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入園がまさかこんなに高いハードルだなんて。
この作品は鳥野とりこさんの体験を基に描かれたエピソードです。鳥野とりこさんには発達グレーゾーンのねこ太くんという息子がいます。ねこ太はくんは幼稚園の入園時期を迎えました。
3年保育の幼稚園に通わせたい鳥野とりこさん。ねこ太くんは現在、週5で療育に通っています。ねこ太くんにとってよい幼稚園に巡り合えるといいのですが…。
「療育」それだけで、自己肯定感は下がるの?
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鳥野とりこさんは幼稚園のプレに申し込みをしますが、どこも返答はいまいち…。人手が足りず加配がつけられないという事情があることは仕方ないことですが、療育という言葉で返答が変わるのは、発達グレーゾーンの子を持つ親にはつらいことでしょう。
なるべく、その子の個性を伸び伸びと育てていきたいと思う母親と、教育現場の意見の相違がなかなか縮まりませんね。鳥野とりこさんもどこも同じような返答であることに苛立ちと焦りを覚えます。
例え加配がつけかれなくても、少しだけ気を付けてあげたり、できないことではなくできることに目を向ける接し方をしてあげれば自己肯定感が下がるということもないのではないかと思ってしまいます。どこか、断るときの定型文のような気がしてしまいますよね…。
理解者から貴重なアドバイスがありがたい
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幼稚園探しが発砲塞がりで途方にくれる鳥野とりこさん…。発達グレーゾーンの子を持つ親はなぜこんなにもハードルが高く感じてしまうのでしょうか。
療育施設の先生からの言葉で、励まされる鳥野とりこさん。ねこ太くんのころをよく理解してくれている人のアドバイスは本当に救われるでしょう。2年保育という新しい提案もしてもらえた鳥野とりこさん。少しでも多くの選択肢があると気持ちは楽になりますよね。
発達グレーゾーンの子が生きやすい環境で日常を過ごすことは大切ですが、入学前の保育園や幼稚園では療育はまた違う経験を積むことができます。すべての子どもが就学前に分け隔てなく経験できる社会環境になることを願わずにはいられません。