイントあげました。

理由1:憲法で禁止されている

1つめの理由は、憲法で禁止されている「意に反する苦役」にあたるため導入されない、というもの。

しかしこれに対しては「集団的自衛権だって憲法で禁止されていたのに、“解釈”を変えることで、実現しそうじゃないか」といった反論も目立ちます。

理由2:「徴兵制」は効率が悪い

2つめの理由は、現代では「徴兵制」は効率が悪い、ということです。

最新鋭の兵器を使いこなす必要がある現代の自衛隊は、入隊してから少なくとも10年はたたないと一人前になれないといいます。

そのため、人の入れ替わりが激しい徴兵制では、自衛隊員の質が低下するおそれがあるそう。

近年ではドイツも、軍隊の質の低下を防ぐために「徴兵制」から「志願制」に切り替えたといわれています。

「経済的徴兵制」という言葉も登場

ここまで読むと「よかった、徴兵制になることはないんだ」と思ってしまいそうですが、実はまだ不安な要素が指摘されています。

それは「経済的徴兵制」と呼ばれるものです。

防衛大学校や防衛医大は、卒業後9年間は自衛隊に勤務する義務がありますが、学費は無料で給料も出ます。

格差が広がり貧しい若者が増えている現代。

こういった経済的な条件のよさにひかれ、「生活のために自衛隊に入る」若者がでてくるのではないか、と指摘する人もいるのです。

すぐに「徴兵制」になることはなさそうだけど…

労働問題の専門家は「自衛隊に入らないと食べていけない、という状況には、すぐにはならない」としています。

でも子供のいるママならば「自分の子供が大人になるころはどうなんだろう?」と考えてしまいますよね。

子供たちの将来に責任をもつ意味でも、さまざまな噂に惑わされずに、安保法案の行く末を注意深く見守り、時には意見を主張していく必要がありそうです。

「徴兵制」 についてもっと詳しく知る

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