電車のお出かけってかなり大変!?
目的地まで定刻通りに運んでくれる電車。日本の電車って本当に便利ですよね。そんな電車を利用して子供達とお出かけしたいと思うママも少なくないと思います。
でも、子供って我慢がきかないもの。30分以上もかかる長時間の電車移動となるとなかなか厳しいというのが、小さな子供を持つ家庭の共通の思いではないでしょうか。
子供と一緒の電車移動。皆さんはどんな風に思われているのでしょうか?
途中で1回降りてしまった
子供と一緒に電車に乗るときは、周囲に迷惑をかけないかと緊張しますよね。おとなしくしていてほしいときほど泣いてしまうのは、その緊張が伝わるせいなのかも。
1度降りたり車両を変えたりは誰しも経験があることではないでしょうか。対応に困るパパやママは決して少なくありません。
帰省の子連れ電車は地獄・・・
子供が小さい間はできるだけ電車利用はしたくない、と思っても帰省や旅行でどうしてもというときはありますよね。
電車に乗る時間が長くなれば、それだけ子供の退屈度は上がります。ご機嫌でも叫ばれ、不機嫌でも叫ばれ…では、お手上げです。
じっとしてるのが苦手な子は抱っこでも納得してくれないし、本当に大変です。
周囲との駆け引きが難しい
子供が何もしていなくても、周囲に迷惑がかからないようにと気を遣ってしまいがち。こんな経験を持つママも少なくないと思います。
子供を放置するような親は論外ですが、気遣いのできるママなら、周囲の人も気にかけてくれます。そんな駆け引きが難しい…とのご意見ですね。
どこまで甘えて、どこまで遠慮すればいいものか。一人一人の判断基準が違うので、これはなかなか難しい問題ですよね。
電車の中はどう過ごす?子供がぐずってきたときの対処法5選
好きなように過ごせない電車の移動。長い間じっとしているのでは、楽しいはずのお出かけでも窮屈な時間になってしまうかもしれません。
電車で何もせず時間を過ごすのは大人だって苦痛です。退屈な子供達の気を紛らわせ、周囲に迷惑をかけずに済む方法があれば、長時間の移動も楽になるはず。
電車の中でのおすすめの過ごし方を5つご紹介します。
1.おもちゃを持って行く
持っていくおもちゃはお気に入りのものでもいいですが、初めて見せるものがあるとなおいいです。100均でも食玩でもいいのでパッケージを開けさせるところから始めるとだいぶ時間が稼げますよ。 出典: oshiete.goo.ne.jp
おもちゃを持たせるのには慎重な方も少なくないようですが、暴れて騒いで迷惑をかけるよりはおもちゃで気を引くというのも一つの方法です。音の鳴るおもちゃは迷惑になる場合もあるので、音の出ない小さなものがいいですね。
これだと絶対静かになる!というおもちゃがあればいいですが、そうでない場合は初めてのおもちゃが効果的なようです。パッケージを開けるところか始めれば、それだけ時間も稼げるし、何より子供が集中してくれますよね。
もちろんゴミは持ち帰りましょうね。
2.シールブックなど遊べる絵本が便利
うちは、シールブックが重宝しました。
うちの息子は、車好きだったので、枚数の多い車のシールブックと、小さいお絵描き帳を持ち歩いて、お絵描き帳に道路をいろいろ描いてやると、ひたすら貼ってましたね。
動物のシールブックも、お絵描き帳に動物園を描くと、そこに貼るとか、とにかく細かくて、枚数があるのが時間稼ぎになりました。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
子供はシールが大好き。シールブックなら絵の描かれたページにシールを貼って、物語を作るように楽しめます。お絵描き帳などにママが絵を描いてあげれば、更に世界が広がりますね。
シールをめくったり貼ったりは手指を使う訓練にもなります。移動時間を有効活用して子供の発達を促すこともできますね!
他にも絵探しの本など、遊び要素のある本なら時間もかなりつぶせるのではないでしょうか
3.デジカメや携帯を活用する
3歳の娘がいます。
長時間の電車移動の時はデジカメか使ってない携帯を渡しちゃってます。
写真を撮るのが好きみたいなので、自分で好きに撮っては写真を見てます。
あとはビデオカメラ。以前撮った本人が遊んでる様子など見て静かにしてます。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
子供は結構カメラも好き。自分が撮られるのもそうでしょうが、自由に撮らせてもらえるのは一層の魅力があるのではないでしょうか。
古い携帯やデジカメなら少々乱暴に扱われても落ち着いていられます。最近はゲーム機や子供のおもちゃにもカメラ機能のついたものがありますよね。小さい子にはおもちゃのカメラを渡して、写真を撮るまねをさせるだけでも楽しんでくれることもあります。
子供が勝手に撮るだけだといっても他の乗客や車内の様子を辺り構わず撮るのでは迷惑になります。子供の様子に目を配り、写真を撮る場所や対象などには気をつけてあげてくださいね。
4.運転席の景色を見せる
混んでいる電車では迷惑ですが、一番前の車両に乗って、運転席の窓を覗いてみるのはどうでしょう?ずっと伸びる線路や、切り変わる信号、ものすごい勢いですれ違う対向の電車など、座席の窓からの風景とはひと味違う景色が楽しめます。
電車によっては運転席の窓が高い位置の場合もあるので、そんなときはパパの出番もアリですよね。子供を抱っこしてあげながら電車トークを楽しんでみるのもいいのでは?
周囲の人への気遣いを忘れなければ、とても微笑ましい光景になりそうですよ。
5.道具がなくても手遊びで楽しく!
おもちゃや絵本がなくても大丈夫。私は電車の時間を利用して子供達と手遊びをします。子供も小学生になりましたが、今でもいい時間つぶしになっています。
初めてのお子さんだと、手遊びを知らないというママもいらっしゃるかもしれませんが、児童館などで教えてもらえる機会もありますよ。テレビやインターネットなどでもたくさん紹介されています。
我が家でよく取り入れたのは「いっぽんばしこちょこちょ」「グーチョキパーでなにつくろ」などです。座ったままでもできますし、思い立ったら即座にできるのが手遊びの魅力です。
じゃんけんなら手だけで遊べますね。うちの子はじゃんけん○回勝負などでもかなり楽しんでくれました。子供に楽しませるコツはたまに勝ちを混ぜながら上手に負けてあげることです(^^)
普段は忙しくてなかなか相手をしてあげられない場合でも、他の用事が何もできない車中なら子供を観察する絶好のチャンスになります。
テンションが上がって騒ぎすぎるのには注意が必要ですが、お気に入りの手遊びが見つかれば子供も飽きずに過ごしてくれると思いますよ。
電車の中では子供につき合ってあげるのが大事!
子供を退屈させないためには、パパ・ママが相手をしてあげるのが一番。せっかく家事や仕事から解放されているのですから、その分子供に向き合ってあげるのはどうでしょう?
最近は子連れの車内マナーについての話題も多いですが、多くは子供が騒いでいても知らん顔で、あるいはおもちゃやお菓子を与えたまま親が放っておくようなケースに批判が集まっています。
子供が少しくらい騒いでもそれに対して一生懸命対応しているママなら、多くの人が見守ってくれたり手を差し伸べてくれたりしますよ。
電車に乗って出かけることは、子供に公共の場でのマナーを教えるチャンスでもあります。いざというときのために荷物と心の準備を調えて、お子さんとのお出かけを楽しいものにしてくださいね。