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息子はほかの子と違う…違和感が確信に変わる
NEGI@エッセイ漫画さんの息子・たつきくんは、1歳半になっても呼んでも全然振り向かない、手をつなげない、人に興味を示さないなどの特徴があり、NEGIさんは少しずつ発達に違和感を覚え始めました。
その違和感は1歳6か月児健康診査で確信に変わり、同じ1歳半の子どもたちと息子の違いにがく然。
おとなしく親の膝に座る子どもたちと比べ、部屋を飛び出して走り回り、母親から平気で離れて行ってしまう子はたつきくんだけでした。
そしてNEGIさんはインターネット検索で「自閉スペクトラム症」の項目が、たつきくんに当てはまっていることに気付きます。
スーパーで走り出した息子を見失う
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ある日、たつきくんを公園に連れて行こうと思ったNEGIさん。その前に飲み物を買おうとスーパーによります。
普段、部屋の中でも激しく動き回り、まっすぐの道を見つけると走りたがるたつきくんは、店内に入ったとたん走り出しました。NEGIさんもすぐに後を追いましたが、たつきくんの姿を見失ってしまいました。
バックヤードを探しても見つからず、従業員に「裏から出ていくところを見た」と言われたNEGIさん。道路を確認して事故は起きてないことを知り、いったん自宅に戻ってみますが、そこにもたつきくんの姿はありません。
息子を守るためにもっと障害のことを知りたい
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手分けして探しても見つからず、とうとう警察へ電話をかけたとき、遠くで知らない人が手を振っているのが見えました。NEGIさんが駆けつけると、たつきくんは一人で平気でその場で遊んでいました。
そこは団地の中の路地で、公園へ行く抜け道の一つ。無事見つかったのは運がよかっただけだと、NEGIさんは自分の無力さを感じ泣き崩れてしまいました。たつきくんは見たことのないママの表情と涙が気になる様子。
そしてNEGIさんは、たつきくんを守るためにも、自閉スペクトラム症のことをもっと知りたいと強く感じるのでした。
たつきくんが見つからないときのNEGIさんの不安は、想像するだけで苦しく感じます。たつきくんがどう思ってどう行動するのか、少しでも理解できれば同じようなことがあっても事故は減らせるかもしれません。
このことをきっかけにNEGIさんは、早めに療育を始めることにしたそう。子どもの障害や特性について考えると不安になることもありますが、知ることで一歩を踏み出せることもあると教えてくれるお話でした。