子供の名前は一生使うものだから…悩んでしまう
名前は、お子さんが一生使っていくもの。ネットで調べたり本を読んだりしてみても、決めるまでとても悩むし時間もかかります。響きはもちろん、使用する漢字や名前の由来なども意味あるものにしたいですよね。
今回は、先輩ママたちが春生まれのお子さんへ付けた名前と、名前にまつわるエピソードを教えてもらいました。
子供の名前と由来を教えて!
実際に具体的な名前を考える前から、なんとなくイメージしていたものもあるかもしれませんね。もっとたくさんのアイデアを参考にしながら、最高の名前を付けてあげませんか。
ほかのママたちのエピソードを聞きながら、名付けのヒントを見つけてみましょう。
春生まれの男の子に付けた名前
暖かい春の季節に生まれた子へ、どのような名前を付けたのでしょうか。「春」をイメージして考えた、男の子の名前を紹介します。
暖かく笑顔いっぱいに、「暖人(はると)」くん
名前は3つぐらい候補を出して、産まれてから顔を見て決めました。
姓名判断をして画数をよく調べました。
由来は後付けですが、暖人の回りの人がニコニコ暖かく笑顔いっぱいになったらいいなぁと思いつけました。

春の暖かさがイメージできる、まさに春らしい名前ですよね。生まれる前から名前を絞っておくこともあると思いますが、候補の中から実際の赤ちゃんの顔をみて決めるという方法は、慌てずじっくりと決めることのできるアイデアではないでしょうか。
赤ちゃんだけでなく、周りの人もニコニコ暖かい笑顔になれるようにという由来も素敵でした。
新芽のようにスクスクと、「蒼磨(そうま)」くん
・性別 男の子
・2019年2月生まれ
・お名前エピソード
うちは、親戚や友達、友達の子供と被らないようにするため、それらの名前をそれぞれ書き出しました😊
その後、「そうくん」ってあだ名可愛いよねと旦那が言ったので、「そうた」「そうま」「そうご」などの名前を出していき、その中から画数を調べて、「蒼真」か「蒼磨」で迷いました。
あとは生まれて顔を見てから決めようってなり、「蒼磨」になりました😌
『新芽が青々と育つようにスクスク育って欲しい。心や身体を磨き、切磋琢磨して欲しい』っていう願いが込められています☺️

がんばって名前を決めた後で、親戚や知り合いの子供と名前が被ってしまうことは、人気の名前を選ぶと起こることも。あらかじめそういった名前を書き出しておくことは、とても効率的なやり方です。
蒼真くんという名前は「あだ名として呼ばれた場合」から絞っていったようです。実際によく呼びそうな響きで考えるのも大切なポイントですね。新芽が青々と育つように育ってほしいという願い、筆者は爽やかな春らしさを感じました。
植物に関連して、「葉月(はづき)」くん
・男の子👶🏻
・H31.4/23
・性別発覚まで夫婦共になぜか女の子な感じがしていて
♥漢字が簡単
♥誰でも読める
♥和風
♥綺麗な雰囲気
♥春生まれなので植物に関連
という条件を決めて『乙葉』(おとは)と決めていました🍃💓
ですが、男の子だと発覚したので『葉』を残して『葉月』になりました🍃🌙

春は植物が芽吹くこともあり、草木に関連した名前にしたいと思う方もいるようです。女の子の名前を考えておいたけれど男の子だった!というエピソードは、性別を聞かずに出産をした場合起こりうること。
女の子向けに考えた名前から一文字を使い、葉月くんという男の子の名前を考えた方法は性別を聞かずに出産をする方にとって役立つアイデアですね。
春の気持ちの良さを、「尊晴(たかはる)」くん
1年前に義父と祖母が立て続けに亡くなりました。その後すぐに妊娠が分かり、主人と「お義父さんやおばあちゃんからの贈り物かもね」と話しました。
たまたま2人の名前に「たか」という字が入っていた為、子供には「たか」を入れようと決め、春の気持ちの良い季節に生まれるので【春⇒晴】をつけました。
尊⇒思いやりのある
晴⇒明るい子
に育って欲しいと思ってます😊
まだまだ生まれたばかりで、尊晴もママもバパも慣れないことだらけですが、そんな中でも幸せいっぱいです✨
お2人から頂いた命、色んな方から助けられてこの世に生まれてきた命、大切に大切に育てていきたいと思います☺️
生まれてくれてありがとう✨

