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【保育士解説】スーパーの買い物、年子連れでも乗り切るため「家を出る前からやること」

子どもと一緒に行く買い物は、育児の中でママの1日の心と体のエネルギーをかなり奪われるミッションではないでしょうか。1人でゆっくり買い物できたらいいのにと思いつつ、預け先がないときは子連れでいくしかありませんよね。そんなママたちの手助けになれるようなコツを、保育士ママ5人で運営している【いつママ(@itsumama__)の2歳3歳年子男子を持つ、ゆみママ】が紹介します。

買い物 PIXTA

子連れの買い物、対策は「家を出る前から」

なんとか無事に買い物を終える為に、作戦を練って見るものの玉砕!なんて日もあると思います。そんな中でどうやって買い物をしているのかちょっとした工夫を年子ママがお伝えいたします。年子ママだけでなくても使える工夫なので、ぜひご家庭でも取り入れてみてくださいね。

戦略の鍵は「家を出る前」にある

実はお家を出る前からこの戦略は始まっています。そして何よりこのお家を出る前が一番のポイントなのです。では、お家を出る前にどんなことをすればいいのか見てみましょう。

リスト PIXTA

1. 買い物リストを作る

覚えられそうな買い物リストを決めておき子どもたちに伝えておきます。ポイントはあまり多いと覚えられないので、年齢に合わせて覚えられる数で伝えましょう。子どもの好きなものだとより覚えやすいです。

例えば、「今日はにんじんと、ハムと、パンを買うから覚えておいてくれる?ママすぐわすれちゃうんだよね。」と伝えておきます。子どもたちは頼られてることへのうれしさ、役割をもらえたことで買い物への目的ができたことで楽しみに買い物に向かえます。メモを書くところを見せながら伝えると、より具体的でわかりやすいでしょう。できれば横に買うものの簡単なイラストを描いてあげると、より具体的でわかりやすいでしょう。

2. 前回の買い物時に良かった点を伝える

事前に以前の買い物時に良かったところを具体的に伝えてみてください。「この間お買い物してるとき、走らないでお買い物できたね。とっても素敵だったよ」「お買い物してた時に、にんじん見つけてくれてありがとうね。また今日も一緒に見つけてくれるかな」などと、良かった点を伝えることによって、その行動は良いものなんだ、という認識が深まりますよ。

お店に入る前に「やるべきことを共有」

スーパーマーケット amana images

スーパーの中での約束事を伝えておく

買い物をする前に「お店の中にある物は勝手に触らないよ。」と約束をします。

この時のポイントは、お店に入る前に伝えるおいうこと。中に入ってからだと、周りの商品や音、人に気持が向いたりしてママの話が聞けない、聞いていても頭に入らないということが起こります。子どもが落ち着いていて、ママの話をちゃんと聞ける状態の時に話すようにしましょう。

買い物リストの出番

一緒に書いたリストを手渡して、再度確認しましょう。「メモをしっかり持っていてね、頼んだよ」と声をかければ頼りにされていることや、自分のやるべきことは何なのかを理解しやすくまた再認識できるので、おすすめです。簡単に描いたイラストも何を買うのかをすぐに認識できて目印になりますよ。

お店の中でも「役割を与える」

買い物 PIXTA

今日買うもの探し

家を出る前に覚えておいてもらったリストの品物を思い出しながら一緒に探します。あえて忘れたことにして「今日何を買うんだっけ?ママ忘れちゃった。」などと言って時間稼ぎもできます。

覚えておいてもらった品物以外に買うものもあると思うので、それはクイズ形式にしても面白いです。「赤くてつぶつぶがついていて甘い果物も買いたいんだよね〜」と言い、探してもらうのも楽しいですね。役割があると、子どもは気が散りにくいはずです。

ただ、小さい子は長い時間になってしまうと飽きてしまうので、他の商品は子どもが探している間に、他の商品はささっとカゴに入れています。

約束が守れている時にほめるのがポイント

子ども 話す PIXTA

子どもは好奇心、興味を持つ力が優れているので、どうしても約束をしたのに商品に触れるということは、あると思います。ただ、約束が守れなかった時に注意してしまうのではなく、守れている時にしっかりと褒めてあげることが大切です。守れていることを褒めてもらうと、その行動を認めてもらえているうれしさを感じられますし、「これは良い行動なんだ」「これは、この場面ではよくない行動なんだ」ということの理解力や判断力につながります。

子どもと買い物に行くとどっと疲れるという方もいると思います。大変なのは今だけとは言っても、買いたいものも結局買えなかった、お菓子など買うつもりのないものを買うことになってしまった。入口にあるガチャガチャをやることになってしまった…「うちの子は何で何回いってもわかってもらえないんだろう。うちの子が落ち着きがないからなのかな。ほかの子は一緒に買い物できているのに…」と思うこともあると思います。

いえいえ、私も何度も経験済みです。この方法がうまくいくときもあればいかない時もあるというのが現状です。何でもすぐにできるようになるわけでは無くやはり繰り返しの中で理解し、身についていくものです。毎日バタバタの中でもお買い物。本当にお疲れ様です。一緒に乗り切りましょう。

5人の保育士ママで子育てのイロハを発信・いつママ(@itsumama__)のインスタグラム

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