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「やっぱり卒乳すべきだった…と後悔しています」わたしの断乳体験記をきいてください

現在、筆者には4歳になる息子がいます。息子はとてもおっぱいが大好きで、離乳食よりもおっぱい、おやつよりもおっぱいとほぼおっぱいで成長していきました。しかし2歳頃になり、家族のからのすすめがきっかけで断乳をすることに…。結果、今でも「卒乳にすべきだったのではないか」と後悔することになりました。今回は、そんな筆者の断乳エピソードを紹介。現在悩んでいる方のヒントになれば幸いです。

PIXTA

わたしの断乳体験談

筆者が断乳を決意したのは、4月生まれの息子が2歳のとき。息子が2歳になったあたりから、パパだけなく親戚からそろそろおっぱいは卒業した方がよいのではないかと言われるようになりました。当時、筆者は断乳ではなく卒乳を希望していました。幼稚園に入園する前までにはやめるだろうと考えていたからです。また、息子はとてもおっぱいが大好きだったため、今はまだかわいそうだという気持ちがありました。

しかし、家族からのプレッシャーがあったうえ支援センターへ行くとすでに卒乳している赤ちゃんが何人かおり、焦りも出てきたため仕方なく断乳を決意。ですが、あまりにもおっぱいが大好きだった息子だったため、おそらく1人では断乳は無理だろうと考え、ゴールデンウィークを利用し、パパや祖母に協力してもらいながら断乳をすることに。

昼間断乳でやったこと

遊ぶ 日本人 PIXTA

ゴールデンウィークの長期休暇中は筆者の実家に帰省し、なるべくパパや祖母と遊んでもらい、おっぱいから離れてもらいました。車を利用すれば大きな公園や博物館が多くある地域だったため、息子は楽しく過ごしてくれました。

また、筆者はどんどん張っていくおっぱいに苦しみ、風呂場で母乳を捨てていました。少し悲しかったのですが、数日たつとおっぱいもだんだん母乳を作らなくなり、1週間程度で張りは落ち着いてきました。

夜間断乳でやったこと

添い寝 PIXTA

夜はいつもおっぱいを飲みながら寝ていた息子でしたが、「5月になったらおっぱいは出なくなってしまう」「おっぱいはけがをしてしまった」とゴールデンウィークの前から教え込みました。また、寝るときは乳首へ絆創膏を貼り、おっぱいが出ないことをアピール。

初めはなかなか寝付けない息子でしたが、日中たくさん遊んでもらっていたせいか、おっぱいを触りながら寝ることができました。触られているとき、とても悲しくなってしまい、つらかったことを覚えています。また、触られると反射的に母乳が作られてしまい、胸が痛くなったこともありました。

断乳時スケジュール

スケジュール PIXTA

断乳する際は、ゴールデンウィーク中の遊ぶ計画をパパとたて、1週間前から「おっぱいばいばいだよ」と息子に伝えていました。その点以外は、特に普段の日常とは変わらず過ごしていました。

すると、息子はゴールデンウィーク中に諦めたかのように、おっぱいに執着することをやめました。うれしいような寂しいような複雑な心境でした。

断乳でここがつらかった

スケジュール PIXTA

断乳しているときにつらかったことは、おっぱいの張りです。張ってしまったら洗面所やお風呂で母乳を出していました。こまめに母乳を出していたおかげか、張りが強くて痛いという日はありましたが大きなトラブルはありませんでした。次第に母乳も出なくなりました。

しかし、おっぱいを欲しがられたときはとても悲しい思いでいっぱいでした。お願いされたときは、なるべくパパや祖母に話題をそらしてもらい、協力してもらいましたが、とても寂しい気持ちに。

これをやってよかった

よい PIXTA

やはり、ゴールデンウィークなどの長期休暇を利用し、家族の協力を得られたことがとてもよかったです。2歳にもなると公園で遊ぶこと、おもちゃで遊ぶこと、電車に乗れることなどさまざまなことに興味を持ってくれる時期だったため、息子もゴールデンウィークはたくさん遊ぶことができ、楽しかったようです。

また、寝るときにばんそうこうを貼ったことは効果がありました。ばんそうこうが貼られたおっぱいを見て、息子は「おっぱいがけがをした!」と驚き、かわいそうとなでてくれました。そして飲むことをあきらめ、眠ってくれたのです。一度、片方のおっぱいを息子に噛まれてしまい出血し、飲めない経験をしたことがあったせいか、すんなりと理解してくれました。

人の意見に悩まないで。ママの判断で卒乳、断乳の計画を立ててみて

悩む PIXTA

筆者の断乳は家族の協力もあり、かつ息子もある程度理解をしてくれる年齢だったため、スムーズに断乳することができたのではないかと思います。しかし正直、筆者自身は断乳をしたことに後悔。断乳後、息子はおっぱいを飲むことをやめましたがとても甘えるようになり、おっぱいによく触っていたずらをするようになったからです。もしかしたら、まだ必要だったのではないかと悩んでしまいました。

また、自身もとても悲しく感じ、精神的に不安定でした。それは自分で決めたわけではなく、周りのプレッシャーに負け、仕方なくやったからかもしれません。ですから、これから断乳をすると決めた方で、もし周りのプレッシャーが嫌というだけの理由の場合はもう少し考えてみてもよいかもしれません。

もちろん、保育園に通うなどの理由があり、断乳することは問題ありません。ですが、ママ自身が決めたことではないのであればもう少しゆっくりでも大丈夫かと思います。焦らず、ママと赤ちゃんのペースで卒乳を目指してもよいのではないでしょうか。

現在息子は4歳になり、問題なく成長し幼稚園へ元気に通っています。ぜひママが納得したうえで、断乳や卒乳に挑戦してみてくださいね。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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