尊晴くんという名前は「春」から「晴」という漢字をイメージしたのだそうです。明るく晴れたようすは、イメージしやすい上手な取り入れ方ですね。
大好きな家族から一文字を取り、春の漢字を組み合わるという方法はシンプルだけれどたくさんの想いや願いが詰まっている感じがします。春をイメージできる漢字は、考えてみるといろいろとあるのかもしれませんね。
太陽のように包み込めるイメージで、「暖大(ひなた)」くん
まだ性別が分かっていないときから主人と名前を考えていた時に男の子だったらひなたがいいと主人が提案してきてそれからずっとひなちゃんひなちゃんと呼んでいました。
性別が男の子と分かったので読みはひなたにしよう、となっていてあとは漢字を決めるだけだったのですが、
男の子なので総画数が大事かなと思い画数がいいものを探していたら候補にあがっていた漢字だとどうしても画数が良くなくて…
そんな時に主人が仕事中にいきなりラインで暖かいに大きいでひなたにしよう!と提案してきました。
理由を聞いたら暖大の漢字のなかに私の名前の漢字と主人の名前の漢字が隠れているのを見つけたらしくて画数をしらべたらばっちりだったのでもう産まれる前に決めました💗
由来は後付けですが、
主人は太陽のように暖かくみんなを大きく包みこめるような子になってほしいという願いを込めています☀️

素敵な名前を付けようと、パパとママが一緒になって考えたようすが伝わってきます。名前に使った漢字の中に、パパとママの名前に使われている漢字を見つけたのはすごいですね。
好きな呼び名から名前を決めていくというのは、候補を絞り込みやすくなる方法かもしれません。また、男の子にも女の子にも使えそうな呼び名を決めておくと、性別が分かったときに慌てることもなさそうです。
春生まれの女の子に付けた名前は?
春といえば植物、特に女の子の場合「お花」をイメージする方が多くみられました。お花の種類も多いので、候補がたくさん上がってしまいがちのようですね。
かわいらしい女の子の名前を紹介します。
花言葉なども意識して、「菜々(なな)」ちゃん
使いたい漢字も付けたい名前も特になく白紙からのスタート🙃
主人は女の子は全く思い浮かばないとの事で私が苗字を基本に字画の悪くないものをノートいっぱいに書き出し、そこから周りにいる名前ややっぱり違うなーというものを消去していき、最終的に5つに絞って(もっと減らしたかったけど5つが限界だった笑)、産まれてその5つの中から主人に選んでもらいました🌸
菜々と候補を挙げたのは、予定日が春、春のお花、菜の花、花言葉が明朗快活だったので”明るく元気があればそれでいい”と思ったからです😊🌼
漢字はもうストレートに読みやすいやつ!と決めていました👩

名字と合わせた画数で良いものから選んでいくという方法は、音やイメージで決めた後に画数をみてがっかり…ということがないようにするため、最初にやっておくとよいかもしれません。
花にはそれぞれ花言葉があるため、その意味合いも調べてみると良さそう。「菜々」という名前は、菜の花から取ったそう。元気で明るいイメージが伝わってきますね。
桜の文字を使って、「來桜(こはる)」ちゃん
春生まれだったので旦那と「桜」っていう文字を入れたいね。という話をしていました!
どうしようか考えていたら
「こはる」って響きが可愛いなー😌
春の花といえば桜…🤔
など色々考えて
『将来(來)、ずっと桜のようにいろんな人から愛でられる存在であって欲しい』という願いを込めて名付けました!

