1歳の息子を「今まで通り愛せるのか」ほかの子と違う。健診で見えた事実 [ママリ]

1歳の息子を「今まで通り愛せるのか」ほかの子と違う。健診で見えた事実

子どもの成長スピードには個人差があり、同じ年齢や月齢でもまったく同じように成長するわけではありません。それでも、同じ年ごろの子どもが集まる場で、自分の子だけが違う行動をしていたら、親としてはどうしても心配になってしまいますよね。そんな、わが子の成長について悩む母の姿を描いたNEGI@エッセイ漫画(@negiii51)さんの漫画『公園』をダイジェストでご紹介します。

©negiii51

とにかく寝ない息子…ほかの子とは違う？

NEGI@エッセイ漫画さんが長男・たつき君を産んだのは8年前。母子同室の病室にはほかの赤ちゃんもママもいましたが、ほかの子が寝ているときでもとにかく寝ない、置くと起きてしまうたつき君。

抱っこして動いていないと寝てくれないので、NEGIさんは短時間しか眠れませんでした。ですが、赤ちゃんはこんなものだろうと思い、なんとか家事と育児をこなしていました。

しかし、1歳半になったころ、体はすくすく育つものの、呼んでも全然振り向かない、手をつなげない、人に興味を示さないなどの特徴があり、発達に違和感を覚え始めます。

ほかの子とは違う…考えないようにしていたこと

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そして、1歳6か月児健康診査に行ったNEGIさんは、息子と同じくらいの子どもたちがおとなしく親の膝に座り絵本を読んでいる姿にがく然とします。

それに比べてたつき君は、すぐに部屋を飛び出し走り回ってしまい、ほかの親子たちとはまるで違う世界のように感じるNEGIさん。

言葉が遅いことを相談するも、「男の子だしよくあること」と様子を見るだけでよいとされました。しかし、NEGIさんは改めて自分の息子とほかの子の違いを感じ、今まで考えないようにしていた言葉を検索することにしました。

今まで通り息子を愛せるのだろうか

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検索してたどりついた「自閉スペクトラム症」についての説明は、まるでたつき君の説明書のような文章ばかりで、チェック項目はすべてあてはまり、調べれば調べるほど怖くなってしまうNEGIさん。

怖いのは「障害があるかもしれない」ということではなく、「今まで通り息子を愛せるのか」ということ。NEGIさんは、そんなことを考えてしまうなんて最低の母親ではないかと、自分を責めてしまうのでした。

きっとNEGIさんの苦悩に似たことを考えたことがある方もいるはず。事実を知るのが怖いと思う場合もあるかもしれませんが、情報を得ることによって、新たな希望を見いだせることも。

NEGIさんの漫画には当時のご自身の思いが飾らずに描かれています。自閉スペクトラム症のある子どもの育児について知りたい方や、今まさに育児について悩んでいる方におすすめの作品です。