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産後の妻はちょっとピリピリしている。でも、めげない!
下の子が生まれてから、妻からのあたりが強くなったと感じている夫。しかし、妻は産後だから大変なんだと考えめげる様子はありません。
いくたさんの大変さを理解できていると感じているようですが、いくたさんの精神状態は夫の想像以上に厳しいものになっていたようです。
他のパパよりも頑張っている!ママは結構楽できているよね?
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下の子がまだ新生児のころ、夫は上の子を連れて頻繁に自分の実家を訪れていました。いくたさんが赤ちゃんのお世話に集中できることで「妻は楽をできている」と思っていた夫。
実際には、自宅で寝ない・泣きっぱなしの下の子に疲弊するいくたさんの姿があるのですが、夫はその事実には全く気づいていないようです。
1対1の育児がしたいわけじゃない…
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夫婦で頑張りたいと思っていたいくたさんからすれば、夫が「思いやり」と思っていた部分がそう受け取れない部分もあったようです。夫はいくたさんを思ってしたことでしたが、結果として夫に対しネガティブな感情をいだくばかり。
本編ではこのすれ違いを少しずつ解消していく姿が描かれています。夫婦でお互いに好きだと思う部分がある一方、許せない部分や妬ましいと感じてしまう部分もあるなど、1つの感情だけでは説明できない夫婦関係には共感できる部分がたくさん。
夫婦の歩み寄りの仕方はそれぞれですが、お互いの思いを共有し合い、納得できる形を見つけていくことが大切だと気づかされるエッセー作品でした。