これって違反?年齢は関係あるの?義務化されたチャイルドシートの着用が子供の命を守ります!

チャイルドシート着用が義務化してから15年が経過しますが、日本の普及率は海外に比べ高いとは言えないのが現状です。また、6歳になったら違反ではなくなるチャイルドシートの着用。果たして6歳になったらシートを卒業しても良いのでしょうか。今一度チャイルドシートの必要性と、未着用の場合の死亡重傷率などの事例もみていきましょう。

義務化後もチャイルドシートを使用していない!?

みなさんもご存知の通り、平成12年4月より、6歳未満の子にチャイルドシートを使用する事が義務化されました。これによって、表面上はチャイルドシートの使用数は増え、事故による幼児の死亡数も減りました。

しかし、義務化後もチャイルドシートを使用していない人が多くいるのも現状なのです。今年の5月に警視庁とJAFが共同で行った調査によれば、義務化後15年以上経過しているにもかかわらず、使用率は6割程度でした。

産院を退院する際もチャイルドシートが必要!

新生児 退院 

チャイルドシートの使用義務は、新生児から6歳までです。つまり、出産して産院から退院する時に、自家用車を使用する場合にはチャイルドシートを使用しなければならないのです。

年齢が上がるにつれ使用率低下!

チャイルドシート

調査によると、1歳児未満ではチャイルドシートの使用率は8割を超えています。それが、1歳〜4歳の間では6割強に下がり、5歳になると、4割を切ってしまっています。

使用義務が6歳未満とされている事もあって、5歳では「もうすぐ6歳」という気の緩みからか、使用率はグンと低下しているのが現状です。

チャイルドシート未使用の死亡重傷率は倍以上!

乗車中に赤ちゃんが泣いてグズったら、抱っこしてあやしてあげたいとチャイルドシートから降ろしてしまう事もあるかもしれません。

また、すぐ近くだから…と最初から使用せずに走ってしまう場合もあるかもしれません。

しかし、チャイルドシートの未使用者は、使用者に比べて死亡重傷率が約2倍以上になってしまうのです。

その判断、間違っているかも?チャイルドシートについての勘違い

「うちはチャイルドシートをつけているから大丈夫!」と安心するのは、まだ早いのです。

チャイルドシートは正しく使わないと意味がない!

実は、車両への取り付けが不十分な状態であったり、座らせ方が正しくなかったりする場合は十分な効果が発揮されません。

正しく使用している時に比べ、死亡重傷率は、なんと約6倍にもなってしまうのです。実際に、子供がチャイルドシートから飛び出し、車外に放り出されてしまう事故も過去に起きているので、使用方法にも注意が必要です。

抱っこじゃダメ?守りきれない!?

赤ちゃん 車

近場ならしっかり抱っこしていれば大丈夫と油断してしまう事も多いかもしれません。しかし、新生児の様にたった3㎏の体重でさえ、50㎞/hでぶつかった時には90㎏もの衝撃がかかる事になります。

これでは腕で支えきれないので、大切な赤ちゃんを守る事は出来ないのです。抱っこでは、大切な子供を守りきれない事がわかりますね。

年齢より身長がポイント!

チャイルドシートが義務付けられているのは6歳未満ですが、本来は年齢より重視するべきなのは身長です。大人用のシートベルトは身長140㎝以上の人を対象に作られています。

つまり、それ以下の身長の場合にはシートベルトが正常に機能しない可能性があるためチャイルドシートなどを使用する必要性が出てくるのです。

チャイルドシートで子供をしっかり守る!

赤ちゃん 車

日本のチャイルドシートへの意識は、義務化15年を経過している現在も、決して高いとは言えないのが現状です。海外ではチャイルドシートを使用しないのは虐待だと見なされてしまう所さえあります。

大切な子供の命を守るためにも、近場でも面倒がらずに、ちゃんとチャイルドシートに座らせてあげてください。

また、せっかくの機能が発揮されなくては意味がないので、正しく取り付けられているか、緩んでいる箇所はないかなど、もう一度確かめてみる事も必要です。

違反ではなくなるから6歳になったら使用しないのではなく、身長が140㎝未満の場合には、ジュニアシートなど、シートベルトが正し機能するように、成長に合わせたチャイルドシートを選びましょう。

事故が起こってから後悔しても遅いという事を、しっかり意識していたいですね。

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