哺乳瓶の消毒は電子レンジが便利
抵抗力の弱い赤ちゃんをばい菌から守るために、哺乳瓶の消毒・除菌は欠かせません。でも、忙しい育児の中、授乳の度の哺乳瓶の消毒は、ママにとって意外にも大きな負担になります。
そこでおすすめなのが、「つけおき消毒」と「電子レンジ消毒」です。つけおき消毒は、消毒効果のある薬液の中に哺乳瓶をつけておくだけでできますし、電子レンジ消毒は、専用の容器に水を入れて決まった時間チンするだけで完了。どちらの方法も時間と手間の節約になります。
今回はこれらの消毒方法のうち「電子レンジ消毒」について、つきおき消毒と比較しながら詳しく見ていきたいと思います。
電子レンジ消毒のメリット
では、哺乳瓶を電子レンジで消毒するメリットから見てみましょう。
- 短時間で済むので楽ちん
- 片づける手間が楽
- 薬剤が赤ちゃんの口に入る心配がない
- レンジさえあればどこでもできる
かかる時間の短さと、簡単に片づけができるのは大きな魅力ですね。たいていのお宅にある電子レンジを使うので、わざわざ大がかりな道具を買わなくてよい点もメリットといえます。
また、つけおき消毒では必ず使う薬剤が不要なことも魅力でしょう。つけおき消毒の薬剤のにおいが気になったり、赤ちゃんの口に入ったりすることが心配なママには、水だけで消毒できる電子レンジ消毒が選択肢になります。
電子レンジ消毒のデメリット
- 電子レンジの中でちゃんと消毒できているのか不安
- レンジ消毒のあとすぐには熱くて使えない
- 消毒したあとの哺乳瓶の置き場に困る
ネットの口コミなどを見ると、手間がかからないことの裏返しからか、きちんと消毒できているのか不安という声も。電子レンジを使うため哺乳瓶が熱くなり、消毒した後すぐに使いたい場合には不向きのようです。
また、つけおき消毒は専用ケースの薬液の中につけて保管できますが、電子レンジは哺乳瓶専用ではないので、電子レンジの中にグッズをずっと入れっぱなしということができません。置き場に困るという意見もみられます。
「電子レンジ消毒」おすすめグッズ5選
では、こういったメリット・デメリットを踏まえたうえで、お勧めの「電子レンジ消毒」のグッズをご紹介したいと思います。
コンビ除菌じょ~ずα
赤ちゃんのグッズを多く扱う「コンビ」の商品です。哺乳瓶が3セットまで入り、5分のスチーム除菌で完了。消毒終了後、このケースのまま保管できるので、とっても便利。
デメリットにあげられていた「置き場所に困る」という点もクリアできます。
レック 電子レンジ用消毒器

哺乳瓶1本用のコンパクトな消毒器。なんとたった3分でレンジ消毒が可能です!場所をとらないのが大きなメリット。母乳と混合など、哺乳瓶を時々使う、というママに最適です♪
またミニ蒸し器にもなるので、赤ちゃんへの手づくり蒸しパンを作ったり、残しがちな野菜でも蒸すと食べ易いといわれているように、離乳食サイズのお料理にも活用できますよ。
電子レンジ用 スチーム殺菌容器

哺乳瓶が2本入るタイプ。フタと受け皿というとてもシンプルな形なので、洗う時も簡単です。回転式の電子レンジを使っているママさんにおすすめ。
上記のコンビの商品のような四角い形だと、回転の際に角があたってしまうのですが、これはその心配がありません♪また、哺乳瓶消毒の必要がなくなった頃には、料理の蒸し器として使える優れものです。
ピジョン 電子レンジスチーム&薬液消毒ケース そのまま保管

こちらも①のコンビと同様、哺乳瓶が3本も入り、5分レンジをかけるだけで消毒が可能です。そのまま保管もできちゃいます。
また容器を縦に置くこともでき、状況に合わせて薬液消毒用にも使用できますよ。部品が取り外し可能なのでしっかり洗えて清潔に保てます♪
上手に活用して時間&手間を省略♪
身近な家電で哺乳瓶を消毒できる「電子レンジ消毒」。商品に書かれている時間をきっちり守れば、消毒は確実にできますのでご安心を。私も実際、上でご紹介したコンビのものを使っていましたが、消毒と哺乳瓶をしまうケースが一緒なので、本当にお気軽で便利でした。
電子レンジ消毒はそもそも短時間で済むものですが、その中でも電子レンジにかける時間が短いもの、何本も収納できるものからコンパクトなものまで様々なタイプがあります。商品それぞれの特徴をみて、自分に合ったものを見つけてくださいね。
色々と忙しくて大変な育児の日々。こうした便利なグッズを上手に活用して、頑張っていきましょう♪