予防接種「ヒブワクチン」供給遅延により一部病院で在庫切れ。早めの予約をしよう

生後2か月からの定期予防接種に含まれているヒブワクチンが、今一時的に入荷困難となっています。この影響により、ヒブの予防接種が難しくなる可能性が出てきました。これから赤ちゃんの予防接種を始めるという家庭では、どのような対応が必要なのでしょうか?おすすめの対応策をご紹介します。

PIXTA

ヒブワクチンの国内供給が遅延中

2020年1月27日、厚生労働省は、乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(販売名:アクトヒブ)の新たな国内供給に遅れが発生すると発表。今後の供給開始については、2月末頃に改めて状況を確認したうえで決定するとのことで、現段階の国内入荷は未定です。

入荷が困難になった理由は、ワクチンが入った未使用の注射針表面に錆が確認されたこと。なぜ錆がついていたのかという原因について、フランスにある製造元では現在調査中で、また改めて製造開始できる状態になるまでは供給を見合わせる意向を示しています。

日本国内において今時点ではワクチンの在庫はありますが、今後の供給されるタイミングによっては予防接種が難しくなる可能性があります。一部病院では、すでにヒブワクチンが在庫切れとなっているところも出てきているので注意が必要でしょう。

生後2か月に近づいたら早めに予約を取りましょう

赤ちゃん PIXTA

乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(販売名:アクトヒブ)は、生後2か月から始まる定期予防接種の一つでもあるヒブワクチンに使用されている成分です。

日本小児学会によると、ヒブワクチンは赤ちゃんが生後2か月を過ぎたら速やかに接種を開始し、生後6か月までに1回目を終え、5歳までに合計4回行うことを推奨しています。

しかし万一、この期間に接種できなかったとしても大丈夫。生後7~11か月に1回目を受けた場合は合計3回の接種、1歳以降であれば1回のみの接種というように、合計の接種回数は減りますが生後6か月以降でもヒブワクチンの予防接種は受けられます。

赤ちゃんが生後2か月に近づいた段階でお近くの病院に問い合わせておくと安心です。可能であれば予約を済ませておくなど、早めの行動を心がけましょう。

厚生労働省も医療機関に対して、ヒブワクチンが不足した場合は1回目および2回目の接種者を優先するように案内しています。もしお近くの病院で予約できなかったとしても焦らず、隣駅や隣町などでは受け付けている病院があるかもしれません。一度問い合わせてみるとよいでしょう。

受け忘れに注意!1歳代の予防接種、定期と任意に分けてご紹介

関連記事:

受け忘れに注意!1歳代の予防接種、定期と任意に分けてご紹介

乳幼児期に受けなければならない予防接種はたくさんあります。0歳のころはと…

出典元:

おすすめ記事

「ヒブ」「予防接種」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

カテゴリー一覧