春の花といえば、「桜」をまずイメージする方もいるのではないでしょうか。最近では、こちらのママのように桜という漢字を春のイメージへ合わせた読み方にするという方も。來桜ちゃんの名前も桜を「はる」と読んでいます。
桜のように、いろいろな人からめでられるようにという願いも素敵ですね。
柚の花が咲く季節だから、「柚那(ゆずな)」ちゃん
「柚那ゆずな」
ゆ な はパパママの名前から1文字ずつとりました。パパママの間に生まれ2人をつなぐ「絆」のような存在なので間に「ず」を入れ「ゆずな」としました。
5月生まれで、柚の花が5~6月に咲き、花言葉は「健康美」「汚れなき心」です。
「那」は「たくさん」「豊かな」「美しい」の意味があります。
✩心身ともに美しく豊かな人生であって欲しいと願いを込めて「柚那ゆずな」としました。
呼び名(響き)と漢字 両方に願い想いを込めました。

こちらの方は、生まれた時期に咲く花から名前に使う漢字を選んだようです。本やネットで花言葉を調べ、悩んだときに参考にしてみるのも良さそうですね。
パパとママから一文字ずつ取り、2人をつなぐという意味合いを込め「絆」という漢字の響きから一文字使ったという方法は、なかなかユニークなアイデアではないでしょうか。
画数と季節を考えて、「智葉(ともよ)」ちゃん
2019年5月9日春うまれ
「て」からはじまる名前で考えていましたが、全然決まらなくて、もう「たちつてと」から離れようと思って2つ候補をあげて顔を見てから決めようと思いました。実際会ってみたら候補のどちらとも違っていて、夫が「とも」と言う名前が空から降ってきたと言って画数や季節の事なども考えて「智葉」になりました。

きちんと決めなくてはと考えれば考えるほど、全然よいものが思いつかずに決まらないということはよくあります。
「智葉」はそんなときに、パパがひらめいた名前のようです。実際に顔を見たら名前が思い付くというのは、実の親だからこそではないでしょうか。すがすがしさやみずみずしさといったイメージが伝わってくる名前だと思いました。
5月生まれだから「芽依(めい)」ちゃん
女の子
芽依(めい)です😊
やっぱりランキング上位な関係で多いですね(笑)
由来というか希望なんですけど、
誕生日(月)を覚えてもらえる可能性が高いのでMayからとりました。
ほとんどの方に5月生まれ?と聞いていただけたので狙いはバッチリです👍(笑)トトロのメイちゃんのように活発で優しい子に育ってほしいなぁ😊
あとは響きと芽って漢字が個人的にツボ💕でつけたいなぁと漠然と思ってました!
成り行きで画数調べたらどれも大吉でもうこれだ!ってなりました。
あだ名をつけるにしても、
変な方向には行きにくいと感じた点、
とにかく呼びやすい点で気に入ってます!
娘も早くから自分の名前認識してくれてて、名前呼んだらはーいって返事してくれるので良かったです!

5月を意味する「May」からとった、「芽依」という名前。周りの人に覚えてもらいやすい呼びやすさ、分かりやすさというのも名付けで大切なポイントなのかもしれません。
使用している漢字も、植物の息吹を感じる「芽」が使われていて春らしいですね。
春生まれは自然の始まりのみずみずしさのイメージが人気
春は暖かい芽吹きの時期なので、力強さや元気なイメージのものが多かったように思います。思いつかないというよりは、付けたい名前が多すぎて候補が絞り込めない…という悩みもあるのかもしれませんね。
画数や使いたい漢字、呼び名などの「重要視するポイント」をあらかじめ決めておくと、候補を絞りやすくなり迷うことも少なくなりそうです。名付けは大変な作業ですが、わが子への初めてのプレゼント。想いのこもった素敵な名前を贈りたいですね。