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歯医者を嫌がる子供はどうしたらいい?年齢別の対処法や克服方法と体験談まとめ

子供が歯医者を痛がる場合、どのようにしたら良いのでしょうか。大人でも嫌がる人がいるのですから、子供が嫌いでも仕方ないですよね?でも治療が必要な場合はそんな事言ってられません。とは言え無理やり連れて行って泣いて暴れた場合には、なかなか治療ができないのも困ります。どうしたら子供が嫌がらずに歯医者に行ってくれるのか、体験談とともにご紹介します!

PIXTA

歯医者を嫌がる子供…パパやママができることは?

歯医者さんに行くのを嫌がらないようにするには、時間をかけて慣れてもらうことや歯科医との信頼関係を築いていく方法が一番です。

でも、ママやパパが気をつけなくてはいけないこともあります。

出典元:

歯医者=怖いというイメージにしない

歯医者と子供 PIXTA

歯医者さんを子供にとって恐怖の対象として話をしていませんか?

何か子供が良くないことをしたときなどに罰として「歯医者さんに連れて行くよ」と言うなど、子供にとって歯医者=恐怖の場所だと認識させるようなことをしているようでしたらやめましょう。

子供のころに歯医者は怖いところ、と思い込んでしまうと大人になってからもそうした意識が残ってしまうことにつながります。

歯医者はどんなところかちゃんと説明する

歯医者がどのようなところか、なぜ歯医者に行く必要があるのかちゃんと説明しましょう。

もちろん説明しても泣いてしまう可能性はあります。しかし歯医者は決して怖いところでない、本人のために行く必要があるということをしっかり伝えることが、歯医者嫌いを防いだり直したりすることにつながります。

家で歯医者さんごっこなどをしてみるというのも、親しみが持てるようになる方法の1つかもしれません。

歯医者さんで泣いちゃった!どうしたら良いのかな

子供 PIXTA

事前に説明して納得させても、やはり実際治療となると泣いてしまう子供もいることでしょう。さて、歯医者さんに行って子供が泣いちゃったら…どう対処すれば良いのでしょうか。

子供の年齢ごとに対処法を挙げてみました。

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3歳未満の子供の場合

この年齢の子供は泣き止ませることは難しいでしょう。治療中に動くと危険なため、歯科医院によっては全身を拘束されます。それにより余計に泣いてしまう可能性もありますが治療しない訳にはいきません。

2歳ごろの子供でしたら落ち着くようにママなどが声をかけてあげることで、泣かずに治療できるかもしれませんね。

3歳~5歳の子供の場合

ある程度言葉が出来るので、その子の理解力に合わせた言葉で「なぜ歯医者に来ているのか」ということ、治療が必要な理由を説明してあげてください。

また医師からも本人にきちんと説明してもらうようにしましょう。小児専門の歯科医院であれば子供に対する説明にも慣れていると思いますので、そうした歯科医院を選ぶと良いでしょう。

小学生の子供の場合

ママというよりも、子供自身と歯科医師とが信頼関係を築ける時期になります。歯磨きを自分でする子供が増えてくる時期です。そのため、ブラッシングの指導をしてくれる歯科医院もあります。

ママも子供自身も納得でき、信頼できるような歯科医院に通うと良いでしょう。

子供向けのプログラムを設けている歯科医院も

歯医者によっては、子供向けのプログラムを実施しているところがあります。

内容は歯医者デビューのための体験プログラムであったり、予防のためのプログラム作成やフッ素塗布会の実施などを行う会員クラブのようなものであったりさまざまです。

こうした歯科医院でプログラムに参加することで、子供と一緒に歯の健康に対する意識を高めていくのも良いでしょう。

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子供をスムーズに歯医者へと行かせる方法は?体験談紹介

次に先輩ママたちの体験談を紹介します。

どんな風にして歯医者嫌いを克服させたか、こんな方法で泣かずに治療できますなどのさまざまなアドバイスがありますので参考にしてみてください。

歯科医師と信頼関係を築く

2歳3ヶ月辺りから歯医者へ通ってます。機械で削ったりもしましたが、毎回何事もなく終わります。先生がとても優しく丁寧で 息子が慣れるまで口を開く練習をしていました。きっと信頼関係を築いていたんだと思います。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

子供を押さえつけて歯の治療をすることもできます。しかしそれで子供に恐怖心を植え付けてしまったら、その後の治療が大変になってしまう可能性もありますね。

筆者の娘も、小さいときにバスタオルにまかれて無理やり治療されたことがトラウマになってしまったようでした。しかし別の歯医者に行ったところ「虫歯の進行止めなどを縫ったり、定期的に観察したりしながら、まずそのトラウマを取りましょうね」と言ってくれ、まず口を開けて中に歯ブラシなどを入れたりすることから始めてくれました。

確かに治療は大切ですが、小さな子供に対して無理矢理治療する事は絶対にしないほうがいいと身を持って感じました。やはり小さい子供と間でもしっかりとした信頼関係は必要ですね。

やはり信頼関係がものをいう!

歯科治療を受ける子供 PIXTA

押さえつけですが一度だけありました。歯が欠けてしまい、どうしても麻酔をかけて神経の治療をしなくてはいけなくなった時。麻酔をするときに歯科助手さんと私で押さえつけました。けどその時はひどく泣きましたが、麻酔が効くのを待つ時間の間に落ち着き、その後の治療は普通にできました。

そんな嫌な思いをしても、歯医者が嫌だと言った事はありません。なので、最初にしっかり慣れる事をしておくこと、歯科医師との信頼関係ができていると、そうやって嫌な思いをしたとしても後々まで引きずる程にまではならないんだと思います。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

歯医者さんとの間にはやはり信頼関係をしっかり築くことが大切なんですね。その後であれば多少の押さえつけがあっても不安感が長く続く事がないとのこと。

時間はかかるかもしれませんが慣らす時間をきちんととることは必要といえそうです。

実際に歯科医の体験させてみる

歯科っていうだけで機嫌が悪かった娘でしたが、お姉さん・お兄さんの接し方で笑顔で体験できました。 歯科は子どもにとって怖いという場所なので、キッザニアで内容や治療の進め方を教えて頂ける事は大変嬉しいです。 出典: sakurashika-g.jp

ある程度の年齢の子供だったら、キッザニアなどの職業体験施設で実際の歯医者さんの体験をするのも有効な手段です。自分がどんな治療をしてもらうのかを習いたい件することで恐怖心が軽減されるのでしょうか。

こうした職業体験以外でも歯医者さんを身近に感じることが出来ると、恐怖心も克服できるのではないでしょうか。

子供に合った歯医者を選びましょう

歯 PIXTA

大人でも嫌いな人がいる「歯医者」を子供に好きになれというのが難しいのかもしれません。まず両親が歯医者への恐怖心を持たないようにすることが大切かもしれません。

歯医者の選び方については、治療の腕も気になるところですが子供との信頼関係をきちんと築いてくれるようなところを探すと良いのではないでしょうか。

歯医者は人によっては一生お世話になるところでもあります。慣れるまで時間がかかることもありますし、子供によって合う合わないもありますので、何ヶ所回ってみる、ママ友から情報収集するなどの方法で子供に合う歯医者を見つけてください。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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