©izumi_suu
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下積み時代の美容師は、友人やカットモデルにお願いして施術の練習をするのですね。しかし、まだプロのスタイリストではないので、無料で技術を提供することもあるようです。
いくら友人だからと言って、何度もやり直したり注文が多すぎると困りますよね。今回のような苦い体験をする度にモヤモヤが募りますが、自分の技術に自信が持てない主人公は「友達」のお願いを全て受け入れていたといいます。
「友達価格」という言葉の落とし穴
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親しい友人や知り合いに何かを頼まれた時、「友達価格」でやってあげようと思ったことはありませんか?今回のお話では、そんな「友達価格」から価値観の違いが生まれ、結果的に友人と疎遠になってしまったというエピソードが描かれています。そして、そんな主人公の気持ちを晴れさせてくれたのは別の友人からの言葉でした。
クリエイターや技術職の人の、目に見えない技術や時間の「価値」。それに対して、対価を払うことは、時間をかけて手に入れた技術に対して敬意を払うことでもあります。主人公は今まで、「友達価格」を強要されることで自信を失っていました。プロとしての意識を持つためにも、自分の技術を安売りしなのは大切なことです。
主人公にとって、親友からの「本当の友達なら、友達の頑張りを応援したい」という言葉は心の呪縛を解くものでした。「友達価格」という言葉から「本当の友達」とは何か、考えさせられるお話です。